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自分に合うチークの色が知りたい!パーソナルカラーや年代別でみる選び方とは?
血色感のある肌を演出できるチークですが、色の選び方が曖昧ではありませんか?好きな色や定番カラーなど選び方はさまざまですが、何色を選べばよいかわからない方は、パーソナルカラーを基準にしてみましょう。
チークは顔の広範囲に使うメイクアイテムのため、顔色になじむ色味を使えば仕上がりが一気に垢抜けます。ほかにも20代・30代に合う色の選び方やチークの塗り方なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
自分に似合うチークの色の選び方を4つ紹介
パーソナルカラーを基準にした選び方
似合うチークの色を探す際は、パーソナルカラーを基準にした選び方が一番おすすめです。パーソナルカラーは「その人のよさを引き立てる色」となり、何となくの基準や自分の好みではなく、さまざまな要素から導き出された最適な色味となります。
自分のパーソナルカラーを取り入れると、「チークだけ浮く」「イマイチしっくりこない」などの違和感がなくなるはずです。ぜひ、以下の簡単な見分け方をチェックしてくださいね。
イエベ春の特徴と見分け方
パーソナルカラーは、まず「イエローベース」と「ブルーベース」に大別されます。その中でイエローベースの「春タイプ」と診断されるのが「イエベ春」と呼ばれる方で、主な特徴は以下です。
- ・肌ツヤがよく、肌色はアイボリーのような柔らかい黄色みを感じられる
- ・日焼けをしたら肌が赤くなったのち、黒くならずに元の色に戻る
- ・瞳の色が茶色く、くっきりと虹彩が見える
春を感じさせる花の色や新緑の緑など、くすみのない暖かなカラーが似合います。
イエベ秋の特徴と見分け方
イエローベースの中でも「秋タイプ」に当てはまる方は、「イエベ秋」と診断されます。イエベ秋さんがもつ特徴は以下のとおりです。
- ・肌はツヤよりもマットに感じられ、春タイプよりもダークな色味
- ・日焼けをすると小麦色になりやすい
- ・瞳や髪の毛の色は、黒ではなくダークブラウン
イエベ秋さんは自然な深みや渋みを感じられるような、落ち着きあるリッチなカラーを得意とします。
ブルベ夏の特徴と見分け方
ブルーベースの中でも「夏タイプ」に分類されるのが「ブルベ夏」となり、特徴は以下のとおりです。
- ・肌の色は白くピンク味を帯びているほか、青白い感じもある
- ・日焼けしたときは、黒くならずに赤くなりやすい
- ・瞳や髪の毛の色は真っ黒ではなく、ソフトなグレーやグレーっぽい茶色
ブルベ夏さんは、初夏らしい景色や梅雨に咲くアジサイのような、涼しげで淡く柔らかい色味と調和します。
ブルベ冬の特徴と見分け方
最後はブルーベースの中でも「冬タイプ」に診断される、「ブルベ冬」の特徴です。以下の項目に当てはまれば、ブルベ冬の可能性が高いでしょう。
- ・肌のキメが整った透けるような色白肌、もしくは色黒肌
- ・髪の毛の色がはっきりとした黒、髪質は太くコシやツヤを感じられる
- ・瞳は黒目と白目のコントラストがはっきりしている
ブルベ冬さんはパキッとした原色、または原色に近いメリハリのあるシャープなカラーが似合います。
20代・30代などの年代に合わせた選び方
20代には20代の、30代には30代なりの似合う色が存在するため、年代により色の選び方を変えるのもおすすめです。合わない色味を使っていると見た目と雰囲気がチグハグになってしまい、違和感を持たれるかもしれません。
例えば30代以降の大人女性は若々しさを演出するのではなく、上品なカラーで落ち着いたイメージを与える方が好印象です。20代・30代など、年代によって使うカラーをアップデートさせてくださいね。
好みの仕上がりやなりたい印象別の選び方
