メイクだけではなく、ファッションでも「モード」という言葉がよく使われますが、はっきりした意味をご存じですか？モードとはフランス語で「流行」という意味。ファッションやメイクで使う「モード系」という言葉は、海外の有名ファッションショーでランウェイを歩くモデルが、纏うような最先端のスタイルのことをいいます。

つまり、モード系メイクとは「海外の最新の流行を取り入れたメイク」のことを指すのです。

先程も説明したように、モード系メイクとは海外モデルが纏っているような流行最先端のメイクのことをいいます。海外モデルと聞くと、どんなイメージを持ちますか？クールでスタイリッシュなイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

まさにモード系メイクは海外モデルが持つ、クールさやスタイリッシュさを引き出すのが基本。男性ウケを狙うかわいいメイクとは違い、誰にも媚びないクールな女性をメイクで演出します。

「モード系メイクは日本人には難しそう…」と思っていませんか？そんなことはありません。メイク方法のコツさえ掴めば、日本人に似合うモード系メイクが楽しめます。日本人の顔の特徴を活かしたアジアンビューティーなモード系メイクに仕上げれば、海外の方には真似できないクールなメイクに仕上がりますよ。

それでは、日本人に似合うモード系メイクのコツを詳しく見てみましょう。

モード系メイクは難易度が高そうと感じていませんか？ですが、じつはメイクのコツさえ掴めれば簡単に挑戦できます。「骨格を意識して立体的に仕上げる」「コスメの質感はマットに統一する」「目元をはっきり見せる」この3つを押さえるだけで、完成度の高い魅力的なモード系メイクが楽しめますよ。

モード系メイクは、目鼻立ちがはっきりしたメリハリのある顔によく似合います。そのため、ベースメイクは骨格が際立つように立体感を意識して仕上げるのが重要。

とくに日本人は凹凸が少なく、メリハリのない顔に見られる傾向があるので、シェーディングで陰影をつけて立体感のある顔に仕上げましょう。

モード系メイクではクールな女性を引き立てたいので、質感をマットで統一しましょう。ツヤのない質感が大人っぽさを格上げし、スタイリッシュでかっこいい女性を演出してくれます。

ベースメイクはもちろん、アイシャドウやチーク、リップもすべてマットな質感に仕上げるのがポイント。どうしてもツヤを足したい場合は、目元に微細なパールを重ねる程度に留めておきましょう。