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正しい髪の乾かし方を知ろう!傷むNG行動やツヤ感を出すドライヤーのコツとは?
「トリートメントをしても髪の傷みが気になる」「美容院帰りのようなツヤ感のあるスタイリングにならない」という悩みは、もしかしたら髪の乾かし方が原因かもしれません。
今回は基本となる正しい髪の乾かし方をはじめ、傷みの原因となるNG行動やツヤ感のあるヘアスタイルが作れるドライヤーのコツ、サラサラに仕上がるおすすめトリートメントまで、美しい髪のための正しい乾かし方を徹底的にご紹介します。
ブラシを使ってブローすればさらにツヤ髪に
ロングやミディアムなど長めの髪の方は、ドライヤーを当てるときにブラシを使ってブローするのもおすすめの乾かし方。ブラシを使ってブローすればキューティクルが整い、ツヤ感とまとまりのある髪に仕上げられます。
このとき注意したいのが、濡れた状態でブラシを無理やり通さないこと。濡れて柔らかい状態のキューティクルを傷つけないよう、ほぼ髪が乾ききった状態からブローするのをおすすめします。
【髪の長さ別】上手な乾かし方のコツ
髪の長さによって乾かし方のコツは違う
それでは次に、髪の長さ別の乾かし方のコツをご紹介します。短いショートから鎖骨位のミディアム、長めのセミロングやロングまで髪型によって毛量や長さが違うため、乾かし方のコツも異なります。
今回は「ショート」「ミディアム」「セミロング&ロング」の乾かし方のコツと、美しいスタイルベースに整える方法をまとめたので、ぜひ自分の髪型にぴったりの乾かし方をマスターしてくださいね。
ショートヘアはふんわり感を重視
ショートヘアは、根元のふんわり感を出すのが美しく若々しいシルエット作りのコツ。そのためには、分け目をぼかすように髪の根元を左右に振りながら乾かすのがおすすめです。
逆にえり足は、手ぐしを使って首に沿うように押さえながら乾かすと、トップのふんわり感とメリハリのついたシルエットに。360度どの方向から見ても綺麗な頭の形に見えるショートヘアに仕上がりますよ。
ミディアムヘアは毛先のハネを回避
鎖骨くらいの長さでちょうど肩に当たるミディアムヘアは、毛先のハネが気になる髪型ですよね。そんなミディアムヘアの髪の乾かし方のコツは、頭の真後ろから風を当てること。
毛先のハネの原因の1つはつむじの向きによる生えグセなので、生えグセをつぶすように頭の後ろから大胆にドライヤーを当てましょう。毛流れが強制的に前を向き、自然なまとまり感と内巻きの毛先が作りやすくなるのでおすすめですよ。
セミロング~ロングヘアは2枚のタオルでドライヤー時間短縮
セミロング~ロングヘアは髪の長さがある分、乾かしづらいのが難点。乾きづらいからといって生乾きのまま放置すると、髪の傷みだけでなく頭皮トラブルの原因にもなってしまいます。
そんな事態を回避する乾かし方のコツは、タオルドライで徹底的に水分を取ること。タオルを2枚用意し、1枚は頭皮~髪の中間に乗せ、もう1枚で毛先を巻き、ポンポン叩くように水分を取りましょう。タオルドライを十分にすることでドライヤーの時間短縮になり、生乾き状態を防げます。
髪の傷みの原因に!NGな乾かし方4選
自然乾燥
疲れているときや夏の暑い時期は「面倒くさいし汗をかくから」と自然乾燥で済ませてしまっている方はいないでしょうか?実は自然乾燥というのは、髪の傷みの原因となるNGな乾かし方なのです。
髪は濡れているとキューティクルが開き、うるおい成分が逃げやすくなっている状態。そんな状態で長く過ごしてしまうと、パサつきや枝毛、うねりの原因となってしまいます。髪が濡れたときはなるべく早くドライヤーで乾かし、うるおいの流出を予防しましょう。
タオルでゴシゴシこする
髪の傷みの原因の1つが「摩擦」。ブラッシングのほか、タオルドライのときにゴシゴシこする行為でも髪が傷んでしまうので注意が必要です。
シャンプー後タオルで水分を取るときには決してゴシゴシこすらず、髪をポンポンとやさしく押さえるようにしましょう。セミロングやロングなど髪が長い方は、毛束を取ったらタオルで包むようにしてやさしく握れば、キューティクルを傷めずしっかりと水分が取れますよ。
髪が絡まったまま乾かす
濡れた髪は傷みやすいからと、髪がぐしゃぐしゃに絡まったままドライヤーを当てるのもNGな乾かし方。髪が絡まったまま乾かすと変なクセが付くだけでなく、絡まった部分に水分が溜まり乾きムラの原因となります。
髪の絡まりが気になるときは、手ぐしや目の粗いコームで毛先からやさしくとかし、絡まりをほどいてから乾かすようにしましょう。コーミングによって髪に残った余分な水分も落とせるので、一石二鳥ですよ。