ここまではパーソナルカラーや20代・30代など、客観的な印象を重視した選び方を紹介しました。しかし自分の好みや、叶えたい印象でチークの色を選ぶ方法もあります。パッケージデザインが好みだから、という選び方をしてもよいでしょう。
「自分に似合う色ではないけれどパステルカラーを使いたい」と感じたら、もちろん取り入れてOK。パーソナルカラーや年代に縛られすぎず、柔軟にメイクを楽しむことも大切です。
チークの種類による選び方
チークはパウダータイプ・クリームタイプ・リキッドタイプの3種類に分かれており、テクスチャーや使う方法が異なります。同じ色でも種類が変わると仕上がりに変化が生まれるため、複数のタイプを持っておくのもよいでしょう。
それぞれのチークの特徴を以下で説明するので、「種類による違いをよく分かっていない」と感じる方はチェックしてください。
定番のパウダータイプ
パウダータイプは仕上がりがふんわりかつサラッとしており、塗るときにムラになりにくいのが特徴。ブラシでさっとつけるだけでOKなので、テクニックいらずでメイク初心者向きです。
またパウダーの中でも、単色タイプと複数色をミックスさせたマーブルタイプの2種類に分かれます。単色タイプなら重ねるだけで濃淡の調節が可能となり、マーブルタイプなら1つのパレットでさまざまな色味を楽しめるでしょう。
発色のよいクリームタイプ
クリームタイプは密着力が高く、自然なツヤ感と発色のよさが特徴です。じゅわっとにじむような血色を感じられるため、頬に自然な立体感が生まれます。油分が多く含まれているので、乾燥肌の人でも心地よく使えるはずです。
使うときは指にとり手の甲でなじませてから、ぽんぽんと顔にのせていきましょう。チークとしてだけではなくリップとして使えるマルチアイテムも多いため、統一感のあるメイクをしたいときにもおすすめです。
自然な仕上がりのリキッドタイプ
リキッドタイプのチークはのびがよく、適度なうるおいがあります。クリームタイプよりも水分が多いため、透明感のあるつややかな仕上がりになるのが特徴です。発色が自然なのでメイク初心者でも扱いやすく、「濃いチークが苦手」と感じる方にも向いています。
またメイク持ちがよいとされているため、マスク着用時にもおすすめです。時間とともにチークの存在感が薄れてしまうなら、リキッドタイプを試してみてください。
<パーソナルカラー別>似合うチークの色を解説
イエベ春はフレッシュな明るめカラーが好印象
パーソナルカラーがイエベ春なら、ふんわりしたパステルカラーや、ポップなブライトカラーが好印象。ピンクならコーラルピンクやピーチピンク、オレンジならライトオレンジやオレンジレッドが似合うカラーです。
マットよりもツヤ仕上がりのアイテムが適しているほか、ラメやパール入りチークもよく似合います。ベースの肌色が黄みよりのため、青っぽい色味よりオレンジっぽさを意識した選び方がおすすめです。
イエベ秋は深みを感じる暖かい色味がおすすめ
パーソナルカラーがイエベ秋なら、ソフトかつダークな深みのある色味が似合う色となります。ピンクならオレンジよりのサーモンピンクや、少しダークなレッド系の色味が得意で、ブラウン系も似合うカラーです。
肌の質感がもともとマットよりの方が多いため、チークもマット仕上がりのものを選ぶと相性がよいでしょう。フレッシュな色合いよりも少し落ち着いたトーンのチークを仕込めば、イエベ秋さんが持つ魅力を発揮できますよ。
ブルベ夏はフェミニンで柔らかな淡い色合いが似合う
パーソナルカラーがブルベ夏なら、くすみ感のある淡い色合いが似合います。色白肌の方が多いため、ソフトでフェミニンかつ上品なカラーが得意で、ローズピンクやパステルピンクを選ぶとGOOD。
淡いピンクのチークを頬全体にふんわりとのせれば自然な透明感が感じられ、柔らかい女性らしさを演出できるでしょう。少し青みがあるピンクも肌になじみやすいため、チャレンジしてみるのもおすすめです。