プチプラ化粧水の最大の魅力は、手頃な価格で購入できるのでお財布にやさしいことです。基礎化粧品は化粧水・乳液・美容液・クリームと数多くあるので、一通り揃えるとお金がかかります。すべてを高価なアイテムで揃えるのは難しいので、化粧水はプチプラで抑えたいと考える人も少なくありません。

プチプラ化粧水は、1,000円以下で購入できる優秀なアイテムがたくさんあります。できるだけコストを抑えたい人には、プチプラ化粧水は心強いアイテムです。

プチプラ化粧水は、低価格だからこそ惜しみなく使えることも魅力です。もったいないと感じることなく、顔や全身にバシャバシャと使えます。

いくら高価な化粧水でも、もったいなくて少量ずつしか付けられないのであれば、十分な保湿効果は期待できません。しっとり潤った肌に整えるためにも、無理なく使い続けられる化粧水を適正量使うようにしましょう。

プチプラ化粧水は、ドラッグストアで手軽に購入できることも魅力です。わざわざデパートのコスメカウンターに行かなくても手に入るので、なくなったときにすぐに調達できます。

また、人気のプチプラ化粧水であれば多くのドラッグストアで扱っているので、旅行先や出張先で急に化粧水が必要になったときも安心です。普段使いしている化粧水をすぐに購入できることも、プチプラ化粧水の魅力ですよ。

デパコスとはデパートや専門店で扱うコスメのことで、ドラッグストアなどで扱っているコスメと比較すると高価格になっています。デパコスが高い理由は、質の高い成分を配合していることも要因ですが、それだけではありません。

デパコスは高級感のある魅力的なデザインに見せるため、容器にコストをかけている場合があります。また、人件費やデパートの出店費用が上乗せされていることも値段が上がる要因です。高額だから商品そのものが優秀とは一概に言えないので、金額だけに惑わされないようにしましょう。

肌のかさつきが気になるときには、保湿力を重視した選び方がおすすめです。しっとりと潤いを与える化粧水を使うことで、乾燥による肌悩みを予防できます。

乾燥肌におすすめのプチプラ化粧水は、セラミドやヒアルロン酸などの保湿効果の高い美容成分が配合されたタイプです。選び方で迷ったときは、どんな保湿成分を配合しているかチェックしてみましょう。乾燥肌は潤いをキープするバリア機能が低下しているため、水分を補うケアに注力してください。

Tゾーンのべたつきが気になる脂性肌の人は、さっぱり感を重視した選び方がおすすめです。水のようなシャバシャバしたタイプであれば、べたつきを気にせず使用できます。

また、脂性肌には皮脂の分泌を抑えるタイプの化粧水もおすすめです。メイク前に使用することで、テカリや化粧くずれを予防できます。本記事では皮脂を抑える人気のプチプラ化粧水も紹介しているので、気になる人はチェックしてみてください。

ニキビができやすい人は、ニキビを予防する有効成分に着目した選び方がおすすめです。ニキビ予防におすすめの有効成分は、サリチル酸やグリチルリチン酸2Kなどが挙げられます。ニキビが気になる人は、そういった成分が配合されているかチェックしましょう。

ただし、大人ニキビは乾燥が原因となっているケースもあります。そのため、保湿成分が配合されているかもチェックしてください。

化粧品の刺激や季節の変わり目で肌がゆらぎやすい人は、肌刺激の少なさに着目した選び方がおすすめです。低刺激タイプの化粧水は、アレルギー反応の起こりやすい成分を配合していないため余計な刺激を与えません。敏感肌に寄り添った処方になっているため、肌トラブルのリスクが軽減できます。

ただし、すべての肌に刺激が起きないわけではないので、肌が敏感なときは上腕でパッチテストをしてから使用する方法がおすすめです。

「白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水」は、保湿ケアと美白ケア※がまとめてできる人気のプチプラ化粧水です。美白有効成分であるホワイトトラネキサム酸とグリチルリチン酸2Kを配合していることが特徴。さらには潤い成分として、ヒアルロン酸も配合されています。

