より雰囲気のあるメイクに仕上げるため、リップの色味はシーンごとに変えてみましょう。シンプルに仕上げたいオフィスメイクでは肌なじみのよいベージュ系、カジュアルに仕上げたいデイリーメイクでは親しみを感じやすいピンク系、大人っぽく仕上げたいデートメイクではレッド系のリップがおすすめです。

リップはメイクの仕上がりを左右するといっても過言ではないほど、大事なパーツ。シーンごとにリップの色味を操れると、周りと差がつくワンランク上の清楚系メイクが楽しめますよ。

清楚系メイクは本来の魅力を引き出すナチュラルメイクが基本ですが、すべてのパーツを引き算しすぎてすっぴんに近い状態に仕上げすぎるのはNG。ベースや眉毛、アイ、チーク、リップの1つずつのパーツをナチュラルに見えるように丁寧に作り込むことが大切です。

抜くのではなく「質感」と「色使い」を上手に使いこなして、ナチュラルに見せましょう。ほどよいツヤ感と肌なじみのよいカラーが、清楚系メイクに欠かせないナチュラルさと色っぽさを引き立てるカギとなります。

清楚系メイクは全体的に薄付きが基本。厚塗り感が出てしまうと、それだけで清楚な印象から程遠くなります。もちろんパーツごとに厚塗りにならないよう、使う量や色味などを工夫する必要はありますが、加えてメイクをする際の「明かり」も忘れてはいけないポイントの1つです。

メイクは自然光に近い明かりでおこなうと、本来の色味や質感がわかりやすいといわれています。日光がよく入る場所、難しい場合は「昼白色」の光の下でメイクをおこなうようにしてください。

ナチュラルなうえに清潔感や色っぽさも兼ね備える清楚系メイクは、シーン問わず活用できる万能メイク方法。好感度も高く老若男女に愛される顔になれるので、マスターしておくとさまざまな場面で重宝します。難しいテクニックいらずでアイテムも特別なものを使わないので、初心者の方にもおすすめです。ぜひこれを機会に清楚系メイクの方法を習得して、いろいろなシーンで取り入れてみてくださいね。