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骨格別メイクのやり方と簡単チェック方法!自分の特徴を知ってもっと素敵な印象へ
「もう少し輪郭がシャープだったら…」「小顔に見せたい…」など、外見のお悩みは尽きないもの。気になる部分をカバーして自分に似合うメイクを見つけたいなら、「骨格」を意識したメイクにチャレンジしてみませんか?
今回は、素の魅力を引き出す「骨格メイク」のやり方をご紹介。簡単にできる骨格のチェック方法から各タイプの特徴、ベースメイクや部分メイクのやり方まで、バランスのよい顔立ちに見せるテクニックを伝授します。
遠心顔2タイプの特徴
「遠心顔」さんは、黄金比と比べて各パーツの距離が離れています。やさしげで親しみやすい雰囲気が魅力の骨格タイプです。求心タイプと同様に、パーツの特徴と合わせてさらに2タイプに分けられます。
- ・遠心顔×各部分が丸い
- ・遠心顔×各部分が細い
目や口が丸みを帯びている遠心顔さんは、ほどよくメリハリがあるキュートで若々しい印象が特徴です。顔の各部分が細い遠心顔さんだとあっさりとした顔立ちになり、繊細で穏やかな雰囲気が感じられます。
【骨格別】ベースメイクの方法
<卵型タイプ>もとの骨格を活かしてナチュラルに
卵型タイプはもともとバランスのよい骨格なので、基本的にシェーディングは使わなくてOK。どこかをカバーするよりも、ハイライトを仕込んで自然なツヤと立体感を出すことに重きを置きましょう。
下地とファンデーションで薄くベースメイクをしたら、白い枠で記した位置にハイライトをのせます。これらの部分に入れることで、明るくてメリハリのある生き生きとした骨格メイクが作れますよ。
チークは頬骨の高い位置に斜め向きに入れ、輪郭の美しさを引き立ててください。
<丸顔タイプ>頬の丸みをカバーする
丸顔さんの丸みを帯びた骨格は可愛らしい反面、ふっくら太って見えやすいのが難点。頬やフェイスラインをカバーして、シャープに見せるベースメイクをしましょう。
ファンデーションは、頬の三角ゾーンや小鼻など顔の中央部分のみ薄くのばします。輪郭を避けて塗ることで、簡単に小顔見えを狙えますよ。
ハイライトは目の下や顎先など白い枠で囲んだ位置に入れ、繊細な立体感を演出。シェーディングはこめかみから顎先にかけてふんわり広げ、顔の横幅をカバーします。
<面長タイプ>上下のシェーディングで縦幅を短く見せる
面長さんが骨格メイクで意識すべきポイントは、顔の縦幅をカバーすること。顔が長く見えやすいため、シェーディングを活用して縦幅を短く見せましょう。
化粧下地とファンデーションを薄く重ねたら、ハイライトを白い枠の位置にのせます。横長の楕円状に入れると、顔の余白をカバーできますよ。
シェーディングは額と顎先に重点的にのせ、ブラシやスポンジでぼかしてください。ベースメイク以外では、眉を平行に描いてバランスを取る方法もおすすめです。
<逆三角形タイプ>チークでやわらかな丸みを演出
知的さが魅力の逆三角形さんには、頬に丸みをプラスする骨格メイク方法がおすすめです。顎が細く額が広めなので、このままの状態だと尖った印象に見えてしまいます。
化粧下地とファンデーションを塗った後、頬骨の高い位置から頬の中央まで広めに丸くチークを入れましょう。シャープな顔立ちが、やわらかな印象に仕上がります。
ハイライトは、鼻筋に短く入れて立体感を引き出してください。最後に、シェーディングを生え際の両サイドに軽くのせ、額の横幅をカバーします。
<ベース型タイプ>エラに影を入れてソフトな印象に
ベース型さんは、骨格メイクでエラをしっかりカバーしましょう。影を仕込むことで、簡単にエラの張りが目立たないソフトな輪郭を演出できます。
化粧下地とファンデーションでベースを整えたら、目の下と鼻筋にハイライトをのせて縦長の立体感をプラス。シェーディングはエラと生え際の両サイドに入れ、角張った骨格に丸みを持たせます。
チークは、こめかみから頬の中央にかけて斜め向きの楕円状に入れると、バランスのよいメイクになりますよ。
【骨格別】部分メイクの方法
<求心顔×パーツが丸い>ナチュラルな色使いで目尻に重点を置く
「求心顔×パーツが丸い」骨格タイプの方は、大人っぽく強気な印象に見えやすい傾向にあります。肌なじみのよい色で目尻側に重心を置くメイクをすると、骨格バランスが整って簡単にやさしい印象を作れますよ。
パール配合のベージュアイシャドウを、目尻側が広くなるように二重幅へ塗ります。アイラインも目尻を少しはみ出すように引き、マスカラをひと塗りして完成です。アイラインとマスカラはナチュラルなブラウン系を選んでくださいね。
<求心顔×パーツが細い>切れ長な目元を活かすグラデ塗り
骨格が「求心顔×パーツが細い」タイプは、涼やかで大人びた印象が強く出すぎてしまうのが難点。切れ長な目元を活かす「縦割りグラデーション」をして、上品でやさしい雰囲気に仕上げましょう。
目頭に明るい色、黒目の上に中間の色、目尻から少しオーバーするように締め色をそれぞれのせます。下まぶたの目尻側にも締め色を入れると、丸みが出てソフトな印象になりますよ。
アイラインは目尻側を長めに引いてロングマスカラで長さを出すと、丸みのあるソフトな目元に仕上がります。
<遠心顔×パーツが丸い>高発色のマットアイシャドウで上品に
「遠心顔×パーツが丸い」タイプは可愛らしさが魅力ですが、年齢よりも幼く見られる場合が多いです。落ち着いた雰囲気をプラスするために、アイシャドウはマットなブラウンカラーを使ってみましょう。目頭側にやや濃いめにのせると、簡単にバランスのよい骨格メイクが作れます。
アイラインは目尻をはみ出さず、まつ毛のキワを埋めるように細く引くのがコツ。最後にロングマスカラで自然な長さを出せば、大人可愛い骨格メイクの完成です。
<遠心顔×パーツが細い>グラデーション塗りで大人っぽく
「遠心顔×パーツが細い」タイプに該当した方は、顔の印象がぼんやり薄く見えてしまいがち。骨格メイクでは目頭側に重点を置き、ツヤ感と華やかさをプラスしましょう。
パール入りのアイシャドウを、目頭側が濃くなるようアイホール全体に広く入れます。二重幅にブラウン系の締め色を重ねてグラデーションにすれば、簡単にナチュラルなぱっちり目を演出できますよ。インラインを引いてまつ毛を根元から上げると、縦長効果が生まれて目元を自然に大きく見せられます。
骨格や顔の特徴を知って、自分に似合うメイクを見つけよう
骨格を知ることは、似合うメイクを見つけるために欠かせません。輪郭や目鼻立ちなどに隠したい部分や印象を変えたい部分がある方は、まずは自分の骨格を分析しましょう。自分の顔を見つめ直すことで、今まで気づかなかった特徴や魅力を発見できます。必要なアイテムやメイク方法が分かり、簡単に理想の印象を叶えられますよ。
今回ご紹介した骨格のチェック方法とメイクのやり方を参考にして、自分の魅力を活かす仕上がりを目指してくださいね。