しっとりと潤いに満ちた肌に整うので、乾燥による肌悩みを抱えている人にはぴったりです。とろみのないさっぱりしたテクスチャーは、口コミでも評価されています。

【肌ラボ 白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水】
990円（税込） 編集部調べ

MINONは敏感肌に寄り添った基礎化粧品のブランドです。「モイストチャージ ローション II もっとしっとりタイプ」は、MINONの中でもとくに保湿力に優れたタイプで、保湿力を重視している人にはおすすめできます。

とろりとしたテクスチャーでありながら、肌への浸透※を感じられるところも魅力の1つ。キメを整えて、潤いに満ちたみずみずしい肌へ導きます。口コミでは、もちもちとした使用感が評価されていました。

【MINON（ミノン） モイストチャージ ローション II もっとしっとりタイプ】
2,244円（税込） 編集部調べ

シンプルなライフスタイルを提案する無印良品では、乾燥肌におすすめの基礎化粧水が人気を集めています。「化粧水 敏感肌用 高保湿タイプ」は、スキンケアに最適な超軟水である岩手県釜石の天然水から生まれたスキンケアシリーズです。潤いのある健やかな肌に整えて、乾燥から肌を守ります。

アルコールやパラベンを含まない低刺激処方で作られていることも魅力。季節の変わり目に肌悩みを感じやすい人にもおすすめのプチプラ化粧水です。

【無印良品 化粧水 敏感肌用 高保湿タイプ】
200ml 690円（税込） /400ml 1,190円（税込） 編集部調べ

菊正宗は、日本古来の伝統を受け継いで生まれた基礎化粧品のシリーズです。基礎化粧品がない時代は、日本酒を水で薄めてスキンケアをしてきました。日本酒にはアミノ酸※が豊富に含まれているため、肌にしっとりと潤いを与えます。そういった日本酒の特徴を活かして生まれたのが「日本酒の化粧水 高保湿」です。

パシャパシャと使える軽やかなテクスチャーも人気の秘密。口コミでは、全身に惜しみなく使っているという声も寄せられています。

【菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿】
924円（税込） 編集部調べ

「皮脂トラブルケア 化粧水」は、皮脂の過剰分泌による肌悩みを抱えている人におすすめの薬用化粧水です。プチプラでありながら、皮脂の分泌をコントロールできる優秀さが人気の秘密。べたつきのないみずみずしい肌に整えていきます。

消炎剤としてアラントインを配合していることもポイントで、ニキビや肌荒れなどの肌悩みを抱える人にもおすすめです。口コミでは、べたつきのない使用感も評価されています。

【Curel（キュレル） 皮脂トラブルケア 化粧水 医薬部外品】
1,980円（税込） 編集部調べ

「クリアフル ローション」は、人気美容雑誌でも注目されている薬用ニキビ対策化粧水です。ニキビの原因であるバリア機能の低下に着目し、潤いを与えながらニキビのできにくい肌に整えていきます。

「クリアフル ローション」は、さっぱりタイプとしっとりタイプの2種類がありますが、オイリー肌にはさっぱりタイプがおすすめ。優秀でありながらもプチプラで購入できるので、リピートしやすい化粧水です。

【ORBIS（オルビス） クリアフル ローション】
1,650円（税込） 編集部調べ

オードムーゲの「薬用保湿化粧水」は、口コミでも大人気のニキビ肌向けプチプラ化粧水です。抗炎症成分※1と殺菌成分※2を配合しており、ニキビのできにくい肌へと導きます。

シャバシャバとした軽いテクスチャーで、べたつかないことも魅力です。口コミでは、顔だけでなく身体にも使っているという声も寄せられています。コスパ重視で化粧水を探している人にもぴったりのプチプラ化粧水です。

【EAUDE MUGE（オードムーゲ） 薬用保湿化粧水】
1,320円（税込） 編集部調べ

「アクネケア 化粧液」は、大人ニキビに寄り添った薬用化粧液です。有効成分の甘草成分誘導体でニキビを防ぎつつ、植物由来の保湿成分で肌に潤いを与えます。ニキビ予防と保湿ケアが同時にできるので、大人ニキビをケアしたい人にはぴったりの化粧水です。

また、一般的なニキビケアアイテムで使用されている殺菌剤を配合していないこともポイント。デリケートな肌にも配慮した処方になっています。口コミでは、べたつかないスーッとした使用感も評価されていました。

