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《細眉》の整え方&描き方をレクチャー!特徴や似合う人、メイクのコツの総まとめ
細眉というとひと昔前のギャルのイメージがありますが、近年の細眉は大人っぽさがあるのが特徴です。眉は顔の印象を決める重要なパーツ。太眉も細眉もどちらも描けるようになれば、印象を自由に変えられます。今回は、細眉の整え方と描き方を解説します!
目が小さめな人も細眉が似合う人!
自分のパーツの大きさを観察しながら、自分に似合う眉毛の太さを探していくのがコツです。
顔全体の面積に対して目が小さめな人は、細眉がよく似合う人といえるでしょう。顔の大きさと同じように、パーツが小さい人が大きなパーツをプラスすると、そのパーツの大きさが目立ってしまいます。そのため、目が小さめな人は太さがある眉だと、眉の印象が強くなりがち。バランスよく仕上げるには、細眉がベストです。
細眉を作るための整え方のコツ
眉毛メンテナンスに必要なアイテムは?
細眉にするためには、眉毛を整えることが重要です。整え方の前に、まずは眉毛を整えるのに必要なアイテムを確認していきましょう。
アイテム名 | 役割 |
---|---|
スクリューブラシ | 毛流れを整える |
眉コーム | 眉毛の濃さを整える |
眉ばさみ | 眉毛をカットする |
シェーバー | 眉毛を剃る |
毛抜き | 眉毛を抜く |
これらのアイテムがあれば、眉毛を整えられます。最低限必要となるアイテムなので、持っていないアイテムがあれば揃えておきましょう。
細眉にする整え方のコツ(1)
眉毛と目は距離が近く、切っても切れない関係のパーツです。眉毛を整える際は眉毛だけで考えるのではなく、目の幅を参考にして考えていきます。細眉に整えるときの眉毛の幅の目安は、目の縦幅の半分です。これ以上細くしてしまうと、昔のようなキツイ印象の眉毛につながりかねません。
眉毛の整え方としては、幅を確認したうえで眉毛の下書きをしてから、各種アイテムを使って整えていきます。このとき、下書きで輪郭をしっかりめに描いておくと、処理がしやすくなりますよ。
細眉にする整え方のコツ(2)
理想とする細眉の下書きをしたら、余分な毛を処理していきます。余分な毛とは、下書きした眉の輪郭からはみ出している部分の毛のこと。整え方としては、根元から眉ばさみを使ってカットしていくだけです。
眉の中心の毛の長さを調整するには、眉コームを使いカットしていきます。眉コームで斜め下に向かって眉をとかし、輪郭からはみ出た部分をカットしましょう。
細眉にする整え方のコツ(3)
長い毛の処理が終わったら、次は短い毛をシェーバーで整えていきます。とくに眉山の下あたりの部分は、毛があるとボサッとした眉毛の印象を与えてしまう部分。眉毛の形を整えるときだけでなく、日常的にこまめに処理を行うようにしましょう。
短い毛の処理に毛抜きを使う場合、まぶたの上の毛の処理には注意が必要です。皮膚をひっぱることでまぶたのたるみにつながってしまう可能性があるため、まぶた部分はシェーバーを使う方がベター。眉毛を抜きすぎて生えてこなくなることも防げます。
眉毛を整えるうえで注意したいこと
眉毛の整え方を解説しましたが、整える際に注意してほしいことが2つあります。
1つ目は、シェーバーを使うときは保湿をしてから処理を行うこと。乾燥した状態で処理をすると、肌を傷つけてしまう恐れがあります。
2つ目は、眉毛の長さが気になるからと全体をカットするのはやめましょう。隙間が目立ってしまったり、眉毛の立体感がなくなったりして不格好に見えてしまいます。
この2つを守って整えることが美しい細眉に仕上げるコツ!
美しく仕上げる細眉の描き方のコツ
眉毛の黄金バランスを確認
眉毛を綺麗に描くうえで外せないのが、眉毛の黄金バランス。描く前には眉頭、眉山、眉尻の各部分の理想とする場所を確認したうえで描いていくのがコツです。ペンシルで軽く印をつけてあげると分かりやすいですよ。この基本の位置を覚えておけば、細眉に限らずどんな眉毛も仕上がりが変わり、綺麗に描けます。
それぞれの基本の位置は、眉頭は小鼻の延長線上、眉尻は小鼻と目尻の延長線上かつ眉頭の下部分と同じ高さ、もしくは少し上の位置に。眉山は、眉頭から眉山までが眉全体の約3分の2になる位置におきます。
眉メイクで必要となるアイテムを揃えよう
眉メイクで使う基本のアイテムを確認しましょう。必要なアイテムを揃えることが、眉メイクを制するポイントです。
アイテム名 | ポイント |
---|---|
ペンシルアイブロウ | 細かい部分や輪郭を描くのに便利 |
パウダーアイブロウ | ふんわり柔らか眉に仕上げたいときにぴったり |
眉マスカラ | 眉のカラーを調整してくれる優れもの |
コンシーラー | 眉の形を変えるのに役立つ |
眉用ブラシ | 付属のものより専用のブラシがあると描きやすい |
スクリューブラシ | 毛流れを整えたり、描きすぎた眉の修正をしたりするときに役立つ |
細眉は複数アイテムで仕上げよう!
