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スキンケアの基本的なやり方を正しく知ろう!美肌へ導くお悩み別のテクニックとは?
毎日行うスキンケアですが、基本的なやり方や順番を正しく理解できていますか?化粧品本来の力を最大限発揮させるためにも、基本の順番や正しいやり方を意識することが大切です。スキンケア化粧品の使い方や役割をきちんと理解すると、効率的に美肌を目指せるでしょう。
今回はスキンケアのやり方や基本の順番、注意点や肌悩み別のスキンケアのやり方まで紹介するので最後までチェックしてくださいね。
フェイスマスクは規定の放置時間を守って使用する
フェイスマスクのやり方は、各アイテムの使用方法や使用時間をきちんと守るのが大切です。推奨されている放置時間より長い間肌の上にのせておくと、フェイスマスクの水分が蒸発して逆に肌の乾燥を招くこともあるので、メーカーが推奨しているただしいやり方や適度な放置時間を守りましょう。
化粧水→マスク→乳液が一般的な順番で、適切なやり方で使えば肌悩みに効果的にアプローチできますよ。
肌悩みに合わせたスキンケアのやり方で美肌を手に入れる
乾燥が気になるときはとにかく保湿に力を入れる
乾燥が1番の肌悩みである場合、摩擦は肌の乾燥を引き起こす原因にもなるためスキンケアはよりやさしく丁寧にすることを心がけてください。スキンケアアイテム全体を保湿力の高いタイプでそろえるほか、クレンジングや洗顔料も洗浄力が弱めのものにして肌の油分を取りすぎないよう意識しましょう。
また、日中もミスト化粧水などを使ってこまめに水分を補給してあげるのがおすすめです。
皮脂の分泌が気になるときはさっぱり系のアイテムでケアを
過剰な皮脂の分泌が気になる場合は丁寧な洗顔と引き締め効果のある化粧品を使い、皮脂を抑えるやり方でスキンケアをしましょう。収れんタイプの化粧水は、サッパリとした使用感で皮脂分泌の抑制が期待できるためおすすめ。
皮脂を取りすぎると肌の保水力を損なう原因にもなるため、水分と油分をバランスよく補い保湿をおろそかにしないよう注意しましょう。
毛穴悩みがあるときほど過剰なケアは控えて
毛穴が目立つ悩みがあると汚れを取り除くケアばかりに注目しがちですが、スキンケアのやり方は基本の順番を守り丁寧に行うことが大切です。必要以上に擦ったり触ったりしないことも注意点のひとつで、朝晩2回の丁寧な洗顔としっかりした保湿が1番のケアになります。
爪を立てたり道具を使ったりして毛穴汚れを無理やり押し出すのは、肌にダメージを与えるのでやってはいけません。
シミが気になるなら美白ケアと紫外線対策をキッチリと
シミが気になるという肌悩みは、摩擦レスなスキンケアがとくに大切。肌への刺激はシミの原因になるといわれているので、肌を必要以上に擦っていないか、スキンケアのやり方を今一度見直しましょう。
美白タイプのアイテムを使うのもおすすめですが、注意点として美白とは今あるシミを消すことではありません。日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ役割になるため、あくまでも予防として取り入れましょう。
大人のニキビは攻めるよりも守りのスキンケアを意識する
肌悩みとして大人ニキビがある場合は、保湿をしっかりと行い肌のバリア機能を整える守りのスキンケアがおすすめ。20代後半〜30代にかけてできる大人ニキビは、思春期の頃にできるニキビとは原因が違うといわれています。
そのため一般のニキビ用洗顔料などでは脱脂力が強すぎて、かえって肌を傷めてしまう可能性も。スキンケアのやり方も、いつも以上にやさしく刺激の少ないケアを心がけてください。
毎日行うスキンケアだからこそやり方の注意点をチェック
注意点(1)クレンジングや洗顔時に肌をこすらない
摩擦はシミをはじめあらゆる肌不調や肌悩みを引き起こすため、スキンケアを行うときには肌をこすらないよう意識しましょう。肌が動いたら力の入れすぎといわれることが多いため、肌が動かないぐらいのやさしい力で行うのがポイント。
また日焼け止めや化粧下地などを塗る際も肌をこすりがちなので、ゴシゴシ塗るのではなく指全体を使ってペタペタと肌にのせていくやり方でやさしく塗ってくださいね。
注意点(2)熱すぎるお湯で洗い流すのは控えて
クレンジングや洗顔料を洗い流す際の適温は、38度以下のぬるま湯がよいといわれています。少し冷たいかな?と感じるぐらいの温度が最適で、40度以上など熱すぎるお湯は肌に負担がかかるためよくありません。
また、シャワーのお湯を直接肌に当てるやり方も肌には適さないとされているため気をつけましょう。
注意点(3)スキンケア用品はたっぷり使う
クレンジングから最後のクリームまでスキンケアアイテムはたくさん使いますが、すべてにおいて推奨されている使用量をしっかり守るのが大切です。
高価な化粧品はたくさん使うともったいなく感じ少量ずつ使ってしまうこともあるかもしれませんが、それでは化粧品本来の力が発揮されないことも。使用量が少ないと摩擦の原因にもなるので、目安となっている量より少し多いくらいの量を使うのがおすすめです。
注意点(4)化粧水や乳液はたたきこまずにやさしくなじませて
化粧水を塗る際のパッティングも注意点のひとつで、パンパンと肌を叩くようにして化粧水を入れ込むやり方は肌によくないといわれています。叩き込まなくても化粧水や乳液は浸透※するとされているので、やさしくなじませればOKです。季節の変わり目や体調が悪いときなど肌がデリケートな状態に傾くときは、とくに力加減を意識して丁寧に肌になじませましょう。
※角質層まで