出典:adobestock
大人のシンプルメイクのやり方って?ナチュラル&素肌感を作る3つのポイント
その人が持つ素の美しさを活かしてナチュラルな雰囲気に仕上げる「シンプルメイク」。作り込みすぎないラフな印象と手順が簡単で時短を叶えられることから、ナチュラルメイク派を中心に人気を集めています。
今回は、そんな「シンプルメイク」のやり方をご紹介。仕上がりのカギを握るスキンケアやベースメイクから、アイメイク・チーク・リップのポイントメイクまで、上手に仕上げるコツを伝授します。
ポイント(3)1つ複数役のアイテムを活用する
使うアイテムを減らすのが難しいと感じる方は、1つでいろいろな使い方ができるコスメに頼ってみましょう。最近は、「アイシャドウやチーク、リップにも使える」といった、1つで複数役を担うお手軽コスメが多く販売されています。
同じアイテムを複数のポイントに使うことで、統一感のあるワントーンのシンプルメイクを簡単に作れるメリットがありますよ。マルチアイテムは持ち運びしやすいため、外出先でメイク直ししたいときにも便利です。
【スキンケア編】シンプルメイクのやり方
土台作りが肝心!
魅力的なシンプルメイクに仕上げるためには、「スキンケア」が大切です。シンプルメイクは手順が少なくどのアイテムも薄づきでのせるため、素肌の美しさが仕上がりに直結します。肌が乾燥していたりキメが乱れていたりすると、残念な印象になってしまうのです。
メイクを始める前にじっくりスキンケアをして、キメ細かなみずみずしい素肌に整えましょう。スキンケアはメイク以上に大事にしてほしい工程なので、時間をかけて丁寧に行ってください。
やり方(1)水分と油分をバランスよく補う
スキンケアの基本は、化粧水と乳液の2ステップです。それぞれコットンや手のひらに適量を取り、順番に肌になじませます。油分よりも水分をたっぷり補う意識をすると、みずみずしくうるおいに満ちた素肌に整えられますよ。
乾燥が気になる方は、美容液などを追加するとよいでしょう。濃厚な質感の保湿クリームは控えておくのがマストです。スキンケアの成分が肌になじむまでに時間がかかり、次にのせるベースアイテムがヨレやすくなるため注意してください。
やり方(2)肌がモッチリ吸いつくまでハンドプレスする
スキンケアは、時間をかけて丁寧に行うことが大切です。パパッと適当になじませると、本来のスキンケア成分が角質層のすみずみまで行き渡らなくなる可能性が。化粧水や乳液が肌になじむ前にベースアイテムをのせると、ヨレや崩れの原因にもなります。
化粧水と乳液を肌にのばした後は、手のひらで肌を包むようにハンドプレスしましょう。手に肌が吸いついてモチッとした手触りになるまでが目安です。その後ティッシュで軽く押さえて余計な油分をオフしてから、ベースメイクに移ってください。
【ベース編】シンプルメイクのやり方
ファンデーションは使わない!
ベースメイクをシンプルに仕上げるコツは、思いきってファンデーションを塗る工程を省くこと。化粧下地やコンシーラー、BBクリームなどを上手く組み合わせることで、素肌の質感を活かすナチュラルなベースを作れます。
手軽さを求める方にはBBクリームやCCクリーム1本で仕上げる方法が、カバー力を叶えたい方には「化粧下地+コンシーラー」を使うやり方がおすすめです。それぞれのシンプルメイクについて、詳しい手順をご紹介します。
やり方(1)BBクリーム1本で簡単シンプルメイクに
手軽さと時短を求める方にぴったりなのが、BBクリームやCCクリーム1本で仕上げるシンプルベースメイクです。
- 1.パール粒大の量を左右の頬・額・鼻先・顎先の5点に置き、顔全体にのばす
- 2.スポンジでフェイスラインに向かってぼかす
- 3.頬の三角ゾーンや小鼻周辺などに重ねづけしてスポンジでぼかし、フェイスパウダーをのせる
指でのばした後にスポンジでぼかすことで、余計な油分をオフして肌への密着感を高めます。毛穴やくすみが気になる部分に重ねづけすれば、1本でもカバー力アップを叶えられますよ。