オレンジチークの魅力は何といっても、太陽のように元気な印象を与えられるところです。フレッシュで若々しさが出るだけでなく、肌になじみ自然な血色感をプラスできます。ポップなメイクにはもちろんですが、ピンクだとかわいらしすぎるというようなメイクにも相性がよいのです。

オレンジチークは春夏に使うイメージが強いですが、秋冬もブラウンと重ねて使うことで季節問わず使えますよ。

オレンジチークはピンクチークとは違い、かわいらしい印象になりすぎないのがよいところ。かわいいカラーが苦手な人でも、オレンジチークなら挑戦しやすいですよね。

さらに、ブラウンほど仕上がりが大人っぽくならないので、大人っぽさとかわいさの両方をメイクで叶えたいという女性にぴったりなカラーなのです。

ポップで元気な印象が人気のオレンジチークは、「アラサーだと頑張りすぎている印象を与えるのでは？」と心配している人もいますが大丈夫！オレンジチークといっても、オレンジの濃さはさまざまなので、アラサーに似合うオレンジもありますよ。

元気で若すぎる印象を与えたくない場合は、オレンジの色が薄めのものやくすみ感のあるもの、マットの質感のものを選ぶなど選び方を意識するとよいです。ほかのカラーと重ねて使うのもおすすめ。

似合うオレンジチークを選ぶ際、簡単なのはパーソナルカラーに合わせて選ぶことです。イエベ春であれば明るいオレンジチークが似合い、イエベ秋であれば黄みが強く深みのあるテラコッタがおすすめ。

オレンジチークはイエベでないと似合わないと思っている人もいますが、ブルベでも色選びに気を付ければ似合いますよ。ブルベ夏ならくすみがかったピンクが混ざったオレンジ、ブルベ冬であればビビットなオレンジでコントラストを意識。ベースカラーに得意な色を仕込んでおくと、チークだけが悪目立ちすることを防げます。

似合うオレンジチークの選び方として、好みのテクスチャーで選ぶのも1つの方法です。ふんわり感を重視したいならパウダーチークがおすすめ。ブラシで少量ずつ重ねられるので、濃さの調整がしやすいのもポイントです！

色持ちを重視するなら、クリームやリキッドタイプのチークがぴったり。肌への密着度が高いのでよれにくいアイテムが多く、みずみずしい仕上がりになります。クリームタイプはしっとり感があるので、乾燥が気になる人に人気です。ただし、つけすぎると修正がしにくいため、上級者向けといえます。

仕上がりをイメージして、似合うアイテムを選ぶ方法もあります。ツヤっぽく仕上げたいのであれば、ラメやパールが入ったものを選びましょう。ラメやパールのきらめきが光を反射し、ハリ感のある頬に見せてくれます。

一方で大人っぽさをプラスしつつ上品に仕上げたいなら、マットな質感のものがおすすめ。ラメがない分、肌なじみがよいものが多く、よりナチュラル感がでます。ラメ入りよりもシーンを選ばず、使いやすいのも人気の理由です。

ゴールドパールが入っているセザンヌのオレンジチーク。高発色で自然な仕上がりが特徴なので、少量をふんわりとのせましょう。パッケージが小さめで付属のブラシもついているので、持ち運びしやすいアイテム。

そして、プチプラの中でもかなり良心的なお値段になっています。オレンジチークが初めてで、似合うか不安がある方にぴったりです。

【CEZANNE ナチュラルチークN 04 ゴールドオレンジ】
396円（税込） 編集部調べ

花の模様がかわいらしいCANMAKEのチーク。頬にツヤをプラスしてくれるグロウパウダーとチークが1つになっています。オレンジだけでなくコーラルやピンクも入っているので、全体をブラシでくるくると色を混ぜながら取るのがおすすめ。

ほわんとした柔らかい発色なので、ナチュラルに頬に血色を与えられるのが人気の理由です。イエベに似合うプチプラチーク！

【CANMAKE グロウフルールチークス 03 フェアリーオレンジフルール】
880円（税込） 編集部調べ

ちふれのパウダーチークは鮮やかな発色が特徴で、コンパクトなサイズ感が人気のプチプラチーク。肌なじみがよく、頬が自然に色づいているかのような仕上がりになります。

443番は健康的なコーラルオレンジで、黄みが強く鮮やかさのあるカラーなのでイエベにおすすめ。ちふれのパウダーチークを複数色購入する方も多いので、ブルべの方はローズ系のカラーと合わせて使うのがよいでしょう。

【ちふれ パウダーチーク 443】
506円（税込） 編集部調べ

レブロンの「マット パウダー ブラッシュ」は、ふんわりと自然に血色感をプラスしてくれるオレンジチーク。ブラシだけでなくミラーもついているので、ささっとチークがつけられます。

汗・水に強く、保湿成分としてスクワランが配合されているので、チークを付けた後でも頬の乾燥を感じにくくなっています。マットな質感で、濃いめのチークを使いたい方におすすめ！単体だとかなりはっきりしたオレンジですが、ブラウンを重ねることで季節問わず使用できるアイテムです。

【REVLON マット パウダー ブラッシュ 106 オレンジ スエード】
1,760円（税込） 編集部調べ

パフでポンポンとつけるのが特徴のMAJOLICA MAJORCAのチーク。ポンっとつけるだけのテクニックいらずなので、チークをつけるのが苦手な人も簡単につけられます。パッケージのかわいさを評価する声も多く、女の子の好きが詰まっているプチプラチークです。

