出典:adobestock
いちご鼻に悩む人必見!小鼻の毛穴が黒ずむ原因から正しいケア方法・対策までガイド!
小鼻の周りに現れるポツポツ黒ずみを総称する「いちご鼻」は、見た目にも気になるものです。ケアを入念に行うことで、毛穴の黒ずみを防げます。また、原因がわかれば日常生活でも気を付けられるようになるでしょう。
この記事では、小鼻の毛穴に関して、黒ずみの原因やケア方法をまとめました。メイクでも隠し切れない小鼻周りの悩みを持っている人は、ぜひ参考にしてください。
小鼻周りの毛穴の黒ずみが気になる!
毛穴の黒ずみとはどんな状態?
毛穴の黒ずみとは、毛穴がそれぞれにわかるほど黒いポツポツができている状態にあります。場合によっては、黒いポツポツが毛穴を押し広げている状況にもあるため、悪目立ちしてしまうこともしばしばです。
小鼻周りは皮膚が薄いため、毛穴の周りも黒ずんで見えてしまうことも否めません。見た目は「毛穴に何かが刺さっている」というような感覚なので、無意識に指先などでいじってしまうことも見られます。
触ってみると一目瞭然
小鼻周りの黒ずみを触ってみると、感覚的にザラザラとしています。黒ずみ(角栓)が固まっていることも多く、指先の感覚にザラつきを感じるのです。
ザラザラとした黒ずみを触っていると、角栓が抜け落ちることもあります。そのため、さらに触ってみたくなる気持ちが生まれることもあるでしょう。しかしこのザラザラを指先でこそげ落とすことは、得策ではありません。
イチゴ鼻とはこんな状態をいいます!
果物のいちごを想像してみましょう。いちごの可食部である「花托(かたく)」と、その表面についている「痩果(そうか:種子を包んでいる部分)」を見比べてください。
まさしく、毛穴の黒ずみのように重ね合わせられるでしょう。鼻といちごは形も似ているため、これを踏まえて「いちご鼻」と呼ばれています。いちごにとっては不名誉な呼ばれ方ですが、私たちのケア次第でこの状態からの改善は可能です。
角栓にも役目があるって本当?
毛穴の黒ずみの原因とされる角栓は、「いちご鼻」やザラザラの原因となるため嫌われる存在です。しかし、角栓は毛穴から雑菌などが侵入することを防ぐ役割を持っています。
完全に角栓を取り除くと、新たな皮膚感染症などを引き起こす可能性があることも覚えておきましょう。またこの理由から、指などで角栓を押し出すことは避けるべきといわれているのです。
毛穴の黒ずみは男女問わず起こります
毛穴の黒ずみができることに、男女差はありません。皮脂の分泌は男性ホルモンの影響で起こりやすい現象ですが、小鼻回りの気になる黒ずみ自体は性別の違いではなく生活習慣によるものと考えられています。
このため、いちご鼻の悩みは男女共通のものとなるでしょう。もちろんいちご鼻を綺麗にするケアの方法も、男女共通です。身の周りに悩んでいる人がいれば、ケアについてアドバイスをするのもよいですね。
小鼻周りの毛穴の黒ずみ、その原因は?
皮脂の酸化
一番の原因は、「分泌された皮脂の酸化」です。皮脂は空気に触れると酸化し、黒く変色します。この酸化した毛穴の詰まりが、小鼻の皮膚を黒く見せている原因です。
皮脂の分泌は乾燥や外部刺激から肌を守る役割があるため、完全に避けられません。むしろ適度な分泌のコントロールをしなければ、肌調子が悪くなります。
しかし、毎日の簡単なケアによって、小鼻の毛穴に皮脂を詰まらせないための対策を講じることは可能です。
タンパク質の皮脂腺詰まり
角栓は皮脂だけではなく、毛穴に残った角質もその要因となります。とくに、角質は毛穴の詰まりの原因です。
角質の成分はタンパク質でもあるので、皮脂と混ざり合うことや体温で固まっていきます。この角栓が毛穴を押し広げてしまい、いちご鼻の原因となるのです。
皮脂腺が詰まっても皮脂の分泌は続きますので、ニキビなどを含む肌の炎症ができてしまう要因にもなります。
新陳代謝の滞り
角質が皮脂腺の詰まりを引き起こすと記しました。この場合の角質は、取り残された角質であるととらえてください。
肌には周期があり、約28日で新しい皮膚が表面に押し出されていきます。古くなった角質は、自然に剥がれ落ちるのが定石です。
しかし、肌の乾燥などが原因で肌の新陳代謝が滞ってしまうと、毛穴の中に詰まりやすくなる特徴があります。これが、タンパク質の皮脂腺詰まりにつながるともいえるでしょう。
メラニン色素の沈着
小鼻周りの毛穴の黒ずみは、美容面の意識が高い人ならどうにかして改善したいと思うことでしょう。そのため、過剰なまでのお手入れを毎日続けてしまう人も見られます。
お手入れでの肌の摩擦が刺激を生み、肌の防御反応として発生するメラニン色素も黒ずみの要因です。また、紫外線の影響でメラニン色素が発生することも。
メラニン色素も時間の経過とともに肌を黒ずんで見せてしまうので、注意しましょう。