意地悪なのにどこか魅力的な魔女は、ハロウィンのコスプレでも王道中の王道といえるのではないでしょうか。

ベースメイクはあえて不自然なほどの色白肌に仕上げて、陽の光をまったく浴びていないかのような肌を表現します。血色感をプラスすると健康的に見えるため、ブラウンのチークをシェーディングとして使用するやり方がおすすめ。ダークカラーのアイシャドウで目元を囲み、毒りんごのように真っ赤なリップでハロウィンらしい魔女メイクを楽しみましょう。

ハロウィンで特殊メイクを存分に楽しみたい人は、特殊メイクが映えるゾンビの仮装がおすすめです。ゾンビとはウイルスや邪悪な霊力などによって蘇った死者なので、死体のように血色感のない青白肌に仕上げます。

また、青や緑のリキッドアイライナーで浮き出た血管を描き足したり血のりで歯型を表現したりと特殊メイクを施すと、リアルなゾンビ感が増すでしょう。特殊メイクは自信がないという人は、ハロウィンシーズンになると100均で購入できる傷タトゥーシールがおすすめです。

ハロウィンといえばヨーロッパ発祥のお祭りですが、リアルなホラー感を出したいなら日本のおばけ風がおすすめ。和製おばけの代名詞といっても過言ではない貞子は、基本的に長い髪でメイクが隠れるためハロウィン初心者でも簡単です。

ベースメイクは一番明るいファンデーションを使用して、おばけのように生気を感じない青白い肌を演出してください。また、眉毛消し専用テープやコンシーラーを活用すれば、眉毛を全剃りしなくてもおばけっぽさを表現できます。

陽気で明るいはずのピエロにホラー要素を付け足すと、一気に不気味さが増すためハロウィンの仮装にぴったり。ホラー映画「IT（イット）」でお馴染みのペニー・ワイズは、特徴さえ押さえれば誰でも簡単にコスプレができます。

赤リップで唇をややオーバー気味に描き、リップライナーや赤のアイライナーで口角からカーブを描いて目元を通過してください。フェイスペイントでピエロのように真っ赤な鼻を演出し、目元に黒のアイシャドウを塗布しましょう。

映画「スーサイド・スクワッド」で注目を集めたハーレイ・クインは、キュートなルックスと自由奔放な性格で同性からも大人気。左右で色が異なるアイシャドウを塗るため、ハロウィンをポップで可愛く楽しみたい女性におすすめです。

ベースメイクはマットな質感の色白肌に仕上げて、キリッとした意志を感じる上昇眉毛を描きましょう。唇にはマットな赤リップをムラなく塗布し、右の頬に小さめのハートを描けばよりハーレイ・クインっぽく仕上がります。

「カラベラ」とはスペイン語で頭蓋骨を意味しており、メキシコでよく見かけるカラフルなメキシカンスカルを指します。ディズニー映画「リメンバー・ミー」で注目を集めて以来、自分好みのペイントを楽しめるとハロウィンで人気の仮装です。

頭蓋骨を表現するために顔全体は白塗りにして、眼球のくぼみ部分は真っ黒に塗るのがカラベラ風。ポップな色味のリキッドアイライナーを使用し、余白部分に花やハートなどの可愛い模様を描くとよいでしょう。

特殊メイクで傷口や痣を表現するやり方はもはや定番となっており、リアルなホラー感を演出したい人にぴったり。「セルフ特殊メイクは自信がない」という人は、100均のタトゥーシールを活用すると簡単にハロウィンメイクが楽しめます。

ハロウィン初心者もいつもより大胆なメイクに挑戦して、素敵なハロウィンを過ごしてください。