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ワセリンで日焼けと乾燥を守る!使い方と使用する際の注意点を知っておこう
ワセリンは、昔から皮膚の保護や乾燥対策として愛用されてきた保湿剤です。季節やシーンを問わず、さまざまな用途で使える万能のスキンケア用品ですが「ワセリンを朝使って日焼けや油焼けは大丈夫?」と思う方もいるかもしれません。今回は、ワセリンと日焼けの関係性や使い方の注意点、メリットについて紹介します。保湿・乾燥対策だけにとどまらない、さまざまな使い方についても必見です。
香料入りなら使うときのリラックス作用が期待できる
添加物の入っていない純度の高い製品も魅力的ですが、好きな香り付きのアイテムであれば使うときのリラックス作用が期待できるでしょう。ビタミンEや尿素などの成分が配合されていると、さらなる保湿効果のアップが期待できます。
ちなみに「ヴァセリン」は黄色ワセリンに該当するため、日焼けが気になる方や純度の高さを求める方は避ける方がベターです。
注意点をチェックしてワセリンの魅力を最大限引き出そう!
分厚くならないよう塗る量に注意する
ワセリンは使用量が多くなるとベタつきやテカリの原因になるため、とくにスキンケアとして使う際は分厚く塗りすぎないよう塗る量に注意しましょう。使用量の目安は米粒2つ分程度で、保湿力が物足りないと感じたら同じ量を足してください。
反対にリップパックとして使うときや、肘・膝・かかとなど乾燥が気になる部分へ使うときは、たっぷり使っても大丈夫です。
保管場所に気をつけて古いものは使わない
ワセリンは防腐剤無添加の製品が多いものの、腐敗や酸化が起こりにくいアイテムといわれています。しかし、高温多湿の場所に放置したり汚れた手で触れることにより雑菌が繁殖したりすると、品質が劣化するので注意してください。
風通しがよく直射日光の当たらない場所で保管し、使用後はきちんと容器の蓋を閉めるのが大切。使用期限にも注意して、古いものは使わないようにしましょう。
ワセリン自体にシミ防止効果などはない
ワセリンは日中に使っても大丈夫ですが、シミを防止する効果はないので日焼け止めの使用は必須です。ワセリンと日焼け止めを使う場合、ワセリンを塗ってから日焼け止めを塗るのが一般的ですが、製品によっては使用順序を問わないものもあります。
いずれにしても、ワセリン自体にシミを防止する効果はないという点に注意して、日焼け止めをきちんと利用しシミや紫外線を予防しましょう。
ニキビ肌に使うときは注意が必要
ワセリンは肌の表面に油膜をはることで、水分蒸発を防ぐことがおもな役割となっています。そのためニキビ肌とは相性が悪いといわれており、とくに炎症を起こしてしまっているような状態のニキビができているときは、使用を避ける方がベター。
もちろん皮膚科でワセリンを処方されているときなどは、勝手に使用をやめずに医師の判断をあおぐべきですが、自己判断での安易な使用には注意が必要です。
日焼け・乾燥防止だけじゃない!ワセリンのいろいろな使い方
お気に入りのエッセンシャルオイルを混ぜれば練り香水に
ワセリンは乾燥や保湿対策だけでなく、さまざまな使い方ができる万能なアイテム。普段使っているワセリンを別の容器に移し替えて、そこへエッセンシャルオイルを混ぜれば自分だけの練り香水の完成です。
オイルの量を調節することで自分好みの香りにできるほか、持ち運びできる小さい容器を使えば外出先でも好きな香りを楽しめるでしょう。
つらい花粉の時期にも活躍する
春になると困る人が多い花粉症ですが、ワセリンを鼻の入口や鼻の中に塗ることでワセリンが花粉をキャッチして、鼻の奥まで花粉が侵入するのを防いでくれるとされています。マスクやメガネなどの基本的な花粉症対策と組み合わせることで、より花粉を防ぐ効果が期待できるでしょう。
帰宅後はティッシュでワセリンを拭き取ったり、洗顔で落としたりすれば大丈夫なので辛い花粉症に悩む人はぜひ試してみてください。
セルフヘアカラー時の皮膚の保護対策
自宅でセルフカラーをする際、ワセリンを使うと皮膚にカラー剤が直接つくのを防いでくれます。使い方は簡単で、ワセリンを髪の毛の生え際部分に塗っておくだけで大丈夫。
ワセリンを塗った部分にカラー剤が付着したとしても、ティッシュなどで拭き取れば簡単に落とせるので、自宅でカラーリングをよく行う方におすすめの使い方です。
靴擦れなどの摩擦対策にも使える
ワセリンは、靴擦れ防止としても使えます。使い方は、あらかじめ靴擦れしそうな部分に塗っておくだけ。サッと塗るだけなので、出先で靴擦れが気になり始めたときにも便利です。
大人のスキンケアはもちろん、赤ちゃんの日焼け対策から花粉対策、摩擦対策まで幅広い使い方ができるので、1つ持っておくといろいろと活躍してくれることでしょう。
ワセリンは幅広い用途で使える万能アイテム!
ワセリンは石油由来の製品ですが、日中に使っても日焼けの心配はないので大丈夫です。
もし気にするとすれば油焼けですが、それも現在はほとんど起こることはありません。むしろ保湿剤として高い機能性を持ち合わせているほか、顔から体まで幅広い用途で使える万能アイテムです。塗る量や保管方法など使い方の注意点をチェックして、いろいろな場面で使ってみてくださいね!