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パサパサ問題を解決!マスカラを簡単に復活させるお助け方法&固まる原因とは?
毎日のメイクの必需品であるマスカラ。使い続けるとだんだん固まり、パサパサになってくる問題が発生しますよね。
この記事では、なぜマスカラが固まったのか原因を探り、再び使用できるように復活させる方法をご紹介します。難しいテクニックいらずで家にあるもので簡単に復活させられる方法なので、固まってしまったマスカラに困っていた方は必見です!
復活方法5:植物性オイルを混ぜる
オリーブオイル、ホホバオイルなどの植物性のオイルを混ぜて、復活させるというテクニックもあります。オイルを少しずつ入れて油分を補充し、固まった液体を緩めてなめらかな液体に戻しましょう。
食用のオイルでも問題ありませんが、においが気になるという方は美容オイルなどがおすすめです。入れすぎるとドロっとするため、スポイトで量を調節するのが難しい場合は、ブラシにオイルを少し取って容器に戻してかき混ぜる方法がおすすめです。
使用期限が切れたマスカラの注意点・トラブルって?
使用期限が切れているものは復活させない!
これまで、固まったマスカラを復活させる方法を紹介してきました。しかし、使用期限を過ぎたことが原因で固まったものに関しては、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があるため注意が必要です。
使用期限を過ぎたものは紹介した復活方法で使い続けず、新しいマスカラに買い替えましょう。どのような状態が使用期限を過ぎたマスカラなのか、注目ポイントをまとめました。
また、使用期限が過ぎたものを使うとどのようなトラブルがあるのかもご紹介します。
ポイント1:においの変化
マスカラのにおいが通常より強く刺激臭に変わってきたものは、使用期限が切れている兆候として注意が必要。
マスカラは中身が見えにくいため見た目の変化はわかりにくいですが、刺激臭がしてきた場合は液体もドロッとしていて、質が低下しています。においが気になった場合は、使用期限が切れたものとして使用を避けましょう。
また、未開封であっても、購入してから3年以上経っているマスカラも使用期限が切れていることがほとんどです。
ポイント2:液体の分離
マスカラの成分には、油分と水分が多く含まれています。それらの成分が含まれたマスカラの液体が分離してきた場合も、使用期限が切れているので注意しましょう。
使用している内に空気に触れて水分が蒸発したり酸化したりしていき、このような状態になります。液体の質が落ちて使い心地が悪く、滲みやすくなったりダマになったり繊維がうまくつかなくなったりするので、復活はさせずに使用を避けてください。
ポイント3:マスカラの量が減っている
3ヶ月ほどで消費できるような容量で製造されているマスカラ。量が減ってまつげにつきにくくなった場合はすでに使い切っているので、新しいアイテムに買い替えましょう。
量が少ないマスカラを化粧水などで薄めて復活させたとしても、残り少ない液そのものが薄まるだけでマスカラの効果は期待できません。マスカラの量が減ってつきにくくなった場合は復活させずに処分し、新しいものに買い替えましょう。
目のトラブル
使用期限が切れたマスカラを無理に使い続けると、目のトラブルを引き起こすことがあります。一度開封した化粧品は、どんなアイテムも空気や顔に触れることによって雑菌が増えるもの。使用期限が切れているものは、雑菌が繁殖して人にとっては有害になりえるため、使用を避けましょう。
マスカラは目に入りやすく、周りの皮膚にもつきやすいアイテムですよね。古くなったものを使うと、目や周りの皮膚が痒くなることもあるため注意してください。
肌のトラブル
使用期限が切れて雑菌が増えた状態のマスカラは目のトラブルを引き起こしますが、肌にとっても悪影響を及ぼすことがあります。
滲んで肌に付着したり、マスカラをつけたまつげが肌に触れたりすることにより、かゆみや肌荒れを引き起こす可能性があるのです。
酸化したコスメは肌につくと細胞が酸化してしまい顔のシミやしわなどの原因にもなるため、マスカラに限らずすべてのアイテムに注意しましょう。
色素沈着
古くなったマスカラは色素沈着の原因になることもあるため、復活させずに捨てましょう。使用期限が切れていなくとも、落ちにくくて色素沈着に気をつけたいコスメであるマスカラ。
使用期限が切れて酸化することによって活性酸素が発生し、ますます落ちにくく肌に悪い影響が出てきます。活性酸素は、肌のトラブルや色素沈着の原因です。活性酸素によってメラニン色素を生成し、蓄積してシミや色素沈着の元になります。
マスカラを固まらせないような予防の方法とは?
予防方法1:フタをしっかり閉める
マスカラを長持ちさせるためには、簡単ですがフタをしっかり閉めることが大切。ブラシを出し入れして使うマスカラはどうしても容器に空気が入り込んでしまいますが、フタをしっかり閉めてなるべく空気に触れる時間を少なくしましょう。
また、マスカラのフタをしっかり閉めておけば、雑菌の入り込みも防げます。使っている内に液が固まってきて段々ゆるく閉めがちなマスカラですが、隙間をなくすようにしっかり閉めるとGOOD。
予防方法2:空気が入らないように使う
マスカラを長持ちさせるためには、容器に空気が入らないように使いましょう。開けっ放しの状態をなるべく作らないようマスカラを塗るときも手早く、ブラシの出し入れを何度もしないなど、できるだけ乾燥しないように使います。
ブラシにダマになってついていたりするとうまくマスカラがつかず何度も出し入れしてしまうので、ブラシをティッシュで拭いてきれいに保ちましょう。
予防方法3:ボトルの縁についたマスカラを拭き取る
マスカラを使用するときに、ブラシにつきすぎた液を縁の部分でしごいて量を調節することがありますよね。その容器の縁についたマスカラをそのまま放置すると固まってこびりついてしまい、フタがきちんと閉まらない原因になるのです。
縁の部分を活用することは問題ありませんが、フタがしっかり閉まらないと容器に空気が入りやすくなり酸化を早めるため、マスカラを使用したら毎回きちんと拭き取りましょう。
予防方法4:極端に冷やさず温めず保管する
寒いところに置いておくと油分が固まりやすく、暑いところでも品質が落ちやすいマスカラ。また、多くの化粧品は湿気にも強くはありませんので、洗面所など浴室付近も避けた方がよい場合もあります。
なるべく温度が一定の場所で保管するのが、長持ちさせるためにおすすめです。
しっかり保管をしていても、一度開けたマスカラの使用期限は3ヶ月ほど。固まらないように予防もしつつ、使用期限内には使い切りましょう。
マスカラを簡単に復活させて、パサパサ問題を解決しよう!
固まってパサパサになってしまったマスカラの復活方法や、固まらせないような予防方法、また使用期限切れの注意点についてご紹介しました。毎日使っていく内に気がついたら固まっているマスカラですが、簡単な方法で新品のような質感に戻る可能性もありますので、捨てる前にぜひ試してみてください。