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痛いささくれの原因は乾燥や刺激!日常でのケア方法とおすすめクリーム2選
いつのまにか指にできているささくれ。ささくれがあると「指や爪が汚く見える」、さらに「ちょっとした刺激でも痛い」など気持ちが落ちますよね。ささくれができる原因と対処方法を知って、指先から女子力を高めましょう。この記事では痛いささくれの原因や予防方法、ささくれケアにおすすめの人気クリームをご紹介します。
<ささくれの原因とメカニズム>なぜこんなに痛いの?
ささくれができるメカニズムとは?
「ささくれ」は別名「さかむけ」ともいい、日常的に爪周りにできる肌荒れの一種です。指先は日常的に刺激を受けやすいので、小さな刺激の積み重ねで簡単にささくれができてしまいます。
ささくれは、肌表面のバリア機能を担っている角層細胞がめくれ上がっている状態です。めくれ上がった皮膚の下は未熟な細胞なので、洋服や髪にひっかかっただけでも痛みを感じます。
<ささくれの原因その1>乾燥
ささくれができる代表的な原因の1つは、乾燥です。秋冬は湿度が下がって空気が乾燥するので、ささくれができやすいと感じる方も多いのではないでしょうか。
また皮膚の水分・油分不足による乾燥でも、ささくれは起こります。洗い物や掃除などの洗剤を使った水仕事、昨今のコロナ感染症対策による手洗い・消毒習慣なども指先を乾燥させる原因に。
<ささくれの原因その2>物理的刺激
ささくれの原因の2つめは、物理的刺激です。指先はさまざまなものに触れ、日常的に刺激を受けやすい部位。スマホをさわる、髪をセットする、洋服を着るなど、1つ1つは小さい刺激でも、積み重なると指先の負担になることもあります。
物理的刺激によって指や爪周りの皮膚がめくれ上がることも、ささくれができる大きな原因の1つ。生活のなかで指先や爪への刺激をゼロにするのは難しいので、強い刺激を与えすぎないように注意しましょう。
<ささくれの原因その3>血行不良
ささくれは、血行不良でも起こります。とくに指先などの末端部は毛細血管が多く、冷えやストレスなどが原因で血行が滞りやすい部位です。
血行不良が起こると指先の細胞に栄養が行き渡りにくくなり、バリア機能が弱る原因にもなります。バリア機能が弱った肌は水分が逃げやすく乾燥しやすいので、結果としてささくれもできやすくなるのです。
<ささくれの予防法5選>日常での注意点とは?
<ささくれの予防法その1>指や爪を乾燥させない
ささくれ予防の第一優先ケアは、指や爪周りを乾燥させないことです。秋冬などの乾燥する季節や、手洗い・消毒のあとはこまめにハンドクリームを塗り、指先の水分を逃がさないように対処しましょう。
手を洗うときの水も冷たすぎる・熱すぎる温度はNGです。33℃前後のぬるま湯でおこなうように心がけましょう。ハンドクリームは日中に持ち歩きやすいチューブ型のものと、夜の集中うるおいケアができるものを用意するとより効果を実感できます。
<ささくれの予防法その2>指先を冷やさない
ささくれを予防する方法として、指先を冷やさないことも大切です。冷えは血管を収縮させ、血行不良の原因に。とくに指先などの毛細血管の多い末端部位は、体が冷えると連動してすぐ冷えてしまいます。
冷たい食べ物や飲み物をなるべく避けて、日常的に体を冷やさないように配慮を。洗い物をするときはゴム手袋をしたり、秋冬などの寒い時期の外出は手袋をしたりと指先を冷やさない対処をしましょう。
<ささくれの予防法その3>ストレスをためない
仕事や人間関係などでストレスを感じたとき、指先が冷たくなった経験はありませんか?ストレスも血管を収縮させるので、血行不良から体を冷やす原因となります。
ストレスをなくすのは難しいですが、日常的にストレスをためすぎないよう心がけましょう。ストレスの原因となるものとなるべく距離を置き、こころと体をリラックスさせるなどの対処を。ストレッチや軽い運動もリフレッシュになるのでおすすめです。
<ささくれの予防法その4>肌によい食材をとる
ささくれを予防する方法の1つとして、肌によい食材を積極的にとりましょう。おすすめの食材は以下のとおりです。
【肌によいおすすめの食材】
- ・体を温める食材:生姜、玄米、かぼちゃ、豚肉、ナッツ類など
- ・うるおいバランスを整えるビタミンAを含む食材:緑黄色野菜全般、海藻、たまごなど
- ・爪や髪などの健康を維持する亜鉛を含む食材:牡蠣、牛肉、たまご、レバー、チーズなど
ささくれ予防だけでなく、美容や健康のためにも毎日の食生活には気を付けていきましょう。