ぷるぷるの唇になるためには、リップクリームの正しい塗り方をマスターすることも大切。リップクリームは、唇の縦ジワに合わせて縦方向に塗るのが正解です。横方向に塗る方が多いですが、そうすると細かなシワの隙間まで油分が行き届かず十分に保湿されません。

また、食後は唇についた汚れをティッシュで拭き取って、清潔にしてから塗りましょう。気温の低い冬はリップクリームが固まりやすく、そのまま唇に押し当てると刺激の原因になるので、事前に手のひらで温めてから塗ってくださいね。

【DIOR アディクト スクラブ＆バーム】
DIORの「アディクト スクラブ＆バーム」は、唇に触れた瞬間シュガースクラブが溶け出し、バームへと変化。スクラブとバームで唇に潤いと栄養を与え、健康的な唇へと導きます。

手が汚れないスティックタイプで、気が付いたときにケアできるのも魅力的。次に塗るリップの発色もよくなると評判のアイテムです。スクラブを落とす必要がないので、リップクリームのように普段使いするのもおすすめですよ。

4,400円（税込） 編集部調べ

【naturaglacé（ナチュラグラッセ） トリートメント リップオイル モア】
Naturaglacé「トリートメント リップオイル モア」は、デリケートな唇を包み込むように密着してくれるのがポイント。厚みのあるオイル状のリップなので、唇の潤いをしっかりと閉じ込めてぷるぷるの状態に導いてくれます。

薄くカラーがついているのでこれ1本でも唇の色味が整いますが、手持ちのリップアイテムの下地に使ってもOK。やわらかなコシのあるチップは、唇の端まできれいに塗り広げられますよ。

3,300円（税込） 編集部調べ

ぷるぷるした唇のためには、口紅をしっかりと落とすことが大切。とくに、唇の縦ジワ部分に色素が入り込んだままでは色素沈着してしまい、唇の荒れにつながるので注意が必要です。

通常の口紅なら普段使うクレンジングでしっかりと洗浄するだけでも構いませんが、ティントリップなどはポイントメイク落としなどを利用して、確実にオフするよう注意してくださいね。

唇はとても薄くデリケートな部分なので、できるだけ摩擦や刺激がおきないよう注意しましょう。マッサージやクレンジングの際に力を入れすぎないよう気をつけるのはもちろん、メイク時やリップクリームを塗る際も、唇に押し付けるように塗るのはNG。なるべく力を入れず、やさしくシワに沿って塗りましょう。

毎日よくない方法を無意識に続けると、ケアしているつもりでもダメージが蓄積されてぷるぷる唇が遠のいてしまいます。唇は、皮膚以上にデリケートということを常に意識してくださいね。

口呼吸をすると唇が乾燥し、ぷるぷるとした唇が遠のいてしまうので、できるだけ鼻呼吸を意識しましょう。唇が乾燥すると、皮が剥けたり出血したりすることがあり、それを気にして舐めたり剥けかけの皮をめくったりするなど悪循環につながることも。

口呼吸はクセになっているとなかなか改善しづらいものですが、健康的な体のためにも鼻呼吸をするよう注意してみてください。

唇の荒れが長引く際は、スクラブなどの特別なケアはなるべく控えましょう。唇の皮剥けが気になるからといって、スクラブなどで無理にとってしまうと余計に悪化することも考えられます。また、落ちにくい口紅もクレンジングの際に唇に負担がかかるため、控える方がベター。

薬用のリップアイテムを使って、なるべく刺激を与えないよう注意しましょう。ただし、あまりにも荒れが長引く場合は、市販のもので対処せず病院に行って適切な治療を受けることも大切です。

唇はとてもデリケートな部分なので、正しい方法でケアすることが重要。スクラブ剤などを使って不要な角質を取り除いたあと、しっかりと保湿すればぷるぷるとした唇に近づけるでしょう。また、日中は唇にもUVケアをおこない、紫外線から保護することが大切です。

あわせて、マッサージなどを取り入れることで唇全体の血色がよくなり、顔全体が明るい雰囲気になるでしょう。ぜひ今回紹介したケア方法を実践して、誰もが憧れる魅力的なぷるぷる唇を手に入れてくださいね。