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朝のクレンジングって必要?正しいやり方と気をつけたい5つの行動
メイクを落とすときに欠かせないクレンジングですが、「朝のクレンジングって必要?」と考えたことはありませんか?寝ている間の皮脂汚れや前日に使用したスキンケアの油分を放っておくと毛穴が埋まり、肌トラブルの原因になることも。
そこでこの記事では、朝にクレンジングするメリットやデメリット、気をつけたいポイントを順番に徹底解説します。正しいやり方を参考に、ぜひ朝クレンジングを試してみてくださいね。
肌トラブルの原因になる
朝のクレンジングで必要な皮脂を落としすぎると、肌トラブルの原因になりかねません。ニキビができやすくなったり、肌荒れが起きたりするので注意が必要です。
肌に異常を感じた場合は皮膚科で相談し、朝のクレンジングはやめましょう。無理をして朝のクレンジングを続けると、肌トラブルを悪化させる可能性が高まります。
朝にクレンジングするときのポイント
気になる部分の朝クレンジングから始めよう
まずはTゾーンや鼻の周りなど、皮脂が気になる部分から朝のクレンジングを始めてください。最初から顔全体で始めてしまうと肌に負担がかかり、肌トラブルの原因になりかねません。また、万が一肌トラブルが発生した場合、広範囲にわたって症状が出てしまう可能性があります。
初めて朝にクレンジングする方や朝のクレンジングに不安を感じている方はもちろん、乾燥肌や敏感肌の方もまずは気になる部分から始めると安心ですよ。
使うときの量は適量を守って
朝の場合でも、使うクレンジングの量は適量を守って使用してください。「素肌だから」といって使う量を減らしてしまうと摩擦による刺激で、肌への負担が大きくなります。肌への負担は肌トラブルを起こしやすくなるため、注意が必要です。
また、適量は使用するクレンジングによって異なります。実際に使うクレンジングの使い方を確認し、肌への摩擦が少ない状態で朝に使用するとよいでしょう。
洗浄力の低いクレンジングを選ぶ
(1)ミルクタイプ
ミルクタイプは比較的洗浄力が弱く、保湿成分が含まれている商品もあります。また、スルスルと滑るように肌を洗えるので肌への刺激も少なく、朝のクレンジングにおすすめです。
初めて朝にクレンジングをする方は、まずミルクタイプのクレンジングを使うとよいでしょう。新しく購入する場合は成分表を見て、スクワランやセラミドなどの保湿成分が配合されているクレンジングがおすすめです。
(2)クリームタイプ
クリームタイプは保湿力に優れており、洗浄力も弱いクレンジング。やさしく包み込むように洗い流してくれるので肌への刺激が少なく、乾燥肌や敏感肌の方におすすめです。
ミルクタイプよりも保湿力を求めている方や肌への刺激を抑えたい方は、クリームタイプがよいでしょう。クリームタイプであれば保湿力に優れているものが多いですが、購入するときは保湿成分が入っているかを確認してくださいね。
(3)ウォータータイプ
種類は少ないですが、洗浄力が比較的弱くスルスルと洗えるウォータータイプもおすすめです。水で洗っているかのような洗い心地で、油分を落とせます。
ミルクタイプやクリームタイプに比べて保湿力は足りないですが、洗いやすさで選びたい方はウォータータイプがよいでしょう。
夜のクレンジングで使用している方が多いウォータータイプのクレンジングは、そのまま朝に使用できるため新しく買わなくてよいというメリットがあります。
正しいやり方を伝授!朝クレンジングの手順
正しいやり方(1)手のひらにクレンジングを出す
まずは、手のひらにクレンジングを適量出してください。このときの適量は使用するクレンジングによって異なるため、使用方法をよく読んでから使うようにしてくださいね。
また、朝のクレンジングだからといって、使用する量を減らしてしまうのは間違ったやり方です。肌へ摩擦を与えてしまう原因になり、肌への負担が大きくなるので注意してください。正しいやり方で朝のクレンジングをしましょう。
正しいやり方(2)両手でクレンジングを温める
手のひらに出したクレンジングを、両手で挟み込むように温めてください。温めてから使用すると肌になじみやすくなり、あまり肌を擦ることなく毛穴の汚れがスルスルと落ちます。
温めずに使用すると肌の摩擦につながり肌トラブルが起きやすくなるため、必ずクレンジングを温めてから行いましょう。忙しい朝でもこのひと手間を忘れないでくださいね。
正しいやり方(3)顔にやさしくなじませる
続いて、温めたクレンジングをやさしく顔になじませます。朝のクレンジングでは、メイクを落とすときのようにしっかり洗う必要はありません。擦ってしまうと肌の摩擦につながるだけでなく、肌に必要な皮脂まで落とす原因になります。
肌が乾燥する可能性もあるので、朝のクレンジングは擦らずやさしくなじませることを意識してくださいね。また、洗う時間も短くしましょう。メイクを落とすわけではないので、洗いすぎには注意が必要です。