ボディローションは身体用のスキンケアに使用するアイテムで、みずみずしい質感が特徴的。顔のスキンケアに置き換えると、化粧水のような役目を果たします。クリームやミルクタイプと比べて水分の配合量が多いため、肌なじみのよさが人気です。

使い方によっては乾燥肌から脂性肌の方まで幅広くおすすめできるので、詳しくチェックしていきましょう。

ボディローションは水分が多く油分が少ないため、肌に潤いを与えつつ、さらっとした質感に仕上げます。ボディクリームのベタつきが苦手な方でもストレスなく使いやすいと好評で、軽やかな質感こそが人気を決定づける理由。

多くのブランドからボディローションを手に入れられるので、気分やシーンによってそれぞれの使い心地を楽しむのもおすすめです。

身体用のスキンケアアイテムは、大きく分けると主に5つの種類があります。基本的には液体から固形に近づくほど油脂量が多く濃厚な質感になるので、好みやシーンに沿って選んでみてくださいね。

ボディローションは、肌の悩みに沿った選び方がおすすめです。とくに水分が多くみずみずしいタイプは、脂性肌や肌の乾燥をあまり感じない方、汗をかくとベタつきやすい方に適しています。ボディミルクに似て油分を配合したタイプは、乾燥肌におすすめ。

身体の中でもパーツごとに乾燥レベルが異なるため、ケアする箇所によって使い分けるのもよい選び方です。自分に合うタイプを選んで、すこやかな肌状態を保ちましょう。

季節が変わるときに、顔のスキンケアアイテムを見直す方は多いでしょう。とくに四季の違いがはっきりしている日本では、美肌をキープするうえで必要なこと。

顔と同じように、身体も季節や気候によって肌のコンディションが変化します。愛用中のボディローションが合わなくなったら、選び方を見直して今の肌状態に合ったタイプを探すのがおすすめです。

ボディローションは全身に塗るアイテムなので、気持ちよくケアできるように好みの使用感にこだわるのがおすすめ。塗り心地やなじんだ後の肌の質感は、必ずチェックしたいポイントです。

また、バリア機能が低下したデリケートな乾燥肌の方は、保湿クリーム特有の濃厚さで身体に刺激を感じることも。潤いを与えたいのに何を塗ってもかゆくなってしまう肌には、みずみずしい使用感のボディローションや敏感肌に適したブランドを選び、刺激を抑えたケアを心がけてみてください。

フレグランスで人気のブランドもこだわりのボディローションを扱っているので、香水の代わりにふんわりとした香りを楽しむのもおすすめ。その場合はボディケアアイテムとしての使い心地や保湿力にくわえ、残り香の強さも選び方のポイントです。一般的な香水の選び方と同様に香りの強さや自分との相性もチェックすると、特別なアイテムに出会えるでしょう。

一方、すでにお気に入りの香水を持っている方は、無香料のボディローションを選ぶと香りが重ならず、香水そのものの魅力を楽しめます。

世界中の女性が愛してやまないヴァセリンは、誰もが知るブランドですよね。やわらかいクリーム状のボディローションで伸びがよく、肌になじませるとしっとり艶々の仕上がりが期待できます。無香料でベタつきの少ないところも、万人受けしやすいポイントです。

サイズは持ち歩きに便利な200mlと、大容量の400mlから選択可能。ポンプ付きで使いやすい400mlはプチプラ価格も相まって、口コミを見てもリピーターが多い人気のアイテムです。

【ヴァセリン アドバンスドリペア ボディローション】
200ml 566円（税込） / 400ml 968円（税込） 編集部調べ

松山油脂はシンプルかつ誠実なもの作りが人気で、肌ケア効果が期待できる米ぬか成分※を使ったボディローションがおすすめ。全身に塗りやすいとろみのある感触と無香料が特徴のため、使う人を選ばず子どもから大人まで家族みんなで心地よく使えます。

プチプラで伸びがよく、低コストでケアできるのもうれしいですね。詰め替え用も販売されているので、環境への配慮やコスパにこだわる方にも選びやすいでしょう。

【松山油脂 M-mark 米ぬか ボディローション】
1,617円（税込） 編集部調べ

潤いが不足した肌にみずみずしく浸透※する、ジェルタイプのボディローションです。プチプラで人気のジョンソンボディケアシリーズの中でも、非常にさっぱりとした仕上がりで、軽やかな使用感を求める方におすすめ。

爽やかなアクアミネラルの香りが、手を抜きがちな暑い夏のボディケアを心地よくサポートします。

【ジョンソンボディケア ミネラル ジェリーローション】
200ml 513円（税込） / 500ml 1,153円（税込） 編集部調べ

アビーノはデリケートな肌のために考えられた、プチプラの老舗スキンケアブランド。オーツ麦の成分※がたっぷり配合されたボディローションは乾燥肌をなめらかに包み、すこやかなコンディションへ整えます。

