不意につま先をぶつけて内出血したり、年齢を重ねることで自爪が変色したりする方がまれにいらっしゃいます。そんな方は、透明感のあるシロップネイルでは可愛く仕上げられないと諦めがち。シロップネイルをそのまま塗るのではなく、事前にヌードカラーのマニキュアを仕込んでおく方法を一度試してみてください。

この塗り方であれば変色した部分が目立ちにくくなるので、通常よりも綺麗な仕上がりが期待できます。

先ほどご紹介したグラデーションを応用した、簡単で本格的なアレンジ方法がこちらです。ペールトーンのパープルとライトブルーの涼しげなカラーがマッチして、手元に変化を与えてくれます。

カラーの組み合わせはトーンを合わせたり、シンプルな白を合わせたりするのが違和感なく綺麗に仕上げるコツです。

シロップネイルと相性抜群なラメのマニキュアを重ねたデザインは、とびきり華やかな雰囲気が魅力です。ラメを先に塗るか後に塗るかで煌めき方が変わるので、いろいろなやり方を試してみて。

大粒ラメでゴージャスに小粒ラメで可憐さを演出してくれるので、なりたいイメージに合わせて楽しみましょう。

シロップネイルの質感を利用して、人気のニュアンスネイルもセルフで簡単にトライできます。色の濃い部分と薄い部分を作ることで、力を抜いたようなおしゃれネイルに。

マニキュアの筆をポンポンとタップするようなやり方で、あえて適当に濃淡をつけるのがポイントです。

写真のべっ甲風デザインは、ベースにイエローを薄く塗ることで奥行きを感じる仕上がりになっています。

水彩ネイルは簡単にシロップネイルのよさを活かせるので、セルフにおすすめのやり方です。お好きな2〜3色を選び、1色ごとに少量のマニキュアを爪の先端にぺとっとひと塗り。色同士が一部重なるように思い思いに塗ってみて。

ラフに重ねたカラーが手元にみずみずしい透明感を与え、トレンドをおさえた今っぽい仕上がりになります。

手元に血色を与えるチークネイルは、その名の通り頬紅のように爪の中央だけをふわっと色付かせたソフトな雰囲気が可愛らしいデザインです。

ピンクや赤・オレンジなどの赤みがあるカラーを選び、爪の中央にシロップネイルをチョンとのせるだけの簡単な方法。ラメや金箔を重ねてみたり、2色をなじませたグラデーションアレンジをしたりするやり方もおすすめです。

鮮やかな原色カラーは、単色塗りだと少々きつい印象になりがちです。そんな使い道が難しいマニキュアをもっているなら、ベースに肌なじみのよいシロップネイルを組み合わせて、普段使いしやすい印象にチェンジしてみて。

シンプルなフレンチデザインですが、目を引くカラーを爪先に用いたことで、おしゃれな雰囲気になります。人とは少し違う雰囲気がお好きな方や、手元に遊び心をプラスしたいときにおすすめです。

水面を思わせるこちらのデザインは、涼しげでエレガントな印象を与えてくれます。

事前にホワイトのマニキュアを使っていびつな網目模様を施し、ブルーのシロップネイルを薄く重ねれば、水面が反射したような仕上がりに。

シェルやホログラムなどを組み合わせても、ピュアな雰囲気にマッチするのでおすすめです。

シロップネイルはちゅるんとしたみずみずしさを活かしたシンプルな塗り方もステキですが、写真のように少し凝ったデザインもおすすめです。ネイルパーツやミラーデザインをバランスよく配置することで、素材の違いが立体感を生みだしてくれます。

このようなアートならラグジュアリーな印象に仕上がり、特別な日のセルフネイルとしてもぴったりではないでしょうか。

手作りシロップネイルの材料

「シロップネイルが手元にないけど、セルフで試してみたい」という方は、上記の材料で簡単に手作りしてみるのもおすすめです。

クリアマニキュアとカラーマニキュアで簡単にできるので、さまざまな色を使いたいときにも少量で作れて重宝します。