ムラになりにくく綺麗に仕上がり、コスパ抜群。マットなチークで発色のよさを求めているなら、おすすめのアイテムです。

【MAJOLICA MAJORCA パフ・デ・チーク OR302 アプリコットマカロン】
1,430円（税込） 編集部調べ

ガーベラの型押しが特徴のクリニークのパウダーチークは、見た目のかわいさはもちろん、発色も人気のデパコスチークです。

メロンポップはピンクとオレンジの中間のような色味で、重ねるほどにコーラルさがでてきます。自然なツヤがプラスでき、薄付きなのでイエベはもちろんブルベでも似合う1品です。

【CLINIQUE チークポップ 08 メロンポップ】
3,630円（税込） 編集部調べ

NARSのチークは細かい粒子のパウダーが特徴的で、ナチュラルでマットな仕上がりになります。重ねて発色を調整できるので、メイクに合わせて濃さを変えて楽しめるのもうれしいポイント。

マットタンジェリンのカラーはパキっとしたオレンジというよりも、オレンジベージュのような色味なので、オレンジに抵抗感がある人でも使いやすいカラーになっています。イエベ秋におすすめのデパコスアイテムです。

【NARS ブラッシュ 4007N マットタンジェリン】
4,070円（税込） 編集部調べ

使用感はもちろん、パッケージのかわいさが人気の理由でもあるジルスチュアート。「ブルーム ミックスブラッシュ」は5色のチークカラーが花びらの形になっているのが特徴で、開くたびに「かわいい！」と心が躍るアイテムです。

全9色ある中で01は最も明るく、はっきりとした色が集まっているのでイエベ春におすすめ！色の組み合わせ次第で、さまざまな表現ができるデパコスチークです。

【JILL STUART ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト 01 blooming tulip】
4,620円（税込） 編集部調べ

ピンクとオレンジのグラデーションが美しいSUQQUのピュアカラーブラッシュは、頬に自然な血色感だけでなく立体感も与えてくれる優れもの。全体を混ぜて使うもよし、単色で使うもよしのチークなので、気分に合わせて使い分けができますよ。さらに、ツヤのある仕上がりなので、肌に透明感※が宿るデパコスアイテムです。

全6色ある中で01はイエベに似合うカラーですが、ピンクの量を調整することでブルべでも使いやすいオレンジカラーになりますよ。

【SUQQU ピュア カラー ブラッシュ 01 蕾咲】
6,050円（税込） 編集部調べ

まるでマニキュアのようなパッケージのADDICTIONのチークポリッシュは、リキッドタイプで肌に溶け込むように血色感がにじみでるのが特徴のチークです。

ブラシについたチークをビンの口でしっかりしごいて量を調整してから使うのがポイント！少ない量からつけていくのがコツです。肌にぴたっと密着するので、もちのよさが人気のデパコスアイテムですよ。

【ADDICTION チークポリッシュ 11 オータム アフタヌーン】
3,080円（税込） 編集部調べ

オレンジチークを使うときはチークの量がポイント！少量ずつ肌にのせながら全体のメイクとのバランスを見て仕上げていくと、チークだけが浮いてしまう事態を防げます。とくにクリームやリキッドタイプを使う場合は注意しましょう。

クリームやリキッドチークはみずみずしさがあるので、ファンデーションを塗る前に仕込んでおくとチークが落ちにくくなるだけでなく、内側からにじみでる血色感を演出できますよ。

チークを入れる基本の位置は、ニコっと笑ったときに頬が一番高くなる場所ですが、チークは入れ方で印象が変わります。丸く入れればかわいらしい印象に、こめかみに向かって斜めに入れれば大人っぽい印象に仕上がります。

オレンジチークの若々しさを緩和したいのであれば、斜めに入れるのがおすすめです。また、自分の顔の形に合わせた入れ方をすることで小顔効果も狙えますよ。

チークには入れないほうがよい場所があり、それは黒目の内側かつ小鼻の下の部分です。チークをいつも丸く入れている人は注意してください。せっかく似合うカラーを使っていても、入れる場所が間違っていればメイクが垢抜けない印象になってしまいます。

さらに、チークの位置が下がると頬も下がって見えるので、老けた印象に見られる可能性も。オレンジチークの若々しさを出すうえでも、入れる場所には気を付けましょう！

オレンジカラーを苦手とするブルベの人がオレンジチークを使う場合のポイントは、色の選び方はもちろんですが、透け感を意識することです。透け感を意識すると、必然的にチークを薄くふんわりのせる必要があります。ほのかに頬が色付く程度であれば、ブルベでも肌から浮かずになじんだ仕上がりになりますよ。付属のブラシよりも大きめのチークブラシを使って、余計な粉を落としてからのせるようにしてください。

オレンジチークは元気で親しみやすい印象が手に入る人気のアイテム。パーソナルカラーだとイエベの印象が強いオレンジですが、ブルベの人にもチャレンジしてほしいカラーです。

今回紹介した選び方を参考に、オレンジチークというくくりだけでなく、ラメやマット、クリームやリキッドなど手元にあるチークのバリエーションを増やしてみてください。コスメの選び方を変えると、簡単に新しい自分に出会えます。オレンジチークで、大人かわいい私を手に入れてくださいね。