乾燥肌の方に人気のおすすめアイテムで、こってりしたクリームかと思いきや、ベタつきが少ない仕上がりもうれしいポイントです。

【Aveeno（アビーノ） スキンリリーフ保湿ローション】
2,420円（税込） 編集部調べ

プチプラブランドで幅広い女性に人気のキュレルでは、顔・身体両用のボディローションがおすすめ。乾燥肌のすみずみまで※1しっとり潤し、肌荒れを防ぎます※2。

使用量や使用頻度によって、ボトルタイプかポンプタイプから適した選び方が可能です。

【キュレル ローション（医薬部外品）】
1,430円（税込） 編集部調べ

ボディスクラブで人気のSABONは、植物由来の7種のオイル※を配合した香りのよいボディーロションも隠れた人気アイテムです。肌をしっかり保湿して、ハリ艶あふれるもちもち肌を実現。

爽やかなベルガモットと華やぐジャスミンの香りが、ボディケアタイムをリッチに彩ります。同じ香りのヘアケアやハンドケアも揃っているので、ライン使いもおすすめです。

【SABON ボディローション（ボトル）デリケート・ジャスミン】
3,850円（税込） 編集部調べ

おしゃれなヘアケアアイテムが揃うJohn Masters Organics。忙しい女性の気持ちに寄りそい、肩の力がふっと抜けるようなオレンジとバニラの香りが全身を包んでリラックスさせます。毎日のボディケアが、心地よいごほうびタイムに。

乾燥した肌をほぐして、柔軟でなめらかな肌に導く効果も期待できるでしょう。

【John Masters Organics O&Vボディミルク（オレンジ&バニラ）】
3,630円（税込） 編集部調べ

90%以上が自然由来の成分を使用しているBAUMは、樹木の恵みを感じられるサステナビリティなブランド。おすすめのボディローションはなめらかな使い心地にこだわり、マッサージにも適したテクスチャーです。

肌に塗布すると樹々の生命力を表現した森の香りが立ち上って、心身の緊張をときほぐします。カリモク家具とのコラボで生み出された木製のパッケージもおしゃれな雰囲気です。

【BAUM アロマティック ボディローション】
180ml 4,400円（税込） / 300ml 7,150円（税込） 編集部調べ

Jo MALONE LONDONの人気の香り「イングリッシュペアー&フリージア」は、洋梨とフリージアのやさしい香りを組み合わせた上品さが魅力です。自慢の香りがしっかり香るローションは、香水をつけずシンプルに楽しみたくなる逸品。

軽やかな質感で、ベタつかずに上質な潤いを与えます。気分が上がる大人キュートなパッケージも、デパコスブランドならではの特別感。

【Jo MALONE LONDON イングリッシュ ペアー & フリージア ボディ & ハンド ローション】
8,800円（税込） 編集部調べ

クラランスのボディローションは、ミルクタイプでさっぱりと肌を潤すおすすめアイテムです。主成分に高麗人参※を配合し、すこやかな肌作りをサポートします。

ブランドイメージにマッチする上品かつすっきりとした香りが、口コミでも人気の様子。丸みを帯びたシンプルなパッケージも大人女性にぴったりの雰囲気ですね。

【クラランス E.D. ボディ ローション】
4,950円（税込） 編集部調べ

ボディローションの使用量は、アイテムの成分や肌質、生活環境によって異なります。そのため、はじめは自分に合う使用量を見極めるテストをしてみましょう。

ボディローションを適量身体に塗ってハンドプレスしたら、翌朝に肌状態を観察します。このときに肌がカサついているなら使用量を増やし、しっとりしているならそのままの使用量で正解。乾燥が強い場合は、ボディミルクやボディクリームの併用がおすすめです。

ボディローションは、お風呂上がりの清潔な肌に塗布するのがおすすめです。シャバシャバで水っぽいタイプは手で塗布するとこぼれやすいので、コットンにたっぷり含ませてやさしく塗布します。とろみがあるタイプや乳液のようなテクスチャーのボディローションは、手のひらで伸ばしましょう。

ボディローションのみでシンプルに保湿するときは、クリームやミルクタイプとは違い水分が蒸発しやすいため、油分が適度に含まれたタイプがおすすめです。

ボディローションはクリームやミルクタイプと組み合わせて塗ることで特徴の違いを活かせるので、より理想的な使い方に。水分が逃げないよう油分が蓋をして閉じ込めてくれるので、相乗効果が期待でき、クオリティの高いスキンケアを実現します。

とくに肌の乾燥が気になる方や、秋冬のボディケアにおすすめです。

使用期限はブランドによって違うので、表記にしたがって使用するのがおすすめ。何も表記されていない場合は、一度開封したら半年から1年以内に使い切りましょう。その際に高温多湿の浴室に放置すると、中身が劣化しやすくなるので注意してください。

未開封の場合は製造から3年以内が目安ですが、長く放置すると保管状況によっては肌トラブルを起こす可能性があるため、早めに使い切りましょう。

今回はボディローションの選び方や、人気ブランドのおすすめ10選をご紹介しました。クリームやミルクとの違いや、使い分けについても詳しく解説していますので、日常のボディケアに役立ててください。

これまで自分に合うボディローションが見つからなかった方は、この記事を参考に口コミで話題のアイテムを取り入れ、多くの女性が支持する理由を確かめてみてはいかがでしょうか？