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朝起きたら目がパンパンに…!目元のむくみを解消して目力UP目指すマッサージなどを伝授
朝から目がパンパンにむくんで腫れぼったくなっていると、気分が上がらずげんなりしてしまいますよね。目のむくみの原因は、普段の生活で何気なくやっている行動が関係しています。
今回は、悩ましい目のむくみを引き起こす理由とその解消方法を徹底解説。ツボ押しやマッサージといった簡単で手軽にチャレンジできるケア方法から、日頃心がけたい行動のポイントまで詳しくご紹介します。
「眼輪筋」を鍛えるストレッチ
目の酷使や疲れなどで起こる目の周りの筋肉「眼輪筋」の緊張は、むくみの原因である血行不良へとつながります。眼輪筋を意識的に動かして鍛える、ストレッチを取り入れてみましょう。
- (1)眉の下に人差し指・中指・薬指を揃えてセットする
- (2)3本指で眉の下を押さえたまま、まぶたの開閉を10~20回ほど繰り返す
眉や額も一緒に動いてしまう場合は、もう片方の手で額を押さえながら行う方法がおすすめです。
目のむくみを解消するツボ押しやマッサージ方法の注意点
ツボ押しやマッサージでは摩擦に注意!
ツボ押しやマッサージをする際は、目の周りの皮膚をこすったり爪を立てたりしないよう注意する必要があります。目元の皮膚は非常に薄く繊細です。摩擦や引っかきは皮膚に負担がかかり、目元のシワなどむくみ以外の悩みを作る原因につながります。
ツボ押しやマッサージは肌をこするのではなく、奥にある骨を押すイメージで行いましょう。マッサージクリームやオイルなどを肌に塗って、すべりをよくしてから行うことも大切です。
力加減は「心地よい」を意識して
ツボ押しやマッサージは力を入れすぎず、「心地よさ」を感じる程度の力加減で行いましょう。肌を強く押したりさすったりすると、目元の皮膚や身体に負担をかけてしまいます。
強い力をかけるほどむくみを改善できるわけではありません。血行や水分の滞りを改善するどころか、摩擦によってむくみの悪化やシワにつながる可能性もあるので注意が必要です。
むくみが強い場合などは別の理由も視野に
ツボ押しやマッサージをしても目元がスッキリしなかったり、むくみの程度が強かったりする場合は、血行や水分の滞りが理由のむくみではないかもしれません。病気が原因となっている可能性も考えられます。
- ・朝だけでなく1日中目のむくみが続く
- ・目以外の部分もむくむ
- ・息苦しさなどむくみ以外の違和感がある
もしもこのようなケースに心あたりがある方は、ツボ押しやマッサージなどを控えて、医療機関に相談してくださいね。
目のむくみを解消する方法【スキンケアや生活習慣】
日頃から目のむくみをケアしたい人におすすめの方法6つ
目がむくみにくい身体を作るためには、スキンケアや生活習慣といった毎日の積み重ねが大切です。ツボ押しやマッサージなどのケアとあわせて、次のような行動を意識して取り入れましょう。
- ・目元をこすらない
- ・保湿を入念に行う
- ・適度な運動を心がける
- ・寝る姿勢に注意
- ・食生活を整える
- ・ほどよく水分を摂る
それぞれの注意ポイントについて解説します。
クレンジングや洗顔で目元をこすらない
長い目で見て目のむくみを改善するためには、目元への摩擦や刺激は禁物です。クレンジングや洗顔をする際は、必要以上に力を入れずやさしく洗うよう心がけましょう。とくに、濃いめのアイメイクが好きな方やゴシゴシ強くこすって洗顔をしてしまう方は、注意が必要です。
クレンジングは自分のメイクに合わせたものを選び、指先で軽く触れる程度のソフトな力加減で行います。洗顔も、肌と指の間に泡をクッションのように挟み、泡でなでるイメージで洗ってください。
スキンケアに「アイクリーム」を取り入れる
目のむくみが気になる方には、アイクリームを使ったスキンケア方法がおすすめです。アイクリームは目の周りの保湿に特化したアイテムなので、皮膚が薄く繊細な目元を入念にお手入れできますよ。
アイテムの種類によっては、肌を引き締める成分や美容成分が配合されているものも見られます。むくみを直接的に取り除くわけではありませんが、むくみの理由のひとつ「摩擦」による肌のハリ不足でお悩みの方にもうってつけです。
適度な運動をして身体全体の血行を促す
目のむくみ解消には目元の血行を促すことが大切ですが、これは身体全体にも共通しています。身体の血行が滞って水分や老廃物の流れが悪くなると、冷えを招いて身体のさまざまな部分のむくみにつながるのです。
とくにデスクワークで座りっぱなしが多い方や、日頃運動をしていない方は注意しましょう。仕事の合間にストレッチをしたり、散歩やランニング、スクワットをしたりなど、無理なく続けられる軽い運動を取り入れてみてください。
仰向け姿勢で寝ることを意識
寝るときの姿勢も、目のむくみを解消するために気をつけておきたいポイントです。寝ている間は重力のままに体内の水分が下がるため、下側になる部分に水分が溜まります。
これが理由で、うつぶせ姿勢で寝る方や枕を使わない方などは目や顔がむくみやすくなってしまうのです。朝起きてげんなりしないために、なるべく「仰向け姿勢」で寝ることや枕を使うことを意識してください。
塩分やアルコールを摂りすぎない食事を
目のむくみで悩まないためには、塩分とアルコールの摂りすぎを控えることも大事です。塩分を摂りすぎると体内の塩分濃度が高くなり、これを薄めようと身体が水分を溜めこんでしまいます。アルコールの過剰摂取も血液中のアルコール濃度を上げる原因になり、血管を膨張させてむくみを引き起こすので注意が必要です。
濃い味つけの食事やコンビニのお弁当が中心である方、毎晩たくさんお酒を飲む方などは、薄味を心がけたり休肝日を作ったりなど工夫してみてくださいね。
常温の水を意識的に飲む
むくみの主な原因は水分が溜まることですが、水分補給をまったくしないのはかえって逆効果です。適度に水を飲むことで体内の水分や老廃物の滞りを改善して、むくみにくい状態に整えられます。次の3つを意識して水分補給をしましょう。
- ・起床後や入浴前後など1日8~9回ほど、こまめにゆっくり飲む
- ・1回に飲む量はコップ1杯程度
- ・消化を妨げるため、食後2~3時間は水分を控える
なお、冷たい水は冷えの原因になるので、身体に負担をかけにくい常温の水や白湯を飲むようにしてください。
目のむくみを解消して、ぱっちりメリハリのある目元へ
今回は、目のむくみを引き起こす原因とむくみの改善方法についてご紹介しました。せっかくメイクやおしゃれをするなら、ぱっちりした目元で思う存分楽しみたいものです。
朝目のむくみが目立っても、マッサージなどのケアをコツコツ継続すれば、すっきりした目元に整えられます。ご紹介したむくみの解消方法をマスターして、メリハリのある目元を手に入れましょう。