細眉はペンシルだけ、パウダーだけのように単体のアイテムだけで描くよりは、ペンシルとパウダーを組み合わせて描いた方がより自然な仕上がりに!
ペンシルアイブロウには、削るタイプと繰り出し式のタイプがあります。細眉は眉尻の細さが重要となるので、削るタイプを利用する場合はこまめに削って先端を細くしておきましょう。
細眉の描き方のコツ(1)
眉毛全体をスクリューブラシを使って毛流れを整えてから、黄金バランスの場所に印をつけます。その後、眉山から眉尻を描き始めましょう。眉毛は眉尻に向かってだんだんと濃くなるグラデーションにすることで、自然な眉に仕上がります。そのため、濃く仕上げたい眉尻付近から描いていくのがポイントです。
さらに、細眉は眉尻が太くならないように、スッと細く描くのが綺麗見えするコツ。そのため、眉尻はペンシルアイブロウを使って描くのがおすすめです。
細眉の描き方のコツ(2)
眉山から眉尻を描いたら、上下のアウトラインを描いていきましょう。アウトラインは目立ちすぎてもいけないので、パウダーアイブロウで描いていくのがおすすめ。
完成形となる眉の形の輪郭を先に描いておくことで描きながら眉の形が崩れるのを防げ、さらには太さが変わることも防止できて綺麗に仕上がります。眉毛の形がうまく描けないときは、下のラインから描くと描きやすくなりますよ。下のラインをはっきりさせると目と眉の距離がぐっと近づいて見えるので、目が大きく見えます。
細眉の描き方のコツ(3)
アウトラインを描いたら内側を埋めていきます。内側を埋める際にもパウダーアイブロウを使うことで、ふんわり感のある眉に仕上がりますよ。細かい部分までしっかり色をのせるイメージで、ブラシを小刻みに動かしていきましょう。
全体を一気に仕上げようとせず、少しずつ埋めていくと仕上がりが変わりますよ。下書きとして描いたアウトラインとなじませるようにして描くと、自然な仕上がりになります。
細眉の描き方のコツ(4)
最後は内側を埋める際に余ったパウダーを、眉頭にのせていきます。眉頭は一番薄くしたい部分なので、最後に描きましょう。眉頭が濃くなってしまった場合は、スクリューブラシでしっかりぼかすようにしてください。
描き終えたら全体を見て、ムラがあるようであれば、その部分をペンシルで毛を描くように描き足していきます。眉毛を描くときの基本は、毛のないところに毛を足すこと。毛のあるところに描いてしまうと、その部分が濃く見えてしまいます。毛のないところに描き足し、再度全体を整えていきましょう。
細眉の描き方のコツ(5)
眉毛を描き終えたら、眉マスカラを使って仕上げていきます。眉毛の毛の流れに逆らう形で色をのせた後、毛の流れに沿って眉毛を整えながら色をなじませていくのがコツ!
眉マスカラの色は、ブラウンが使いやすく自然な仕上がりになるのでおすすめです。ブラウンも、赤みのあるブラウンやベージュのような明るめのブラウンとさまざま。アイメイクのカラーに合わせて変えて、楽しんでください。眉マスカラをあまり使ったことがない人は、透明タイプだと違和感なく使えますよ。
眉毛を左右対称に描くための描き方のコツ
眉毛が左右対称に描けないと悩んでいる人は、利き手とは反対側の眉毛から描くことを意識して!描きにくい方の眉毛から描くことで、利き手側は先に描いた眉毛に合わせるだけなので左右対称に仕上がりやすくなります。
その際、眉頭と眉山の位置が左右対称に仕上がるように描きましょう。基本の位置で印をつけたときに、左右対称になっているかも確認してくださいね。
細い眉に違和感があるときの描き方
いきなり細眉は違和感があるという人は、眉頭は太く、眉尻に向かってだんだん細くなる形がおすすめ。これは、目が細い特徴を持っている人にもおすすめの描き方です。
慣れてきて細眉にチャレンジするときは、眉頭の下部分を整えるか、コンシーラーでカバーして太さを調整していきましょう。
眉毛の太さが気になる人の描き方のコツ
眉毛を整えても眉の太さが気になって綺麗な細眉にならないという人は、コンシーラーを使いましょう。眉毛の下にコンシーラーを塗って、毛の色をカバーすることで細く見せられます。
コンシーラーの代わりにハイライトを使うのもおすすめ!明るさをプラスすることで陰影をつけ、眉毛を細く立体的に見せる効果があります。
トレンドの細眉で美人度アップ!
眉はトレンドが現れるパーツ。だからこそ、数年前の眉のままだとやぼったい印象になってしまうのです。トレンドを押さえた眉毛をマスターすることは、メイクで垢抜けるためには必要不可欠!眉毛は何度も描くことでコツがつかめ、上手に描けるようになります。細眉にする整え方や描き方をマスターして、美人度を上げていきましょう。