出典:adobestock
フェイスラインを引き締める方法とは!簡単にできるマッサージで小顔&シャープな印象に
「メイクがきまらない」「表情が暗くなってしまう」そのような悩みは、もしかしたらフェイスラインのたるみに原因があるかもしれません。
この記事ではすっきりとしたフェイスラインをキープするための、効果的な引き締めマッサージ方法を伝授します。気になるたるみの原因や日常でできるおすすめプチ習慣もチェック。
どこからみても隙のない綺麗なフェイスラインを目指しましょう!
原因(5)筋肉のコリ
顔の筋肉はおよそ30種類あり、隣接する筋肉同士がそれぞれ影響し合っています。フェイスラインを整えたい方にとくにチェックしてほしい部分は、首の前面を斜め下に向かって走行する「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」と「頭の筋肉」です。筋肉は使いすぎると硬く縮こまるため、周辺が引っ張られる形でフェイスラインを下げてしまうことがあります。
筋肉のアンバランスが原因ですので、スマホを見るときやデスクワークのとき、家事をするときなどは姿勢に注意しましょう。
たるみケアに効果的。フェイスラインを引き締めるマッサージ方法
【スキマ時間におすすめ】1分でできるフェイスラインケア
エラ・顎下のプッシュで、メイクしたまま引き締め
マッサージ方法
- 1.両手を軽くにぎってエラに当てる
- 2.軽く圧をかけ、そのまま前後に小さくゆする
- 3.動きを止め、手を当てたまま口を開け閉めする
- 4.顎下のくぼみに両手の親指を当てる
- 5.少しうつむき、親指に体重をかける
こちらの引き締めケアは肌をこすらずにできるため、メイクをしている日中もスキマ時間でこっそりマッサージが可能。痛すぎない程度の圧に調整し、息を細く長く吐きながら圧をかけると効果的です。
耳周り・側頭部をほぐして、上向きフェイスライン
マッサージ方法
- 1.耳たぶを全体的に揉む
- 2.耳たぶを4箇所に分けて、放射状に引っ張る
- 3.耳たぶをもち、前後に大きく回す
- 4.耳を折り畳むように下から持ち上げる
- 5.耳の上の側頭部を両手のひらではさみ、圧をかけて引き上げる
耳周りや側頭部のマッサージは、フェイスラインの血流やリンパの流れを促してシャープな印象に整えます。眼精疲労や気分をシャキッと引き締める効果も期待できるので、仕事中の疲れが気になるときにもおすすめの方法です。
【クリームを使用して】フェイスライン引き締めマッサージ
(1)鎖骨・胸鎖乳突筋
マッサージ方法
- 1.鎖骨の上を温めるように、やさしくなでて往復する
- 2.肩に手をかけたら圧をくわえ、鎖骨の下まで引く
- 3.2を肩の付け根から肩先までまんべんなく行う(両手で交互にしてもOK)
- 4.首すじを上から下へ数回なで下ろす
- 5.胸鎖乳突筋を指でつかみ、端から端までもみほぐす
- 6.反対側も同様に行う
胸鎖乳突筋が硬くてつかめない場合は、上からくるくる押す方法がおすすめです。続けていくと徐々に筋肉がほぐれてマッサージしやすくなるので、少しずつ行いましょう。
(2)耳・後頭部・首の後ろ
マッサージ方法
- 1.耳の前後を指ではさみ、上下にゆっくり往復する
- 2.耳の後ろに4本の指をフィットさせ、大きく回しながらもみほぐす
- 3.2の場所を後方へ移動させ、後頭部や首の後ろをもみほぐす
- 4.片手を首の後ろにかけ反対側の首筋に圧をくわえ、ひじを下ろすようにすべらせる
- 5.4を首全体に行い、反対側の首筋も同様にほぐす
4と5の首マッサージは、頭の重みを利用して圧をかけたり指先ではなく腕全体を使って動かしたりすると、軽い力で凝った部分にしっかりアプローチできます。
(3)フェイスライン・口周り
マッサージ方法
