クッションファンデーションとは、美容の発信地韓国で生まれたベースメイクアイテムです。リキッドファンデーションを染み込ませたスポンジがコンパクトに入っており、それをパフでとってポンポンと肌にのせるだけで、手を汚さずにベースメイクが完成する優秀アイテム。

パウダーファンデーションのような簡単に使える手軽さと、リキッドファンデーションのようなツヤのあるなめらかな仕上がり、どちらのよさも持ち合わせています。

クッションファンデーションは、肌にポンポンとのせるだけで簡単に美肌を作れるところが魅力。テクニックがなくても塗りムラのないつるんとしたきれいな肌に仕上がるので、メイク初心者さんでも使いやすいでしょう。

また、化粧下地効果・美容液効果・UVカット効果・コンシーラー効果など、複数の役割を兼ね備えていて、手を汚さずパパッと使えるので朝のメイクを時短したい方にもおすすめです。

クッションファンデーションは、カバー力の高さも魅力の1つ。ひと塗りで気になるシミや毛穴をサッと隠してくれるので、ベースメイクが厚ぼったくならず、自然な素肌感は残ったままナチュラルにきれいな仕上がりが実現します。

また、汗や皮脂に強く落ちにくいアイテムが多いので、メイク崩れが気になる方にもおすすめ。最近は、マスクにつきにくいタイプのクッションファンデーションも多いので、マスク着用時のメイクにも向いています。

クッションファンデーションは水分量が多く、みずみずしい使用感も魅力的なポイント。ヒアルロン酸などの保湿成分や植物オイルなどの美容成分が配合されているものも多く、肌にうるおいを与え乾燥を防いでくれるでしょう。

また、肌にのせたときもしっとりしているので、メイク中のカサつきが気になる女性にもおすすめです。

クッションファンデーションは、日中のメイク直しに便利な点も魅力の1つ。崩れたところを軽くティッシュオフして汗や皮脂を吸いとったら、その上からポンポンとクッションファンデーションを少量ずつ重ねればOKです。

これだけで、手間をかけなくても簡単にナチュラルな美肌が復活します。また、コンパクトケースは持ち運びしやすいので、ポーチに入れておくとどんなときにも利用しやすいでしょう。

クッションファンデーションは、プチプラでも優秀なアイテムが多いことも特徴。「プチプラだときれいにつかなかったり、崩れやすかったりしないの？」と疑問に思うかもしれませんが、そんなことはありません。

手にとりやすい価格ながら、クッションファンデーションのよさを余すことなく搭載した、機能性の高いアイテムがたくさんあります。とくにクッションファンデーションを初めて使う場合は、プチプラで使用感を試してみるとよいでしょう。

プチプラクッションファンデーションの選び方1つ目は、カバー力に注目すること。プチプラクッションファンデーションには、素肌感を残してナチュラルにカバーするタイプと、ニキビ跡やシミなどの気になる肌トラブルをしっかりカバーできるタイプがあります。

薄づきタイプは自然な仕上がりが魅力ですが、カバー力が物足りないからと重ねづけすると厚塗りになりメイク崩れの原因になることも。肌悩みが多い場合は、カバー力の高さに注目した選び方がおすすめです。

プチプラクッションファンデーションの選び方2つ目は、「ツヤ肌」や「マット肌」など仕上がりの好みを考えること。ツヤ肌は、みずみずしくうるおいを感じられるのが魅力ですが、仕上がり時に肌の凹凸が目立ちやすいです。

マット肌は、すべすべしたやわらかな仕上がりで凹凸が目立ちにくいものの、パサついた印象を与え老け見えしてしまうことも。ツヤとマットの中間にあたる「セミマット」仕上がりもあるので、好みの仕上がりで選んでみてくださいね。

プチプラクッションファンデーションの選び方3つ目は、どんなシーンで使うのかを考えること。たとえば、夏場長時間外にいるときはウォータープルーフタイプかつ、UV数値が高いものを選ぶのがベストです。

一方、自宅にいるときや買い物などで少し外出するときに使うのなら、スキンケア効果※が期待できるプチプラクッションファンデーションを選べば、肌への負担を最小限にできるでしょう。

