Beauty Topics

クレンジングは「乳化」が大事!そのやり方や乳化のメリットを大解剖!

出典:adobestock

クレンジングは「乳化」が大事!そのやり方や乳化のメリットを大解剖!

毎日メイク落としに使っているクレンジングは、「乳化」をさせるとメリットがたくさん。「そもそも乳化とは?」「クレンジングを乳化させたことがない」「毛穴ケアをしたい!」という大人女子は必見です。
お手入れは日々の積み重ねなので、乳化を知っているか知らないかで将来の美肌に大きく差がつく可能性も。乳化のやり方やそのメリット、クレンジングのタイプ別の特徴なども大解剖します。

カテゴリ | スキンケア
How to クレンジング
INDEX

クレンジングの乳化は必要?不要?乳化のメリットと効果を解説

クレンジングの乳化とは?水分と油分が混ざって白濁する現象

クレンジングの乳化とは?水分と油分が混ざって白濁する現象 出典:adobestock

乳化とは、本来なじむことのない水分と油分が混ざり合って白濁する現象です。たとえば、サラダのドレッシングでも水と油が2層にわかれているタイプがあります。2層式ドレッシングをふると、水と油が混ざり合ってにごりますよね。それが乳化のイメージです。

クレンジングにはオイル・ジェル・ミルクなどさまざまなタイプがありますが、メイクなど油性の汚れを落とすため「油分が含まれる」設計になっています。洗い流しで使うぬるま湯の水分と、クレンジングの油分が混ざり合って白濁するのが「乳化」です。

クレンジングを乳化させるメリットと期待できる効果とは

【クレンジングの乳化メリット1】メイクの汚れ落ちがよくなる

【クレンジングの乳化メリット1】メイクの汚れ落ちがよくなる 出典:adobestock

本来メイク汚れや皮脂などの油性の汚れは、すすぎの水分と混ざりにくい性質です。クレンジングを乳化させないと、汚れがキレイに落ちきらない可能性があります。とくに皮脂が出やすいタイプの方や、しっかりとメイクをしている日は乳化を取り入れてみてください。

クレンジングの乳化は、メイクや皮脂などの落ちにくい油性の汚れを肌表面に浮き上がらせる効果が高いです。乳化のひと手間で、汚れがすっきり落ちやすく清潔な肌になりますよ。

【クレンジングの乳化メリット2】実は時短になる

【クレンジングの乳化メリット2】実は時短になる 出典:adobestock

クレンジングを乳化させる時間がない、やり方がわからない、面倒くさいと感じる方もいるかもしれません。でも実は、クレンジングは乳化させた方が時間短縮にもなるのです。クレンジングを乳化させて汚れを浮き上がらせると、短時間ですすぎをしてもすっきり汚れが落ちるメリットがあります。

クレンジング後のぬめりが気になる方も、ぜひ乳化をしてみてください。クレンジングの段階で汚れがすっきり落ちていると、そのあとの洗顔のケア効果も高まります。

【クレンジングの乳化メリット3】肌への負担が減る

【クレンジングの乳化メリット3】肌への負担が減る 出典:adobestock

毎日のお手入れのなかでも肌にダメージを与えやすいのが、クレンジング・洗顔などの“落とす”ケアです。クレンジング・洗顔で間違ったやり方をしたり、時間をかけすぎたりすると肌に負担がかかります。

クレンジングを乳化させると汚れ落ちがよくなるので、肌をゴシゴシ摩擦する必要がなくなります。また乳化させるとクレンジングの時間を短縮できるので、肌への負担を減らす効果も期待できるのです。

ジェル・ミルク・クリームタイプのクレンジングの乳化は不要?

ジェル・ミルク・クリームタイプのクレンジングの乳化は不要? 出典:adobestock

油分の多いオイルタイプ以外は、基本的には乳化不要です。ジェル・ミルク・クリームタイプはもともと乳化された状態になっているため、乳化をさせずに洗い流しても十分に汚れが落ちます。

ただし、乳化にはクレンジングの効果をアップさせるメリットがたくさん。とくにクレンジングのぬめりが気になる方、肌がデリケートな方は乳化不要のジェル・ミルク・クリームタイプのクレンジングでも、正しいやり方で乳化のステップを加えるとよいでしょう。

簡単!クレンジングの乳化方法【乳化のやり方とポイントとは】

クレンジングの乳化方法は5つのstepがあります。

(1)石けんで手を洗い清潔な状態にする
(2)手や顔の水分を清潔なタオルでオフする
(3)クレンジングを適量とり顔全体になじませる
(4)水を2・3滴ほど手に取り乳化させる
(5)ぬるま湯を手に取り、顔全体をやさしくすすぐ

まずはこちらのステップを試してみて、いつものスキンケアルーティーンに取り入れてみましょう。

(1)石けんで手を洗い清潔な状態にする

(1)石けんで手を洗い清潔な状態にする 出典:adobestock

手は日中さまざまな場所に触れるので、一見キレイでも汚れや雑菌がたくさんついている可能性があります。手が汚れていたり、過剰に皮脂が分泌していたりする状態だとクレンジングの洗浄力がうまく発揮されません。

クレンジングの正しいやり方の第一歩は、手を石けんでしっかり洗って清潔な状態にすること。不要な手の汚れを顔に移さないためにも、大切なステップですよ。

(2)手や顔の水分を清潔なタオルでオフする

(2)手や顔の水分を清潔なタオルでオフする 出典:adobestock

手や顔に水分が残っていると、クレンジングを汚れとなじませる前に乳化が始まってしまいます。手を石けんで洗ったあとは、清潔なタオルで水分をオフしましょう。もし顔に汗をかいているときは、汗をタオルで拭いてからクレンジングをのせてください。

最近はお風呂のなかでも使えるクレンジングもあるので、多少の水分なら大丈夫な場合も。ただし汚れ落ちや乳化のケア効果を考えると、やはり手や顔に水分はないほうが肌へのメリットは多いでしょう。

(3)クレンジングを適量とり顔全体になじませる

(3)クレンジングを適量とり顔全体になじませる 出典:adobestock

クレンジングは使用量も大切なポイントです。量が多すぎると乳化しにくくなりますし、少なすぎるとメイクなどの汚れが落とせません。アイテムごとに適切な使用量が明記されているので、そちらをチェックしてから使うようにしましょう。

クレンジングのやり方は顔全体になじませたあと、やさしいタッチで肌表面をクルクルと軽擦します。メイクや毛穴の汚れが浮き上がってくると、クレンジングがふわっと軽い感触に(反転)。メイクや毛穴の汚れが浮き上がったあとは、軽擦不要です。クレンジングに時間をかけすぎないようにしましょう。

(4)水を2・3滴ほど手に取り乳化させる

(4)水を2・3滴ほど手に取り乳化させる 出典:adobestock

メイク汚れや皮脂などがしっかりクレンジングとなじんだら、水を2・3滴ほど手に取りましょう。乳化のポイントになるのが“水の量”です。水が多すぎすると、逆に乳化させにくくなるので少量でOK。

手に取った水を顔につけると、クレンジングが白くにごります。これが乳化の成功サインです。乳化を確認したあとはほかの部分にもやさしく水分を広げ、顔全体を乳化させましょう。

この記事を書いた人

RAXY Style 編集部

RAXY Style編集部がセレクトした旬のコスメやメイクのHow to情報をお届けします。いつもより輝けるキレイのヒントをお届けしていきます★

ライター記事一覧

記事一覧へ戻る