【FANCL（ファンケル） アクネケア 化粧液】
1,650円（税込） 編集部調べ

「薬用ローション」は、バリア機能の低下による乾燥や肌荒れなどの肌悩みに寄り添った薬用化粧水です。高精製のワセリン※1を配合していることが特徴で、潤いの保護膜を形成し外部刺激から肌を守ります。抗肌荒れ有効成分※2を配合しているため、肌荒れやニキビなどの肌悩みにもぴったりです。

弱酸性・無香料・無着色・アルコールフリー・パラベンフリーと低刺激処方で作られていることもポイント。敏感肌でも毎日使えるような低刺激設計になっています。

【IHADA（イハダ） 薬用ローション】
1,650円（税込） 編集部調べ

「カルテHD モイスチュア ローション 高保湿化粧水」は、荒れがちな肌をもっちり滑らかに整える高保湿化粧水です。とろみのあるまろやかなテクスチャーが特徴で、肌と手の隙間に適度な厚みを作りながらお手入れできます。

肌荒れ防止の有効成分※1と潤いをキープする保湿成分※2が配合されていることも魅力。乾燥肌にもおすすめのプチプラ化粧水です。口コミでは、リピートしているという声も寄せられています。

【Carte（カルテ） カルテHD モイスチュア ローション 高保湿化粧水】
1,980円（税込） 編集部調べ

ここからは、プチプラ化粧水のおすすめの使い方をご紹介します。まず意識したいのが、化粧水を惜しみなくたっぷり使うことです。肌全体に水分が浸透※するように、化粧水を十分になじませていきましょう。

乾燥が気になる場合は、2～3回重ね付けをしてもOK。肌に触れたときにひんやりした感触になっていれば、水分が浸透※した合図です。惜しみなくたっぷり使えるのは、プチプラ化粧水ならではの魅力といえます。

化粧水をなじませるときは、肌をこすらないように意識しましょう。肌の角層はラップ1枚分といわれるほど薄い構造をしています。そこに摩擦が加わると乾燥や毛穴の目立ちなど、あらゆる肌悩みを引き起こすので、化粧水はこすらず付けるよう意識してください。

化粧水を付けるときは両手を左右にスライドさせるのではなく、手のひらで水分を押し込むように付けると摩擦を軽減できます。

化粧水を顔になじませた後は、首やデコルテにも付けていきましょう。首やデコルテは顔と同じく乾燥しやすいパーツです。それらが乾燥していると一気に老けた印象になるので、毎日のスキンケアでは首やデコルテまでしっかりと保湿しましょう。

首に化粧水を付けるときは、上から下にマッサージをするように付けるとリンパの流れがよくなります。デコルテに付けるときは、リンパの詰まりを解消するため鎖骨のリンパ節をマッサージながら付けていきましょう。

乾燥が気になるときは、コットンパックもおすすめです。コットンパックは化粧水を大量に使用しますが、プチプラ化粧水であればもったいないと感じることなく気軽にできるメリットがあります。

コットンパックのやり方は、まずコットンを4枚に割き、化粧水を染み込ませてください。化粧水でひたひたになったら、両頬・顎・額に貼り付けていきます。その状態で、3～5分時間をおけば完了です。時間をおきすぎると肌の水分がコットンに奪われてしまうので、コットンが乾ききる前に外しましょう。

みなさんは朝のメイク前にも化粧水を付けていますか？メイク前に化粧水を付けることで乾燥やテカリなどの肌悩みを予防できます。ファンデーションののりもよくなるので、朝のスキンケアでは化粧水を必ず使うようにしましょう。

化粧水を付けるタイミングは、洗顔の直後がベストです。夜と同じく、たっぷり肌になじませていきましょう。時間があるときは、コットンパックをするとメイクの仕上がりが格段によくなります。

プチプラ化粧水は、肌悩みに合わせたアイテムを選ぶことが大切です。自分にあったプチプラ化粧水を見つけるためにも、まずは自分がどんな肌質なのか見極めることから始めましょう。選び方で迷ったときは、今回ご紹介した人気のプチプラ化粧水もぜひ参考にしてください。

また、プチプラ化粧水を使うときは、肌全体になじむようにたっぷり付けることや肌をこすらないことが大切です。優秀なプチプラ化粧水を上手に取り入れて、肌悩みを予防しましょう。