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涙袋がない人・ある人との違いは?特徴を活かしたメイクで魅力的な目元に!
ぷくっと膨らんだ「涙袋」は可愛らしくやさしげな雰囲気に見せられることから、憧れている女性が多い部分。涙袋は人によってある場合とない場合に分かれますが、何によって違いが現れるのでしょうか。
今回は、涙袋がある人とない人の特徴と違いをご紹介。あわせて、涙袋がない人が持つ魅力やすっきりとした目元を活かすメイク方法、涙袋がほしい方におすすめなメイクでの作り方なども解説していきます。
気分に合わせてメイクで涙袋を作れる
メイク方法を工夫して目元の印象を変えられることも、涙袋がない人の特徴です。涙袋がある人は薄づきメイクでも立体感のある目元を作れますが、目の下の凹凸自体は隠せません。メイクで立体感を出せても、もともとある膨らみをカバーするのは難しいのです。
涙袋がない人は素のすっきりとした目元にすることも、メイク方法にこだわって涙袋風に見せることも、両方楽しめます。その日の気分に合わせて、好みの仕上がりを叶えられますよ。
涙袋がない人の魅力を活かすメイク方法
すっきりした目元を際立たせるのがコツ!
涙袋がない目元の魅力を活かすためには、すっきりシャープな目元を引き立てることが大事です。アイメイクをするときは、厚塗りしすぎないように心がけましょう。
とくにアイシャドウをグラデーションにする場合、濃く色づけようと何度も重ね塗りをすると、色味が不自然に際立って厚ぼったい目元に見えてしまいます。単色塗りであればそれほど気にしなくてもよいですが、複数のカラーを使うときは薄くのせて、繊細な色の質感を楽しみましょう。
メイク方法(1)マットなカラーを単色塗り
単色のマット系アイシャドウで仕上げるワントーンメイクは、すっきりとした目元の魅力を引き出せます。パールやラメが含まれていないマットタイプのアイシャドウは、高発色なアイテムが多いです。
涙袋がない方が使うことで、すっきりとしたまぶたに色が美しく映え、涼やかで凛とした印象に見せられます。二重幅よりも少し広めのスペースと下まぶたの目尻に、やや濃いめに入れてみましょう。肌なじみがよく落ち着いた雰囲気に見えるブラウン系カラーがおすすめです。
メイク方法(2)縦割りグラデーションで上品に
目頭から目尻にかけて暗い色をのせる「縦割りグラデーション」は、涙袋がない人の特徴である切れ長な目の形を活かすメイク方法です。
- 1.目頭から黒目の内側まで、ベースのマット系カラーを入れる
- 2.黒目の上あたりに、メインのマット系カラーを入れる
- 3.黒目の外側から目尻にかけて締め色を入れ、3色の境界を指でふんわりぼかす
基本的には、くっきりとした色づきを楽しめるマット系アイシャドウで仕上げるのがおすすめ。ツヤ感を出したい場合は、3色のうち1色をラメやパールが入ったものにして、さりげなくツヤを仕込んでくださいね。
メイク方法(3)上下でアイシャドウの質感を分ける
涙袋がない方がパールやラメ入りのアイシャドウで囲み目メイクをすると、やぼったく膨張した印象に見える場合があります。シャープな目元の魅力を活かすために、パールやラメが含まれたものは部分使いをするのがおすすめです。
アイホールや二重幅にツヤ系をのせたら下まぶたはマット系を使うなど、部分的にアイシャドウの質感を使い分けてみましょう。メインカラーはマット系を使い、目尻にのみツヤ系アイシャドウを入れるメイク方法もよく似合います。
メイク方法(4)跳ね上げアイラインでクールに引き締める
大胆な跳ね上げアイラインも、涙袋がない方の特徴を活かすメイク方法です。「キャットライン」とも呼ばれており、目尻からオーバーして跳ね上げることでクリクリとした大きな目元を演出できます。
- 1.目頭から目尻まで、まつ毛の隙間を埋めるように細くアイラインを引く
- 2.下まぶたの輪郭の延長線と、目尻から3〜5mmほどはみ出した位置が交わる部分に印をつける
- 3.(2)の印まで上まぶたのアイラインを跳ね上げるように引き、内側を塗りつぶす
目の横幅を長く見せ、切れ長でシャープな目元を一層かっこよく引き立てられます。
メイク方法(5)ロングマスカラを上下にオン
涙袋がない方は、きれいな上向きカールをキープして自然な長さを出せる「ロングマスカラ」を使ってみましょう。ボリュームタイプと比べてナチュラルな目元を作りやすく、自まつ毛をさりげなく長く見せられます。クールに決めたい方はブラックを、繊細な印象に見せたい方はブラウン系を選んでください。
マスカラは、上下のまつ毛両方に塗るのがおすすめです。すっきり切れ長な目の形を活かしつつ、縦長効果によってぱっちりとした目元を演出できます。
涙袋がない人必読!ナチュラルな涙袋の作り方
メイクで「涙袋風」に見せる!
