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周りに合わせて気疲れしてしまうあなたへ。「飾らない素直な私」をつらぬく6つの方法
職場の人や友人とのつき合いで、「気をつかいすぎて疲れる」「自分の本音が言えない」と思うことはありませんか?人前で飾る自分が好きになれないけれど、180度気持ちを変えるのは難しいですよね。
自分らしくブレない軸を持つ「飾らない人」にはどんな特徴があり、何を意識しながら過ごしているのでしょうか。今回は、気にしすぎるのが悩みの私も実践中の、「飾らない人」になるための意識と方法をご紹介します。
飾らない「あの人」の魅力とは?
「飾らない人」と「飾る人」の違い
飾らない人はどんなときも素直で、軸となる自分の意志と考えを持っています。自然体でいることを大切に考えていて、必要以上に自分を大きく見せることはしません。上司や後輩など年齢や性別に関係なく、どんな人ともフラットに接せるのも飾らない人の特徴です。
一方、自分を飾る人は内面や外見に自信を持てず、自分をよく見せようと背伸びをしがち。繊細でやさしい心の持ち主も多く、相手を気づかうあまり周りの空気に合わせすぎてしまうのです。
自分を飾り続けるデメリット
飾ることは、自分の気持ちに嘘をつくのと同じです。周りに合わせすぎて飾り続けると、自分でも気づかないうちにどんどんストレスが溜まってしまいます。ストレスは気疲れや肌荒れ、体調不良を招きやすく、精神的にも肉体的にも滅入ってしまうのです。
また、自分を飾り続けると新しく人間関係を広げるチャンスを逃してしまう場合も。自分に嘘をつかず飾らない自然体の姿でいる方が、心も体ものびのびと過ごせますよ。
【内面編】飾らない自分でいるための意識と方法
「人は人、自分は自分」と割り切る
自分を飾る人は、職場の人や友人と自分を比較して劣等感を抱くことが多いのではないでしょうか。私も周りと自分を比べて、勝手に落ち込む日がたくさんあります。
飾らない人になるための大前提は、人と自分を切り離して考えること。性格や生活環境など何もかも違う人間同士を比べることなんて、そもそもできないのです。「人の考え方や性格は変えられない」「人は人、自分は自分」と割り切る気持ちがあれば、肩の力が抜けて飾らない人でいられますよ。
自分の気持ちはどこにある?
「みんなが〇〇と言っているから…」社会の一員として生きる以上、本心とは真逆の意見に相槌を打つ場面は必ずやってきます。しかし、どんなときも「自分の考え」は忘れずに持っていたいものです。
私は周りの意見に流されそうになったとき、手帳に考えていることを書き出して自分の気持ちと向き合うようにしています。たとえ意見が通らなかったとしても、自分の考えを見失わずきちんと言葉にできれば、ありのままの飾らない姿勢をつらぬけるのです。
周りの視線や評価を意識しすぎない
人の目に映る自分の姿を過剰に意識しないことも、飾らない人になるコツ。周りの視線が気になってしまう方は、人にどう見られたいかではなく「自分はどうありたいか」を考えてみて。
どんな人も、嫌われるよりは好かれる方がうれしいもの。ですが、この気持ちが加速して「誰にも嫌われたくない」になると、自分を着飾って八方美人になってしまいます。気づかい上手な人ほど周りを気にしすぎて心にフタをしがちなので、自分をやさしく労ってあげてくださいね。
情報を遮断する勇気を持つ
ネットの世界には、キラキラ輝く魅力的な情報がたくさん。私も普段SNSやネットニュースを見ますが、情報量が多すぎて疲れてしまうことがあります。
さまざまな情報を追い続けると、自分の考えがブレたり人と比べて劣等感を抱いたりする場合も。頭の中がパンクする前に、思い切ってネットから離れる勇気が大切です。その分何も考えずにリラックスする時間を作ると、飾らない自分の姿を見つめ直せます。