- 1.フェイスラインの骨を指ではさみ、耳の下に向かって流す
- 2.頬骨の下を手のひらでやさしく流し、同じ部分を数回に分けてプッシュする
- 3.軽くにぎったこぶしでエラを押し、まんべんなくほぐす
- 4.エラの上にあるくぼみに指を置き、圧をかけながら1cm下に動かす
- 5.手をLの形にして頬とあごにフィットさせ、耳の下まですべらせる
4の部分を見つけにくい場合は、耳と小鼻をつなぐライン上を目安にしてみてください。表面の皮膚を大きくすべらせずに行うことで、より的確にほぐしやすくなります。エラ張りや噛みぐせがある方にもおすすめのフェイスラインマッサージです。
【お手軽ストレッチ】首筋を伸ばしてフェイスラインに刺激を
ストレッチ方法
- 1.デコルテに両手を置いて上を向き、首の前を縦に伸ばす
- 2.余裕があれば下あごを突き出し、さらに舌先を天井方向へ
- 3.呼吸ができるところで20秒キープする
首の前方部分は日常生活で縮んでいることが多いため、こまめにストレッチして解放させましょう。急に頑張りすぎると首筋を痛めてしまうため、無理せずできる範囲で行うことが大切。
先ほどご紹介した引き締めマッサージとセットで行う方法もおすすめです。
毎日コツコツ続けて、フェイスラインを引き締める「プチ習慣」
常に意識したい!小顔のためのおすすめプチ習慣
「水は美容の基本」毎日水分を摂って流れるカラダに
水分は1日2Lを目安に適切な量を摂り、身体のめぐりをスムーズに整えることが大切です。水分不足は、むくみや肌のくすみ・筋肉の機能低下につながることが考えられますので、フェイスラインを綺麗に引き締めたい女性は今一度チェックしてみてくださいね。
バッグには常にペットボトルの水を入れて、こまめに飲むことを心がけましょう。
食事中は「左右で均等に噛んで」バランスアップ
食事の際はよく噛むことで、スムーズな消化を促しつつ満腹効果が期待できるため、ひと口30回噛むよう推奨されています。
しかし、片方だけで集中して噛むくせがつくとエラ部分が左右非対称になり、フェイスラインを崩してしまう原因になることも。誰でも顔の左右に違いはありますが、その差が大きくならないよう意識すれば、今より美しくなることはできるはずです。
とくに口角の高さやほうれい線が左右で異なる場合は、自分の噛み方を一度チェックしてみましょう。
「正しい部分に舌を置いて」横顔をキュッと引き締める
舌を置く部分|3つのポイント
- ・舌先は前歯の1歩手前につける(歯に触れない)
- ・舌の面を上あごのくぼみに吸い付かせる
- ・奥歯は噛みしめず、軽く口を閉じる
日常生活を過ごしているときに、あなたの舌はいつもどこにありますか?ぜひ上記のポイントを参考に、セルフチェックしてみてくださいね。
舌を置く部分は歯科でも重要視されていますが、正しい部分へ置くことで美容的にもいいことずくめです。下あごが適度に刺激されてフェイスラインを引き締めるため、横顔の美人度がアップしますよ。
肌老化の原因「ブルーライト」は常時カットしよう
ブルーライトは血流やホルモンバランスを乱れさせるなど、美容・健康に関するさまざまな影響がありますので、スマホは常時ブルーライトをカットする設定がおすすめ。
肌の酸化を招き、エイジングサインの原因となる可能性もあるので、フェイスラインのたるみを防ぎたい方は気をつけましょう。
年中ガード!「日焼け止め」で紫外線対策
先にお伝えした通り、紫外線対策は大人女子のたるみ予防に欠かせないステップです。季節を問わず紫外線は降り注いでいますので、365日しっかりと日焼け止めを塗りガードしましょう。UVケアは「メイクの前」ではなく「朝のスキンケアの仕上げ」ととらえて、当たり前のルーティンにしてしまうことがおすすめです。
