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【簡単】メイクブラシのおすすめの洗い方。正しいやり方を知っていつでも清潔に
毎日のメイクに欠かせないアイテムの1つ、メイクブラシ。普段何気なく使っていても、肌に色が乗りにくいと感じたことはありませんか?
短時間の使用でも、メイクブラシにはたくさんの汚れがたまります。気になったときに正しい方法で洗ってみましょう。この記事では、メイクブラシが長持ちする洗い方や保管方法を紹介します。愛用中のメイクブラシをこの機会に見直してみませんか?
メイクパウダーやホコリの蓄積
プレストパウダーなどの微細な粒子やホコリもブラシの結束部分に入り込みやすいです。もちろんブラシ表面にも細かい粉末が残ってしまいます。使用後に手入れをしないままだと、ホコリやパウダーが蓄積されていくでしょう。
また、肌にパウダーを乗せるたびにブラシが皮脂や角質などを吸着し、さらなる汚れを引き起こします。その結果、雑菌の繁殖などの悪循環に陥ることも。
長持ちさせるメイクブラシの洗い方
用意するもの
メイクブラシの洗浄に必要なもの
- ・ぬるま湯(38度程度)
- ・大きめのコップや、洗面器など
- ・メイクパフ専用のクリーナー(食器用の中性洗剤で代用可能)
メイクブラシは基本的に、コップや洗面器に溜めたぬるま湯の中で振り洗いをします。皮脂汚れなども落とすために、水ではなくぬるま湯を用意してくださいね。
化粧品店などで販売されているメイクパフクリーナーの使用がおすすめですが、手元にない場合は食器用洗剤で代用できます。動物毛の場合は、製造元が推奨する方法で洗いましょう。
ぬるま湯にクリーナーを溶かす
まずは、洗面器に6分目までぬるま湯を入れます。ここに、メイクパフ用のクリーナー(もしくは食器用洗剤)を入れて溶かしましょう。ブラシの用途でクリーナーを溶かす量を変えると、的確に汚れ落としができます。
例えばチークやおしろいなどパウダー用のブラシは、ぬるま湯100ccに対し洗剤0.5ccの比率で。油分が多いファンデーション用のブラシなら、ぬるま湯100ccに対し洗剤2ccが適当です。泡立てる必要はありませんが、クリーナーが均一になるように溶かしましょう。
容器の中で振り洗いをし、十分にすすぐ
ぬるま湯の中に筆先を入れたら、軽く振り洗いをします。毛を傷めるので、長時間水につけることはNGです。30秒ほどぬるま湯の中で汚れを振り落としたら、ブラシの根元となる結束部分を軽く何度かつまんで、根元に残った汚れを押し出します。このとき、毛をこすり合わせるようにつままないでください。
汚れが落とせたら、新しいぬるま湯ですすぎをします。2~3回繰り返して洗剤が残らないようにすすいでください。
水気を取り乾燥させる
すすぎが済んだら清潔なタオルにブラシを挟み、水切りをします。タオルで筆先をこすり合わせないように注意してください。
水分が残ると雑菌が発生しやすいので、筆先を下にしてつるし日の当たらない場所で乾かします。毛束が多いメイクブラシは結束部分に水分がたまりやすいので、乾燥に時間をかけしっかり水分を飛ばしましょう。
メイクブラシを長持ちさせるための注意点
つけ置き洗いはNG
メイクブラシの内部で汚れが固着しているという場合でも、クリーナー類を溶かしたぬるま湯の中につけ置きするのはNGです。ブラシの劣化はもちろん、結束部位に金属を使っている場合に錆が発生する可能性もあるので、つけ置き洗いは避けてください。
固着汚れは、振り洗いと押し出し洗いである程度解決できます。汚れが気になる場合は、時間をおいて再度洗うか、寿命と受け止めることも大切です。
ブラシに直接洗剤をつけないこと
ブラシに直接クリーナー類をつけて泡立て洗いをすることも、劣化の原因となるので避けてください。泡立てるように筆先をこすると、抜け毛の発生につながります。
とくに動物毛のブラシに洗剤が直接つくと、毛本来の油分が落ちる可能性も。また、洗剤の付き方に偏りができてしまい、汚れはもちろんブラシに残った洗剤分も十分に落とせない場合があります。
筆先は引っ張らないで!
汚れを押し出すときや毛先に含んだ水分をとる場合、筆先を指先で絞るような行為はNGです。抜け毛の原因となり、ブラシと柄の接合部位に大きく負担がかかってしまいます。筆先をしごかないように、親指と人差し指で挟むように押し出しながら洗ってください。
水分を切る場合も、タオルで挟んでやさしく水分を押し出しましょう。毛同士をこすり合わせるほか、手のひらで筆先を押し洗いすることも筆を傷める原因です。
ドライヤーで乾燥させるのはNG!
洗ったばかりのメイクブラシをドライヤーで乾かすことは絶対にNGです。とくに人工毛は熱に弱く、縮れ毛や毛先の広がりの原因となります。動物毛のブラシは比較的熱に強いですが、熱風で毛先のまとまりが失われる可能性も。
また、結束部位に糊や樹脂などを使っている場合熱によって溶けてしまうこともあるので、ドライヤーは使わないでください。