MISSHAは、プチプラクッションファンデーションの火付け役といえるほど大人気のアイテム。高いカバー力が魅力で、サッと塗るだけでシミやニキビ跡など気になる肌悩みが目立ちにくくなります。

また、カレンデュラやユーカリなどの植物エキス※が配合されており、メイク中の乾燥を防いでくれるのもうれしいポイント。ドラッグストアで手軽に購入できるので、プチプラクッションファンデーションを試してみたい方にもおすすめです。

【MISSHA（ミシャ） M クッションファンデーション プロカバー】
1,650円（税込） 編集部調べ

韓国のコスメブランドでもとくに人気があるCLIOのプチプラクッションファンデーションは、崩れにくくカバー力が高いと口コミでも評判。使用感が軽くなめらかに肌にフィットするうえ、密着力が高いのでつけたての美しさが長時間キープされます。

仕上がりは、ツヤとマットのよいとこどりをしたセミマット肌。SPF50+、PA+++と紫外線カット効果も高いので、夏場の使用にも向いていますよ。

【CLIO（クリオ） キル カバー ファンウェア クッション エックスピー※】
2,970円（税込） 編集部調べ

LANEIGEの「ネオ クッション マット」は、マスクにつかないと口コミでも話題のプチプラアイテムです。軽やかに肌にフィットしながらも、シミ・ニキビ跡・凹凸などをしっかりとカバーし、肌色を均一に整えてくれます。

また、汗や皮脂に強いスウェットプルーフ処方なので、プールやレジャーなどアウトドアシーンにもおすすめ。カラーバリエーションが7色と豊富なため、より自分の肌色に合ったものを選べるところも魅力的なポイントです。

【LANEIGE（ラネージュ） ネオ クッション マット】
2,970円（税込） 編集部調べ

MAYBELLINEのクッションファンデーションは、軽やかなつけ心地なのにしっかりとしたカバー力が魅力のアイテム。きめ細かなスポンジが採用されているので、軽くポンポンとするだけで厚塗り感なく毛穴や細かい凹凸をなめらかに整えてくれます。

化粧水成分※配合でみずみずしい使用感なので、乾燥肌の方にもおすすめ。カバータイプでありながら、ツヤ肌にも仕上がるプチプラクッションファンデーションです。

【MAYBELLINE（メイベリン） スーパー クッション ウルトラカバー クッション BB】
2,739円（税込） 編集部調べ

moonshotのプチプラクッションファンデーションは、重ね塗りをしてもヨレずにサラッと肌に密着してくれるので、くすみのないきれいな仕上がりが実現します。また、軽いつけ心地ながら気になる肌悩みをしっかりカバーしてくれると口コミでも人気です。

パフは先端がとがっているしずく型になっているため、小鼻や口元など細かい部分にピタッとフィット。凹凸の気になる肌でも、すみずみまで均一な肌に仕上げられます。

【moonshot（ムーンショット） マイクロ コレクトフィット クッション】

「毛穴をしっかりカバーして、崩れず素肌感のあるツヤ肌仕上げにしたい」というベースメイクのワガママを叶えてくれるのが、Fujikoのデュアルクッションです。カバータイプとツヤタイプのデュアル構造になっており、これ1つでカバー力のあるツヤ肌が実現。

さらに、美容成分※が配合されているので、メイク中もうるおいを感じられるでしょう。また、化粧下地・ファンデーション・UVカット効果が1つになっているので、朝のメイクを時短したい方にもおすすめです。

【Fujiko（フジコ） デュアルクッション】
2,200円（税込） 編集部調べ

内側から輝くようなツヤを演出してくれる、プチプラクッションファンデーション。保湿成分※1配合でメイク中も肌にうるおいを与え、理想のツヤ肌をキープしてくれます。

また、気になる色ムラや赤みはしっかりカバーするのに透明感※2のある仕上がりが長時間キープされるので、崩れにくいタイプを求める方にもおすすめ。カラーバリエーションが6色と豊富なので、自分に合うカラーを選べる点も魅力です。

