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すっぴんのようなナチュラルアイメイクの仕方。さりげない抜け感を出すテクとは?
すっぴんに近い、繊細でやわらかな表情を簡単に作れる『ナチュラルアイメイク』。抜け感のある仕上がりで大人女性にも人気ですが、魅力を引き出すにはちょっとしたテクニックが必要です。
今回は注目の『ナチュラルアイメイク』について、魅力や基本のやり方を徹底解説。ナチュラルに見せるカラーやアイテム選び、一重・奥二重・二重の目の形別でのメイク方法など、初心者でも気軽に挑戦できる簡単テクニックをレクチャーします。
素の自分を引き立てる「ナチュラルアイメイク」の魅力とは?
抜け感のあるやさしい印象を作れる
ナチュラルアイメイクの醍醐味は、すっぴんに近い抜け感のある顔を簡単に作れること。使うアイテムを極力抑えてシンプルにすることで、あどけなさが感じられるやわらかくやさしげな表情になります。
余計なものは使わず全体的に薄づきで仕上げるため、素の自分がもつチャームポイントを活かせることも魅力です。リップなど、目元以外の部分メイクを主役として際立たせたい方にも向いています。
工程がシンプルだから時短を叶えられる
ナチュラルなアイメイクは『引き算』が基本であるため、比較的短い時間で簡単に仕上げられます。バッチリ濃いめのアイメイクの場合、アイシャドウで何層もグラデーションを仕込んだりマスカラを重ねづけしたりと、工程が多くなりがち。
ナチュラルアイメイクであれば、使うコスメの種類がシンプルでやり方の工程も少ない分、手軽に魅力的な顔を作れるのです。仕上がりのパターンによって多少差はありますが、忙しく時間に追われる朝も重宝します。
目元に負担をかけたくない方にもぴったり
薄づきが基本であるナチュラルアイメイクは、クレンジングで簡単に落としやすいというメリットがあります。目元の皮膚は非常に薄いので、少しこするだけでも刺激となって負担がかかってしまうのが難点です。濃いめのアイメイクだと、しっかり落とすために専用のリムーバーが必要になる場合もあります。
使うコスメの種類ややり方によって違いはあるものの、ナチュラルにしておけばクレンジングによる目元への負担を軽減できますよ。
ナチュラルアイメイクに仕上げる簡単テクニックと選ぶべきカラー
肌なじみのよいカラーを選ぶ
アイシャドウは、発色が穏やかで主張が控えめのカラーを使いましょう。肌にフィットしやすい色合いであれば、目元に自然なツヤと立体感が生まれ、ナチュラルでやさしい雰囲気に引き立てられます。
押さえておきたい定番カラーをいくつかピックアップしたので、チェックしてみてください。
『ブラウン』や『ベージュ』はナチュラルの王道
ナチュラルなアイメイクに必須といっても過言ではないのが、ブラウンとベージュ。肌に近い色味で繊細な色づきなので、まだテクニックをつかめていないうちでも簡単にナチュラルフェイスを叶えられるのです。
単色使いであっても、『サッとひと塗り』『2~3回重ねづけ』とやり方を変えるだけで、やわらかな陰影がついて異なる印象に仕上げられます。これからナチュラルアイメイクにチャレンジする方は、ぜひ揃えておいてください。
『テラコッタ』や『ピンクブラウン』は色味を感じたいときに
『ほんのり色味をプラスしたい』という方は、テラコッタやピンクブラウンなどを使ってみましょう。やや鮮やかなカラーですが、比較的肌と相性がよくなじみやすいので、ほどよく血色感のあるアイメイクを楽しめます。
濃く色づきすぎてナチュラルからかけ離れてしまうのを防ぐために、アイシャドウの使い方や色味のチョイスに気をつけましょう。ひと塗りする程度の薄づきで加えたり、淡いトーンを選んだりと、工夫して使うのがおすすめです。
単色のせでシンプルを楽しむ
すっぴん風のナチュラルな顔に近づけるには、カラーを使いすぎない意識が大事。複数カラーを組み合わせるグラデーションではなく、シンプルな色づきを楽しめる単色使いがおすすめです。
グラデーションは立体感を出して目元を際立たせますが、やり方によっては陰影がつきすぎて派手になる場合も。単色でかすかに色を加える程度にすればソフトな印象を作れ、肌本来のみずみずしい質感を引き出せます。
アイラインはまつ毛の隙間を埋めるように細く引く
アイライナーは、目の形や好みに応じて使うかどうかを見極めましょう。使う場合は、まつ毛の隙間を点で埋める『インライン』を引いてください。使わないのであれば、いっそう抜け感あふれるすっぴんに近いナチュラル顔が作れます。
使用するアイライナーは、引いたラインをぼかしやすい『ペンシルタイプ』がおすすめ。カラーは、くっきり際立つブラックよりも、ナチュラルな色合いのブラウンが向いています。
マスカラは『ロングタイプ』や『透明タイプ』がマスト
ナチュラルなアイメイクには、まつ毛の長さを強調する『ロングタイプ』や、上向きに保つ『カールキープタイプ』のマスカラが向いています。『ボリュームタイプ』は太さを出せる一方、けばけばしくなりやすいので控えるのがマストです。色は、アイライナーと同様にソフトなブラウン系をチョイスしてみてください。
自まつ毛が長い方は、魅力を活かす『透明タイプ』もうってつけです。究極のナチュラルを目指すなら、ビューラーもマスカラも使わないテクニックもあります。