また、紫外線は窓をすり抜けて8割程度室内にも侵入するため、終日外出しないときも日焼け止めを塗りましょう。
通勤中・仕事中におすすめのプチ習慣
マスクの中で「口角をアップ」
一歩外を出ればマスクをつけることが一般化した今、マスクによる肌のたるみを感じている女性が増えている傾向に。顔のほとんどをマスクで覆うことによって口元の緊張感が薄れたり、メイク崩れを気にして表情が小さくなったり、マスクのゴムが当たる部分で筋肉を圧迫したり、さまざまな悪影響が関係しているのではないかといわれています。
フェイスラインを引き締めるために、通勤中・仕事中はできる限り意識的に口角を上げて、口元に適度な刺激を与えましょう。
身体にフィットした「最適なデスク環境」で楽々姿勢キープ
パソコン使用時の正しい姿勢
- ・かかとまで足裏をつけ、足首・ひざ・股関節は90度
- ・左右の坐骨(お尻の下の骨)に体重を均等にのせる
- ・背骨は坐骨からまっすぐ伸ばし、背骨で頭を支える
- ・目線の高さの少し下にディスプレイの上端がある
- ・デスクに手のひらを置くと肘が90度
- ・あごは軽くひき、脇を閉めた状態で作業する
長時間のデスクワークで座り姿勢が続くと、全身に大きな負担をかけてしまいます。前傾姿勢は首や肩がこりフェイスラインがたるみやすい上、仕事中の姿としてもあまり美しくありませんよね。
上記のポイントを参考に、まずはデスクの高さ・椅子の高さを調整してみてください。必要であればクッションで部分的に補助するなど、自分の身体に合った環境を整えることがおすすめです。
お手洗い時は「耳マッサージ」でめぐりアップ
1日の中で何度も利用するお手洗いは、フェイスラインを引き締めるプチ習慣をセットにして無理なく継続する仕組みづくりを。おすすめの習慣は、道具がいらない耳の周りの簡単なマッサージ方法です。
耳たぶを適当にもんだり回したりするだけでフェイスラインの血流が促されますので、こまめに行って夕方以降の印象もすっきりキープしましょう。
簡単&効率的!毎日の習慣にプラスワン
歯磨き後|口内マッサージで口の中から刺激を
毎日の歯磨きタイムにプラスできる習慣は、歯ブラシの柄を使って口内から頬をマッサージする方法。歯磨き後にブラシがついていないプラスチック部分を頬の裏に当て、上から下にぐるりと大きくしごくように刺激していきます。
ちょうどほうれい線ができる部分には、シャープな口まわりをつくるツボが多いため、重点的にほぐすとよいでしょう。
シャンプー前|頭皮のブラッシングは筋肉をほぐすように
髪をいたわるためにシャンプーの前にブラッシングする方は多いと思いますが、頭皮にしっかりアプローチすることも意識してみてください。ブラシでジグザグと頭皮を動かしたり、頭頂に向かって引き上げるようにとかし上げたり、硬くなりやすい頭皮は毎日のプチ習慣でケアしましょう。
使用するブラシは先のとがっていないタイプを選ぶと、頭皮をやさしくキャッチしてくれて心地よくほぐせます。
ボディの保湿後|鎖骨プッシュで体内の流れを促進
ボディクリームで身体を保湿したあとは、鎖骨のくぼみをプッシュして手軽にむくみケアをしましょう。鎖骨には顔と全身のリンパの最終出口がありますが、実はとてもつまりやすい場所。つまっていた出口を流せば全身のすこやかなめぐりをキープでき、フェイスラインの引き締めにも効果的です。
鎖骨はいつでも触れる部分なので、スキンケアの最後やスキマ時間で取り入れてもよいでしょう。
フェイスラインを引き締めて、360度どこから見てもキレイ顔
今回は、フェイスラインを引き締めるマッサージ方法やたるみの原因をご紹介しました。
綺麗なフェイスラインをキープしたい方におすすめのプチ習慣は、小顔効果にくわえてスタイルアップも期待できる方法ばかり。
少し先の自分をアップデートするために、日常でできる引き締めケアを始めてみませんか?