【ETUDE（エチュード） ダブルラスティング クッショングロウ】
2,420円（税込） 編集部調べ

TIRTIRのプチプラクッションファンデーションは、マスクにつきにくいと口コミでも評判。軽いテクスチャーなのに肌にはしっかりと密着し、マスクへのファンデーション移りを軽減してくれます。ひと塗りで肌に自然なツヤを演出し、トーンアップ※しつつもナチュラルな仕上がりに。

たまご型のパフは顔の細かい部分にも塗りやすく、小鼻や口元まで均一にファンデーションをのせられます。

【TIRTIR（ティルティル） MASK FIT ALL-COVER CUSHION】
2,970円（税込） 編集部調べ

JUNG SAEM MOOLのプチプラクッションファンデーションは、透明感※あるツヤ肌が実現すると口コミでも話題です。少量でもカバー力が抜群で、気になる肌の色ムラや赤みをしっかり隠してくれるものの、厚塗り感のない自然な仕上がりに。

肌にピタッと密着してくれるので崩れにくく、マスクとの相性がよいのも魅力の1つです。また、7色のカラーバリエーションがあるため、自分に近い色を見つけやすいでしょう。

【JUNG SAEM MOOL（ジョンセンムル） エッセンシャル スキン ヌーダークッション】
5,830円（税込） 編集部調べ

REVLONのプチプラクッションファンデーションは、ツヤ肌とマット肌を両立させたい方におすすめ。肌悩みを均一にカバーするのに、ツヤと透明感※が感じられる自然な仕上がりになると口コミでも人気のアイテムです。

SPF50、PA+++で、紫外線から肌を守れるのも魅力的なポイント。軽くのせるだけで肌にピタッと密着するので時間がたっても崩れにくく、美しい仕上がりをキープできます。

【REVLON（レブロン） カラーステイ クッション ロングウェア ファンデーション】
2,530円（税込） 編集部調べ

プチプラクッションファンデーションでメイク崩れのないきれいな肌を目指すには、丁寧なスキンケアが大切です。朝起きたら、就寝中に分泌された皮脂や汚れを落とすために、洗顔料を使って顔を洗います。その後、化粧水や乳液で保湿をし、肌にうるおいを与えましょう。

メイク前のスキンケアをなおざりに済ませてしまうと、日中肌が乾燥したり過剰な皮脂の分泌でテカリが出たりなど、メイク崩れの原因になることも。一日中健やかな肌を保つためには、朝の洗顔と保湿を丁寧におこなうことが重要です。

プチプラクッションファンデーションはスキンケア後そのまま使えるものもありますが、日焼け止めや化粧下地を使うのもおすすめ。とくに、紫外線が強い時期はクッションファンデーションにUVケアを頼らず、日焼け止めも組み合わせるのがベストです。

また、肌が乾燥しやすい、テカリやすいなど悩みがある場合は、それらに合わせた化粧下地を組み合わせることで、きれいな仕上がりをより長時間キープできますよ。

プチプラクッションファンデーションの基本の塗り方は、以下のとおりです。

顔全体に同じ量を塗るとのっぺりと仕上がりメリハリがなくなるので、しっかり塗るのは顔の中心部分のみにするのがポイント。そうすることで自然な陰影が生まれ、立体感のある顔立ちが実現します。

崩れにくい状態をキープするなら、フェイスパウダーを使うのがおすすめ。とくに皮脂や汗で崩れやすいTゾーンに薄くつけると、メイク持ちがアップします。ただし、たくさんつけすぎてマットな質感になると、プチプラクッションファンデーションのきれいな仕上がりを帳消しにしてしまうことも。

フェイスパウダーをつける際も顔の中のメリハリを意識して、Tゾーンは多めにUゾーンは薄めにと使う量を調整してくださいね。

今回は、口コミでも人気のおすすめプチプラクッションファンデーションを紹介するとともに、選び方や使い方まで幅広く解説しました。プチプラクッションファンデーションは魅力的なアイテムが多く、大人女子でも使いやすい商品がたくさんあります。

ぜひ今回の記事を参考に自分に合うクッションファンデーションを探して、手軽にきれいな肌を実現しましょう。