出典:adobestock
【プレ化粧水】とは?役割や正しい使い方をチェックして健康的な肌を目指そう
みなさんは、毎日のスキンケアにプレ化粧水を使っていますか?「いまいちメリットがわからなくて使っていない」という人も多いことでしょう。
そこで今回は、プレ化粧水の役割や正しい使い方をご紹介します。後半では人気のプレ化粧水もご紹介していくので、これからプレ化粧水を取り入れようと思っている人は参考にしてくださいね!
プレ化粧水とは?化粧水との違いをチェック
プレ化粧水の役割とは?
プレ化粧水とは一般的な化粧水の前に使うアイテムで、次に使う化粧水や美容液の浸透※を高める役割があります。
洗顔後の肌は水分や皮脂が取り除かれてゴワゴワした状態なので、そのまま化粧水を付けても十分になじみません。プレ化粧水で肌をやわらかい状態に戻すことで、次に使う化粧水がしっかりとなじむようになります。「洗顔後に肌がごわつく」と感じる人は、スキンケアにプレ化粧水をプラスしましょう。
※角質層まで
プレ化粧水と一般的な化粧水の違いとは?
プレ化粧水と一般的な化粧水は混同されがちですが、それぞれの役割は異なります。プレ化粧水は、ごわついた肌をやわらかく整えて、次に使う化粧水の浸透※を高めるアイテムです。タイプによっては古い角質を除去する役割も担っています。
一般的な化粧水は、水分や美容成分を肌に与えることが役割です。プレ化粧水と化粧水をセットで使うことで、潤いに満ちた健康的な肌に近付きます。
※角質層まで
プレ化粧水とブースターの違いとは?
プレ化粧水は、ブースターや導入液などさまざまな呼び方がありますが、役割に大きな違いはありません。呼び方はメーカーによって異なるので、名称の違いはあまり気にしなくて大丈夫です。
ただし、拭き取り化粧水はコットンに化粧水を染み込ませて、やさしく拭き取る使い方を推奨しています。拭き取り化粧水を使うときは、コットンとセットで使うようにしましょう。
プレ化粧水を毎日のスキンケアに取り入れるメリットとは
【メリット1】次に使う化粧水の浸透を高める
プレ化粧水を使用する大きなメリットは、肌をやわらかく整えて次に使う化粧水の浸透※を高められることです。高価な化粧水や美容液を使用しても、肌になじまなければ十分な効果は得られません。化粧水や美容液を効果的に使うためにも、プレ化粧水を付ける一手間が重要になってきます。
「お気に入りの化粧水をもっと効果的に使いたい」という人は、ぜひプレ化粧水を取り入れてみてください。
※角質層まで
【メリット2】古い角質を除去する
プレ化粧水をコットンにたっぷり含ませて、やさしく拭き取ることで古い角質をオフできます。古い角質が蓄積すると、くすみやニキビなどのさまざまな肌トラブルにつながるので、余分な角質を取り除くことは美肌への近道です。
角質を取り除くアイテムにはピーリングやスクラブなどもありますが、プレ化粧水はそうしたアイテムよりも肌への負担が少ないことも大きなメリットといえます。
【メリット3】メイクのりがアップする
プレ化粧水はメイク前に使うことで、化粧崩れを予防できます。ファンデーションは、肌が乾燥している状態では綺麗にのりません。プレ化粧水で保湿して肌をやわらかくすることで、ファンデーションがしっかりと肌に密着するようになります。
また、プレ化粧水は外出先でのメイク直しのときにも便利です。プレ化粧水を付けた後にファンデーションを塗り直すことで、綺麗にお直しができますよ。
どのタイプがおすすめ?プレ化粧水の種類と選び方
ローションタイプとは?
プレ化粧水の中でも一般的なのが、ローションタイプです。ローションタイプは一般的な化粧水と同じく、手で肌になじませていきます。肌をやわらかくすることを目的としているので、ごわつきが気になるときにはおすすめです。
ローションタイプはプチプラで大容量の商品が多いので、コスパがよいことも魅力の一つ。拭き取りタイプと比較すると肌への負担が少ないので、敏感肌の人にも人気です。
拭き取りタイプとは?
拭き取りタイプのプレ化粧水は、古い角質や洗顔では取り除けなかった汚れを落とすことを目的としています。そのため、肌のくすみ※が気になるときにはおすすめです。使い方はコットンにプレ化粧水を染み込ませて、やさしく拭き取るだけ。さっぱりとした使用感のアイテムが多いことも人気の秘訣です。
ただし、コットンで拭き取るときに摩擦が生じるので、敏感肌の人は使い方に注意しましょう。
※古い角質による
ミストタイプとは?
