出典:adobestock
グラデーションリップの簡単なやり方講座!きれいに仕上げるコツとおすすめアイテム
内側からにじみ出るような発色が特徴の「グラデーションリップ」。韓国メイクの流行から人気を集め、今では定番のリップメイク方法として定着しています。
今回は、そんなグラデーションリップの魅力やきれいに仕上がる簡単なやり方などを再度おさらい。あわせて、グラデーションリップにおすすめのアイテムもご紹介します。
グラデーションリップに1度挑戦してみたけれど、きれいにできなかった方やこれからチャレンジしてみたい初心者の方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
伸びのよいリップを使う
マットリップなど、テクスチャーが硬めのアイテムは密着力が高く色持ちもよいのですが、伸びが悪くグラデーションリップには難易度が高め。そのため、初心者の方はテクスチャーがやわらかく伸びのよいリップから挑戦するのがおすすめです。
伸びがよいリップは擦れに弱いものが多く落ちやすいというデメリットがあるので、心配な方は落ちにくいティントリップを選んでみてください。
基本|簡単にきれいなグラデーションリップに仕上げるやり方
基本のグラデーションリップは以下のやり方でチャレンジしてみましょう!
- (1)リップクリームで唇を整える
- (2)コンシーラーを塗る
- (3)唇の中央にリップを塗る
- (4)唇の外側に向かってぼかしていく
しっかりと保湿し、コンシーラーで唇の色味を消してから塗るのがキレイに仕上がるコツです。
ステップ1|リップクリームで唇を整える
きれいなグラデーションリップに仕上げるためには、あらかじめ唇を整えておくことが大切。まずはリップクリームでしっかりと保湿しておきましょう。唇の乾燥は縦じわを目立たせるだけではなく、くすみも現れやすくなり、リップの発色が悪くなります。リップをきれいに発色させるためにも保湿は欠かせない工程です。
もし、リップクリームを塗ったあとのベタベタが気になる場合は、表面を軽くティッシュオフしておくと気にならなくなります。
ステップ2|コンシーラーを塗る
しっかりと保湿ができたら、コンシーラーを使って唇の色味を消していきます。このとき唇全体に直接塗ると厚塗りになり、リップの仕上がりが汚くなってしまう恐れがあるので要注意です。
やり方のコツは全体にべったりとのせるのではなく、下唇の数ヶ所に点置きしてのせること。点置きしたコンシーラーを唇の輪郭と肌の境目をぼかすように指でポンポンとなじませるように上下の唇に伸ばすのがポイントです。
ステップ3|唇の中央にリップを塗る
コンシーラーで唇の色味が消せたら、リップを塗っていきます。リップは唇の中央から外側に向かって、1/2程度までの範囲を目安に塗るのがやり方のコツ。それより広すぎても狭すぎても、きれいなグラデーションは作れません。
リップのアプリケーター部分が大きめのものやスティックタイプのものは、1度で広範囲に色味がつきやすいため、初心者の方はリップブラシを使うのもおすすめです。
ステップ4|唇の外側に向かってぼかしていく
唇の中央にリップを塗ったら、あとはぼかしていく作業です。まずは上下の唇同士を数回合わせます。このとき、唇を擦り合わせるのではなく、重ね合わせるだけでOKです。
上下の唇を合わせたら、リップを塗った外側とコンシーラー部分の境目が自然になるように指でポンポンとなじませます。最後にもう1度唇の中央だけに、リップを重ね塗りして完成です。
応用|簡単にきれいなグラデーションリップに仕上げるやり方
コンシーラーを使わずに作るグラデーションリップのやり方
リップクリームで保湿をしても乾燥がひどく、唇がパサつきやすいときは、コンシーラーなしでできるグラデーションリップのやり方を覚えておくと便利です。
やり方はまず、唇全体にリップを塗り、軽くティッシュオフをします。次に、唇の中央にだけ、もう1度リップを重ね塗りしてください。中央に色味をのせるときは、唇の中央から輪郭まで半分の位置よりも少し内側の範囲にのせるのがコツ。最後に、色味をなじませるように上下の唇を合わせて、中央の重ね塗りをした部分と1度しか塗っていない部分の境目をぼかしたら完成です。
多色使いをするときのグラデーションリップのやり方
コンシーラーなしで仕上げると、本来の唇の濃さや使うリップの色味によって濃淡がつきにくく、グラデーション感がはっきりと出ないことがあります。もう少しグラデーションをはっきりとさせたいときは、肌なじみのよいベージュ系リップとメインで使いたいリップの2色使いをするのがおすすめです。
やり方は簡単で、コンシーラー代わりにベージュ系のリップを使うだけ。ベージュ系リップが唇の血色感をほどよく消してくれるので、メインのリップカラーがきれいに発色します。さらに、リップだと唇の乾燥がひどいときにも気にせず使えるのがポイントです。