出典:adobestock
後悔しないために。【ブライダルメイク】のトレンドや失敗しない伝え方をチェックしよう
花嫁の印象を左右するブライダルメイクは、結婚式を控えている女性にとって悩ましい問題。思い出に残る日だからこそ失敗せず、理想のメイクに仕上げたい!そう思う方が大半ではないでしょうか。
そこで今回はブライダルメイクの基本的な特徴や、メイクさんへの上手な伝え方をレクチャーします。「なぜ濃いめに仕上げるの?」といった理由にもお答えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
セルフメイクをただ濃いめにするのはNG?
メイク好きな方は、「失敗したくないからセルフメイクしたい」と思うかもしれませんね。もちろんセルフでブライダルメイクをすることは可能ですが、普段のメイクと同じ感覚では思った通りに仕上がりにくいでしょう。「濃いめ」のちょうどよい加減も、慣れていない私たちにはなかなか難しいもの。
メイクさんは花嫁を美しくするプロなので、どうしてもこだわりたい箇所だけセルフメイクしたり、使いたいコスメがあれば持参したりすると良いです。
「思っていたのと違う!」先輩花嫁のブライダルメイク失敗例
イメージが伝わらなかった
ブライダルメイクの失敗例として多いのが、メイクさんとのイメージのすり合わせがうまくいかなかったケースです。花嫁の頭の中にある理想のイメージは、口頭だけでは伝わりません。イメージに近い写真をたくさん用意しておくと、言葉で伝えるだけではわからない細かなニュアンスが伝わりやすくなります。
理想だと思うメイクがそもそも自分に似合っていなかった
花嫁の理想がメイクさんに伝わったとしても、そのメイクが顔の雰囲気に合っていなければ失敗につながってしまいます。写真を見ただけでは、モデルさんのトレンドメイクが自分に似合うかどうか判断するのは難しいですよね。
骨格診断やパーソナルカラー診断などは、ブライダルメイクだけでなく普段の身だしなみの参考にもなりますので、この機会に受けてみるのもおすすめです。
メイクのテイストが好みではなかった
メイクさんは、さまざまなメイク方法やブライダルメイクのトレンドを知っています。その中から花嫁が一番輝くメイクを施しますが、ときには本人の好みの仕上がりではないこともあるでしょう。結果的にモヤモヤが残ったまま結婚式にでるのは、メイクさんとしても本望ではないはずです。
遠慮して伝えられずに後悔したという失敗の声もありますので、気になった点ははっきり伝えてくださいね。
肌に合わない化粧品で肌荒れした
ブライダルメイクでは初めて使うコスメも多いため、肌に合わない化粧品によってコンディションが乱れてしまったという声も聞きます。
とくに肌が敏感な方や成分のアレルギーがある場合は、事前にメイクさんと共有することはとても大切。使い慣れたスキンケアやメイク用品を使用して仕上げてもらうのも、1つの方法です。
セルフメイクのこだわりが反映されていなかった
セルフメイクのこだわりが強い方は、自分なりのマイルールが確立されている場合も。例えば二重のりの使い方やまつ毛の上がり具合など、目元のメイクは外せないポイントをもっている方が多く、ブライダルメイクでもしっかり伝えておく必要があるでしょう。
こだわりがきちんと伝わっていないと納得のいかないメイクになってしまい、あとで結婚式の写真を見るたびに残念な気持ちになってしまいます。
結婚式の途中でメイクが崩れてしまった
感動的な場面が多い結婚式では涙で目元がにじんだり、強い照明によって汗でベースメイクがよれたりする失敗もありがちです。そのためブライダルメイクでは、どんな状況でも「崩れにくいキープ力」が欠かせません。
念入りな保湿やウォータープルーフコスメで、泣いてもキレイな表情を崩さないテクニックが必要です。
ブライダルメイクで失敗しない【7つの伝え方】
伝え方(1)理想のイメージは写真で伝える
まずは理想のブライダルメイクを、写真を使って担当のメイクさんと共有しましょう。なんとなくのイメージが伝われば、理想から大きくずれる失敗はグッと少なくなります。
自分が求める雰囲気に近い花嫁の画像をたくさん集めて、スマホの写真フォルダにまとめておけば伝え方もスムーズに。画像を集めていく過程でトレンドがわかったり、自分の理想のイメージも固まりやすくなったりしますよ。
伝え方(2)ドレス・アクセサリーなどでトータルバランスをみる
事前に打ち合わせをする場合は、結婚式で身につけるドレス・アクセサリー・ブーケ・会場の雰囲気なども共有すると、より周囲のトータルバランスが整って素敵に仕上がります。既に決まっている情報はメイクさんにシェアしておくと、結婚式当日に行うメイクの精度が上がるはずです。
また、2人の雰囲気がミスマッチにならないように、花婿と一緒に映った普段の写真も用意しておくと◎。
伝え方(3)マイルールがある場合も遠慮しないこと
セルフメイクをするうえでのマイルールは、ブライダルメイクにも反映させたい方が多いのではないでしょうか。花嫁の満足度に大きく関わるポイントなので、「普段やっていること」と「絶対にやめてほしいこと」があれば、どれだけ細かいポイントでも遠慮せずに伝えましょう。
直接言いにくい場合は事前に指示書をつくったり、角が立たないよう花婿や両親の意向として伝えたりする方法がおすすめです。
伝え方(4)肌タイプや、合わない化粧品は事前に伝える
結婚式では1日笑顔で過ごしたいからこそ、肌のコンディションが最高だと嬉しいですよね。当日のブライダルメイクで調子を崩さないために、合わないと感じる化粧品や成分があれば事前に伝えておきましょう。
肌に合う化粧品選びが難しい方は、日頃使っているコスメを持参してもよいか確認をとると安心ですね。
伝え方(5)ベースメイクは、白浮きしないように伝える
和装とは違って洋装の結婚式ではデコルテや腕など肌をみせる面積が広いため、全身で見たときに顔色が自然に見えることが重要です。首より下の地肌は暗い場合が多いので、基本的にはワントーンダウンしたファンデーション選びが自然に見えておすすめです。
ブライダルメイクが完成した後は、近くで見るだけではなく遠目から見て問題ないかもチェックしてくださいね。
伝え方(6)失敗したくないならリハーサルを
ブライダルメイクでは当日の失敗や後悔を防ぐため、事前にメイクリハーサルを行える場合があります。一度メイクしてもらうとイメージのすり合わせや細かい調整がしやすいため、可能な場合は実施することをおすすめします。
メイク後1日過ごすと、実際のキープ力や太陽光とライトの見え方の違いなど細かくチェックできるという理由もあります。当日気づいた点を微調整することで、より完成度の高いブライダルメイクになるでしょう。