一般的なプレストパウダータイプのチークは、粉をはたくのでパウダリーな質感に仕上がりがちですよね。

パープルメイクと相性抜群のツヤ肌ベースメイクを活かすためには、パウダーチークよりもクリームチークがおすすめ。油分が多くて肌になじみやすいクリームチークは、じゅわっと上気したようなナチュラルな仕上がりが魅力です。指にとったクリームチークは一度手の甲につけて、量を調節してから頬にのせると失敗しにくいでしょう。

パープルメイクは華やかな印象に仕上がる点が魅力ですが、アイシャドウを付け過ぎると派手になりがち。パープルメイク初心者でも軽やかなメイクに仕上げるためには、単色アイシャドウを使用してラフに塗るとよいでしょう。

イエベ春やイエベ秋の人は赤みを感じるパープルアイシャドウで、血色感を高めるアイメイクがおすすめです。ブルベ夏やブルベ冬は青みを含むパープルアイシャドウを使用して、透明感※あふれる儚げな目元を演出してください。

単色アイシャドウでは物足りなさを感じる人は、カラーアイシャドウとの組み合わせを楽しんでみてください。

黄みを含むカラーを得意とするイエベ春やイエベ秋は、パープルとオレンジを組み合わせたアイメイクがおすすめ。青みカラーが似合うブルベ夏やブルベ冬は、パープルとグレーのグラデーションがクールに仕上がります。また、フェミニンなパープルメイクを楽しみたい人は、ピンクのアイシャドウでグラデーションを作るとよいでしょう。

透明感あふれる儚げな印象を与えるパープルメイクは、チラチラと目元を輝かせるラメアイシャドウと相性抜群。角度によってラメの色が変化する偏光ラメを使用すれば、ニュアンス感のある今っぽい目元に仕上がります。黄みを含む色味を得意とするイエベ春やイエベ秋は、ゴールドラメを使用しても似合うでしょう。

まぶた全体にラメを塗り広げるとくどい印象に仕上がるため、目頭や涙袋、黒目上部分にポイントで使用してください。

パープルメイク初心者がリップにパープルを取り入れるコツは、シアーな質感のリップを使用することです。シアーとは素肌が若干透けるような質感を指し、もとの唇にナチュラルな血色感をプラスしてくれる点が魅力。シアーリップはクリアな質感で発色が強過ぎないので、唇のみが不自然に浮いてしまう事態を避けることが可能です。

一方でがっつりと紫感を楽しみたいパープルメイク上級者は、発色が強めのマットリップを選ぶとよいでしょう。

イエベがパープルリップを上手に使いこなすためのポイントは、赤みの強いパープルリップを選ぶことです。高明度・高彩度のクリアな色味を得意とするイエベ春は、華やかなローズリップを使用するとよいでしょう。イエベ秋は低明度・低彩度のソフトな色味が似合うので、ワインレッドのようなボルドーやバーガンディがおすすめです。

はっきりとパープル感のあるカラーを使用するよりも、ほんのりパープルのニュアンスを感じるリップを使用しましょう。