プレ化粧水の中でもとくに使い勝手がよいのは、ミストタイプです。ローションタイプと同じく、肌をやわらかくすることを目的としています。使い方は、シュっと顔にミストを吹きかけるだけ。洗顔後に手軽に保湿できるので、スキンケアを時短で済ませたい人にも人気のタイプです。
メイクの上からでも使えるので、外出先でメイク直しがしたいときにも重宝しますよ。
プレ化粧水の選び方とは?
プレ化粧水にはローションタイプや拭き取りタイプ、ミストタイプなどさまざまな形状がありますが、結局どれがよいのか迷ってしまう人もいることでしょう。そんなときは、現在の肌悩みを考慮して選ぶとよいですよ。
例えば、肌のごわつきや乾燥が気になる人はローションタイプ、くすみ※が気になる人は拭き取りタイプ、日中のメイク崩れが気になる人はミストタイプなど、自分の肌悩みに合ったアイテムを選んでみましょう。
※古い角質による
まずはチェック!プレ化粧水の正しい使い方
【STEP1】洗顔後すぐに付ける
プレ化粧水を使うタイミングは、洗顔の後です。タオルで水気を拭き取ったら、肌のつっぱりを感じる前にプレ化粧水を付けるようにしましょう。
洗顔後は水分や皮脂が取り除かれて乾燥しやすい状態なので、30秒以内にプレ化粧水を付けられるとベストです。洗面台やバスルームにプレ化粧水を常備しておくと、スピーディーにケアできますよ。
【STEP2】ハンドプレスでなじませる
プレ化粧水を手に取って顔全体になじませたら、手の平を使ってやさしくハンドプレスをします。このとき、擦るのではなくプレ化粧水を肌に押し込むようなイメージで付けると、摩擦を与えることなく付けられますよ。
ミストタイプを使用する場合も、肌に吹きかけた後に全体へなじませるようにハンドプレスをしてください。適量を肌になじませて、全体が潤ったら完了です。
【STEP3】化粧水でスキンケアをする
プレ化粧水を使った直後は肌が潤っていますが、そのまま放置してしまうとどんどん乾燥してしまいます。乾燥させないためにも、プレ化粧水の後は化粧水→美容液→乳液→クリームの順番でスキンケアをしましょう。
次に使う化粧水を付けるタイミングは、プレ化粧水の水分が肌になじんできた頃がベスト。肌のつっぱりを感じる前に化粧水を付けるようにしてください。
迷ったらこれ!人気のプレ化粧水10選
【アベンヌ】南フランスから湧き出る温泉水で土台を整える
「アベンヌウォーター」は南フランスから湧き出たアベンヌ温泉水※1から生まれた、スプレータイプのプレ化粧水です。ミネラル成分※2がバランスよく配合されていることが特徴で、肌の潤いバリアをサポートしてくれます。
使い方は顔から20センチほど離して、円を描くように吹きかけるだけ。生後1か月以上の赤ちゃんにも使えるので、親子で一緒に使えることも人気の秘訣です。
※1整肌成分
※2保湿成分
【アベンヌ ウォーター】
1,650円(税込) 編集部調べ
【キュレル】かさつきがちな肌にはセラミドケア
「ディープモイスチャースプレー」は、乾燥敏感肌のために低刺激設計で作られたプレ化粧水です。肌荒れや乾燥が気になる肌にセラミドケア※をして、角層のすみずみまで潤いを届けます。
お風呂上りだけではなく、朝のスキンケアや外出先でも手軽にケアできることからも人気を集めているアイテムです。使い方は簡単で、ボトルを斜めにしても逆さにしても使えるため、最後の一吹きまできっちり使い切れますよ。
※セラミドの働きを補い、潤いを与える
【キュレル ディープモイスチャースプレー】
2,750円(税込) 編集部調べ
【フリープラス】霧のようなミストでたっぷりと潤いを届ける
「マイルドシャワー」は霧のような細かなミストが肌にスッとなじむことが特徴で、お風呂上がりの火照った肌に清涼感を与えられます。アミノ酸由来成分※を配合した和漢植物美肌処方を採用しており、潤いに満ちた肌へ整えてくれるプレ化粧水です。
メイクの上から吹きかける使い方も可能で、持ち運びに便利な50gのミニサイズも発売しています。乾燥が気になる人はメイクポーチに常備しておくとよいですね。
※PCA-Na、DPG(保湿成分)
【フリープラス マイルドシャワー】
2,400円(税込) 編集部調べ
【evian】カルシウムイオンを豊富に配合したナチュラルミネラルウォーター
「フェイシャルスプレー」とは、ミネラルウォーターで人気のevianが手掛けたミストタイプのプレ化粧水です。フレンチアルプスから生まれたナチュラルミネラルウォーターで作られており、肌の潤いをキープするカルシウムイオン※が豊富に配合されています。
