逆三角形さんは顎先がシャープですが、額部分が横に広いのが特徴。ほかの輪郭の形に比べてのっぺりとした印象は感じにくい輪郭の形ではありますが、シャープさを活かしてチークを入れると、よりメリハリのある顔に近づけます。

チークはまず、目の下の位置に角度をつけず小さい楕円形を描くように入れましょう。そのあと残ったパウダーでこめかみから頬骨の下あたりにも縦にサッとまっすぐに入れると、横に広く見えやすいこめかみ部分がバランスよく引き締まります。

ツヤのない陶器肌に仕上げるマットファンデーションは涼し気な印象を与え大人っぽく仕上がりますが、立体感が出にくくのっぺり顔を加速させてしまいます。立体感を与えるにはツヤが重要になるので、できるだけツヤっぽく仕上がるファンデーションを使いましょう。

また、ファンデーションの厚塗りも要注意。肌トラブルを隠したいからと、フェイスラインまでしっかり塗ってしまうと顔全体がフラットに見え、のっぺり顔を作る原因となってしまいます。

薄い眉毛や眉間の間隔が広い眉毛も顔をのっぺりみせてしまうので、要注意。眉毛が薄く間隔が離れ過ぎていると目元の印象がぼやけてしまい、メリハリのない顔に見えてしまいます。

また、角度の強いつり上がった眉毛も目と眉の間隔を広くさせ、のっぺり顔を加速させることに。眉毛をメイクするときは、濃さと距離感がとても大事です。

「顔が薄い」「地味に見える」などと、のっぺり顔にコンプレックスを感じている方は多いはず。ですが、その悩みはメイクで簡単に解決できますよ。のっぺり顔を解消するメイクのポイントは「立体感」です。この立体感を各パーツに上手に落とし込めれば、憧れのメリハリのある美人顔も夢じゃありません。

ぜひこの機会に今回ご紹介したメイク方法を実践して、今まで悩んでいたのっぺり顔から卒業しましょう！