出典:adobestock
透明さがポイント◎守ってあげたくなる【儚げメイク】のやり方をパーツ別にレクチャー
守ってあげたくなるようなアンニュイな雰囲気が魅力的な儚げメイクは、透明感あふれるナチュラルメイクが特徴です。色素薄い系ともよばれる可憐なイメージの女性は、男性だけでなく女性からも愛される魅力の持ち主。
今回は、そんな儚げ女子に近づくためのメイクの特徴や、パーツ別儚げメイクのやり方について丁寧に解説します。儚げな印象はパーソナルカラーや髪色に関係なく演出できるため、ぜひ毎日のメイクに取り入れてみてくださいね。
ラベンダーチークで血色感アップ
血色感のない色白肌は青白く不健康に見えるため、チークを使用して頬に血色をプラスしましょう。一見使いづらそうに見えるラベンダーのチークは、頬にのせると可愛らしい青みピンクに発色する人気色。
意外と肌馴染みがよく使いやすいうえ、テクニックいらずで簡単に透明感のある可憐な女性を演出できます。発色の強さを調整しやすいパウダーチークもよいですが、じゅんわりと発色するクリームチークもおすすめです。
【アイシャドウ編】魅力的な儚げメイクのやり方
アイシャドウベースで土台作り
アイシャドウベースは必ずしも必要ではありませんが、アイメイクの仕上がりをぐっと底上げする実力派アイテム。アイシャドウを塗る前にアイシャドウベースを仕込むことで、アイシャドウの発色や持ちを高めてくれます。皮脂によるヨレを防止する効果が期待できるため、二重の溝にアイシャドウが溜まりにくくなります。
メイク崩れを起こしては儚げメイクが台無しなので、あらかじめアイシャドウベースでメイク崩れを防止しましょう。
ベージュブラウンで陰影を演出
簡単に彫りの深い顔に仕上がるベージュブラウンのアイシャドウは、メイク初心者でも失敗しにくいアイテムです。ブラシでベースカラーをまぶたに塗り広げ、やさしげな印象に仕上がるように横割りグラデーションにします。
アイシャドウの境目がくっきりしていると不自然なので、ブレンディングブラシで丁寧にぼかすとよいでしょう。儚げメイクでは作り込まないナチュラルさを演出したいため、陰影のみプラスすることをおすすめします。
カラーシャドウは淡い寒色系
ベージュブラウンのアイシャドウでは物足りないメイク好きさんは、カラーアイシャドウを使用してみましょう。透明感あふれる目元に仕上げる儚げメイクでは、アイスブルーやラベンダーなどの淡い寒色系カラーがおすすめ。
あえて単色アイシャドウをラフに重ねるやり方は、作り込まないカジュアルな抜け感を演出できます。グラデーションを作ってより目力を強調させたい人は、同じく寒色系のグレーアイシャドウを締め色に使用してください。
涙袋はうるうるピンクラメ
ナチュラルな透明感が魅力の儚げメイクですが、可愛らしさをプラスしたい場合はラメを追加してみてください。
例えば、ピンクラメを涙袋にポイント使いするやり方は、目元がうるうるとして見えるためおすすめ。まるで泣いた後のような目元に仕上がり、守ってあげたくなるような儚げな印象を演出できるでしょう。また、リキッドタイプのグリッターを下まつ毛の生え際に少量仕込むと、さらに可愛らしくうるんだ瞳に近づけますよ。
【アイライン編】魅力的な儚げメイクのやり方
髪色に合わせたカラーをチョイス
目力を強調できると高い人気を誇るブラックアイライナーですが、黒のアイラインはきつい印象を与えてしまいがち。儚げメイクでは守ってあげたくなるようなか弱さを演出したいため、ブラウンやライトブラウンのアイラインを引くとよいでしょう。
アイラインの色選びに悩んでしまう人は、ヘアカラーに合わせたアイライナーを選ぶと無難です。地毛のままでヘアカラーをしていない場合は、ナチュラルなブラウンブラックのアイラインをおすすめします。
まつ毛の生え際を埋めるように
アイラインをしっかりと描くと印象的な目元に仕上がりますが、ナチュラルメイクからかけ離れてしまいます。儚げメイクはあくまでも自然な仕上がりが理想なので、アイラインはまつ毛の生え際を埋める程度に留めてください。
アイラインでまつ毛の生え際を埋めるやり方が苦手な人は、リキッドタイプよりもジェルタイプがおすすめ。一筆でアイラインを描ききろうとせず、左右に細かく動かしながら少しずつ隙間を埋めてください。
締め色でアイラインを自然にぼかす
まつ毛の生え際にアイラインを引いたら、アイシャドウの締め色でアイラインを丁寧に馴染ませてください。アイシャドウパレットに付属しているチップではぼかしにくいため、先端が斜めにカットされた細めのブラシがおすすめ。
ブラシに締め色を含ませて少しずつアイラインを馴染ませると、やりすぎ感のない自然なグラデーションが完成します。目尻延長部分のアイラインも締め色で描くことにより、ナチュラルかつぱっちりとした魅力的な目元に仕上がるでしょう。