広範囲に広がるミストが特徴で、顔だけでなく全身の保湿ケアにもおすすめです。ボトルごと冷蔵庫で冷やす使い方も推奨されており、お風呂上がりの火照った身体もクールダウンできますよ。
※保湿成分
【evian フェイシャルスプレー】
1,595円(税込) 編集部調べ
【SK-Ⅱ】キメの整った肌に導くSK-Ⅱベストセラーのプレ化粧水
「フェイシャル トリートメント クリア ローション」は拭き取りタイプのプレ化粧水で、SK-Ⅱの中でもとくに人気のアイテムです。SK-Ⅱ独自のピテラ※を配合しており、キメの整った肌へ導いてくれます。
使い方は500円硬化大のローションをコットンになじませて、顔の内側から外側に向かってやさしく拭き取ってください。古い角質や汚れが落ちるので、次に使う化粧水や美容液のなじみもよくなりますよ。
※整肌保湿成分
【SK-Ⅱ フェイシャル トリートメント クリア ローション】
10,010円(税込) 編集部調べ
【クリーニーク】皮膚科学から生まれた拭き取り化粧水
クリニークは、皮膚科学の知見から生まれたスキンケアブランドです。「クラリファイング ローション1」は洗顔だけでは落としきれない古い角質を取り除きつつ、顔全体のツッパリ感をケアできます。乾燥肌向けに作られた拭き取り化粧水なので、保湿力を重視している人には人気のアイテムです。
さっぱりとした使用感なので、夏場やメイク前でもストレスなく使用できますよ。
【クリーニーク クラリファイング ローション1】
6,270円(税込) 編集部調べ
【無印良品】岩手県釜石の天然水で作られた拭き取り化粧水
生活雑貨で人気の、無印良品のスキンケアアイテムです。岩手県釜石の天然水とツバキ種子エキス※などの植物エキスを配合していることが特徴で、肌をしっとりなめらかに整えてくれます。
アルコールフリー・パラベンフリー・無香料・無鉱物油なので、余計な刺激を与えたくない人にもおすすめです。大容量かつプチプラで手に入ることも人気の秘訣!
※保湿成分
【無印良品 導入化粧液】
1,990円(税込) 編集部調べ
【エリクシール】クリーミーな炭酸泡でやわらかい肌に整えるブースター
ブースターとしては珍しい、クリーミー泡タイプのアイテムです。ふわふわの泡が肌を包み込み、角層まで潤いを与えてくれます。炭酸※入りの泡を肌になじませることで血行促進につながることもポイントです。
使い方はさくらんぼ大の泡を手に取り、顔全体に包み込むようになじませるだけ。泡タイプではありますが、洗い流す必要はありません。シトラスフローラルの香りでリフレッシュしながらお手入れできます。
※噴射剤
【エリクシール シュペリエル ブースターエッセンス】
3,190円(税込) 編集部調べ
【CNP Laboratory】古い角質をマイルドに取り除ける人気の韓国コスメ
肌をごしごし擦らずに角質ケアができるブースターです。潤いを与えつつ、古い角質をマイルドにケアできることが特徴で、次に使う化粧水の浸透※を高めてくれます。
使い方は、スキンケアの一番初めに顔全体になじませるだけ。角質ケアはしたいけど肌に摩擦を与えたくない人におすすめのブースターです。
※角質層まで
【CNP Laboratory CNP P ブースター】
3,410円(税込) 編集部調べ
【RMK】乾燥やハリ不足をケアするオイルトリートメント
やわらかい肌に整えるオイル層とみずみずしい肌に導くうるおい層が一つになった、トリートメントオイルです。オイルインではありますが、べたつかないテクスチャーが特徴。コスメ口コミサイトでも高く評価されている、人気のプレ化粧水です。
使い方は、あらかじめ上下に振ってから出すことがポイント。その後、手の平に4~5滴ほどのせて、マッサージをするように顔全体に塗ってください。オレンジやネロリなどの精油をブレンドしたフローラルシトラスの香りにも癒されますよ。
【RMK Wトリートメントオイル】
4,400円(税込) 編集部調べ
毎日のスキンケアにプレ化粧水をプラスして健康的な肌へ
プレ化粧水とはスキンケアの一番初めに付ける化粧水で、次に使う化粧水の浸透※を高める役割を持っています。ローション・拭き取りタイプ・ミストタイプなどのさまざまなタイプがあるので、肌悩みや使い方などを考慮して自分に合った一品を探してみてください。
本記事でご紹介した人気のプレ化粧水も、ぜひ参考にしてくださいね。毎日のスキンケアにプレ化粧水を取り入れ、健康的なうるつや美肌を目指しましょう。
※角質層まで