涙袋がない人にはクールな大人っぽさや涼やかな雰囲気など、特有の魅力があります。しかし可愛らしい雰囲気を叶えたい人は、涙袋がある顔立ちに憧れてしまいますよね。フェミニンなメイクを楽しみたい方は、メイク方法を工夫して涙袋を作ってみましょう。
必要なアイテムは、「明るいベージュやホワイト系のアイシャドウ」と「ライトブラウン系のアイライナー」の2つだけです。作り方は簡単で手順を覚えれば誰でも気軽にできるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
涙袋の作り方(1)入れる位置を確認する
最初に、涙袋を作る位置を確認します。ふっくら立体的な目元を作りたいからといって幅広い範囲に色をのせると、「メイクで作っている感」が出て不自然な仕上がりに。
鏡を見ながら口角を上げて微笑み顔を作り、目の下の膨らみ具合をチェックしましょう。盛り上がった部分の上側にアイシャドウをのせるのが基本です。仕上がりを左右する大事な工程なので、しっかりと位置を確認してくださいね。
涙袋の作り方(2)ベージュ系アイシャドウをのせる
(1)でチェックした部分に、アイシャドウをのせていきます。下まぶたにクマやくすみが出ている場合は、事前にコンシーラーでカバーしておきましょう。このひと手間を加えることで、アイシャドウをより美しく発色できます。
涙袋で使うアイシャドウは、肌色よりもワントーン明るいベージュ系やホワイト系などのカラーを使うのがマストです。ブラシやチップで目頭から目尻にかけて、ふんわり入れましょう。みずみずしく潤んだようなツヤ感を出したい方は、パールやラメが入ったカラーを選んでください。
涙袋の作り方(3)ライトブラウン系のアイライナーで影を作る
リアルで魅力的な涙袋に見せる作り方のコツは、アイシャドウを塗った後に影を入れることです。作り方(1)でチェックした下まぶたの膨らみの下側に、アイライナーで影を描いて綿棒で軽くぼかしましょう。目頭から目尻まできっちり線を引くと作った影であることが目立ってしまうため、画像のように黒目の下あたりに引いてください。
使うアイライナーは、ライトブラウン系やグレー系など淡いカラーがおすすめです。自然にできたようなソフトな影を演出できます。
薄づきを心がける
魅力あふれる涙袋の作り方のコツは、どのアイテムも「薄づき」でのせることです。くっきりした涙袋を作りたい方であっても、アイシャドウやアイライナーを入れすぎると下まぶただけ不自然に強調されてしまいます。
アイシャドウとアイライナーはひと塗りから始めて、「少し薄いかな?」と思える程度で留めておくのがマストです。鏡で左右のバランスをよく確認しながら、少しずつ色味をのせてください。
涙袋を作るコスメも活用して
より本物に近い涙袋に見せたい方は、涙袋を作るためのコスメを使ってみましょう。ドラッグストアなどでは、涙袋の影を描く専用のアイライナーや、下まぶたに貼ってぷっくりとした目元を作るテープなどが販売されています。使い方が簡単なうえ、リアルでナチュラルな涙袋メイクができますよ。
先ほどご紹介した涙袋の作り方は、手持ちのコスメを活用するメイク方法です。初心者の方だとコツをつかむまでに時間がかかる場合もあるので、ぜひこれらの便利なアイテムをぜひ取り入れてくださいね。
涙袋がある・ないに左右されない、個性を活かすメイクを楽しんで
見た目の雰囲気や似合うメイクは違いますが、涙袋がある人もない人もそれぞれ特有の魅力を持っています。
まずは自分の特徴を活かすメイクをして、素の魅力が際立つ素敵な雰囲気を叶えてください。そのうえで涙袋の作り方に挑戦して、自分のなりたい印象を見つけるのがおすすめです。ご紹介した内容を参考にあなたもぜひ、個性を活かすメイクを満喫してくださいね。