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少ない負担が魅力の「シェラックネイル」って?ジェルとの違いやセルフのコツを知ろう
爪への負担を抑えつつ持ちのよいネイルができる「シェラックネイル」をご存知でしょうか?シェラックとは、ジェルネイルとマニキュアのよいところを持ちあわせたアメリカ発祥のネイルです。
コツを覚えれば自分でも簡単にできるため、セルフネイルとしても人気。そんなシェラックネイルの魅力に迫り、施術方法やオフの方法、知っておきたい注意点まで幅広くご紹介します。
ジェルネイルと比べて価格が安い
シェラックネイルは、ジェルネイルと比べて安価なメニューになっていることが多いです。シンプルなデザインが多く、ネイルを塗る際やオフ前のサンディングが必要ないため、スピーディーに施術が完了するのが理由でしょう。
また、自宅でセルフネイルをする際も、シェラックネイルに必要な道具を準備すれば繰り返し本格的なネイルを楽しめます。
マニキュアと比べたシェラックネイルの魅力とは?
マニキュアと比べてツヤが出る
シェラックネイルはマニキュアと比べてツヤのある仕上がりが魅力です。ジェルネイルのようなぷっくりとした立体感を出すのは難しいですが、つるんとしたツヤはまるでジェルネイルのような輝き。
また、マニュキュアと比べると厚みがあり、上品でナチュラルな指先を演出してくれます。控えめなデザインが好みで、ツヤのあるネイルをしたい方にぴったりのネイルです。
マニキュアと比べて硬化が早い
シェラックネイルはUVライトで硬化させる方法を採用しており、乾くのを待たずにスピーディーに仕上げられます。マニキュアのように乾くまでにヨレてしまうことがなく、アートを崩さずスムーズに重ね塗りができるのもメリットといえるでしょう。
また、硬化前だと修正が効くため、はみ出したネイルを修正しやすいのも魅力。セルフではハードルが高いと思われがちなUVライトを使った硬化方法ですが、持ちもよくなりメリットが大きいですよね。
マニキュアと比べて持ちがよい
UVライトで硬化させるシェラックネイルは、持ちのよさも魅力のひとつ。マニキュアは1週間程度で剥がれてしまうことが多いですが、シェラックは2〜3週間ついたまま過ごせます。さらに、爪への衝撃が少ないフットネイルなら1ヶ月以上持つことがほとんど。
爪への負担が少なく持ちのよいネイルができるのは、シェラックネイルの大きなメリットといえるでしょう。
セルフも簡単!シェラックネイルの基本の塗り方
【シェラックネイル基本の塗り方】必要な道具
シェラックネイルに必要な道具
- ・ネイルファイル(爪やすり)
- ・プッシャーまたはウッドスティック
- ・エタノール
- ・シェラックベースコート
- ・シェラックカラーコート
- ・シェラックトップコート
- ・UVライト
- ・コットン
上記8点がシェラックネイルに必要な道具です。セルフジェルネイルをする方であれば、シェラックネイル以外の道具は揃っているのではないでしょうか。シェラックネイルは刷毛がボトルと一体となったポリッシュタイプのため、気軽に始められるのが魅力です。
また、ジェルネイルのように爪の表面を削る必要がないため、ネイルファイルは爪の形を整える180〜240グリットのものがあれば十分でしょう。
爪の形と甘皮を整える
まず、シェラックネイルを塗る前に自爪のケアをおこないます。ネイルファイルで爪の形を整えたら、甘皮をプッシャーやウッドスティックでやさしく押し上げましょう。押し上げた甘皮はエタノールを含ませたコットンで拭き取ってください。
爪の表面にダストが残っているとネイルの持ちが悪くなる原因になるため、最後にエタノールを含ませたコットンで爪と手指を丁寧に拭く方法がおすすめです。
ベースコートを塗る
自爪のケアが完了したら、シェラックベースコートを塗っていきます。中の成分が偏らないよう、ボトルを30秒ほどしっかりと振ってから始めましょう。
ベースコートをブラシに少量取り、片手5本の指を塗ります。ネイルは爪先から剥がれてしまうことが多いため、持ちをよくするために爪先までしっかりと塗るのがポイントです。片手を塗り終えたらUVライトで10秒硬化し、もう片方も同じようにおこないましょう。
1度目のカラーコートを塗る
次に、シェラックカラーコートの1回目を塗布します。ベースコートと同様に、ボトルをよく振ってから根元から爪先までムラなく丁寧に塗りましょう。厚塗りになりすぎないよう、刷毛をボトルの内側でしごいてカラーコートの量を調整するようにしてください。
はみ出てしまった場合はウッドスティックで拭き取ればOK。マニキュアと違って修正がしやすいのもシェラックネイルの魅力です。片手を塗り終えたらUVライトで1分硬化し、もう片方も同様におこないましょう。
2度目のカラーコートを塗る
両手10本の指にカラーコートを塗り終えたら、2度目のシェラックカラーコートを重ねて塗布します。塗布する量は1度目と同じ量でかまいません。量が多く厚塗りになると、縮みや硬化不足の原因になるため注意しましょう。
片手を塗り終えたら再びUVライトで1分硬化し、もう片方も同様の方法でおこなってください。2度塗りをすることで、ムラが少なくより発色のよい仕上がりになります。
トップコートを塗る
カラーコートを塗り終えたら、表面を保護してツヤを出すシェラックトップコートを塗ります。これまでと同じ要領で、ボトルをよく振ってからカラーコートをカバーするように塗布しましょう。
このときトップコートが皮膚に付かないように注意してください。はみ出してしまった場合はそのまま硬化せず、必ずウッドスティックで拭き取りましょう。片手を塗り終えたらUVライトで1分硬化し、もう片方も同様におこないます。