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毎朝の服選びに悩まない。女性ミニマリストのシンプルな暮らしを提案
近年注目を集めているミニマリスト。単純に「物が少ない人」だと思っている方も多いのではないのでしょうか? 実は、ミニマリストという考え方には持ち物の数など物質的な話だけではなく、心を豊かにするためのヒントがたくさん隠されているんです。
今回は、そんなミニマリストの魅力に注目しながらミニマリスト的な服選びのポイントや着回しアイテムをご紹介!平凡な毎日を変えたいと思っている方は、参考にしてみてくださいね。
必要最低限のもので生活するミニマリストとは?
そもそもミニマリストってどんな人?
ミニマリストとは、「最小限の」という意味の「minimal(ミニマル)」から派生した言葉で、一般的に必要最低限のもので生活をする人を指します。2010年ごろから海外を中心に広まり、今では日本でもよく耳にするようになりました。
日本のミニマリストブームには、先駆けとなった「佐々木典士」という人物がいます。この方が出版した「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」という本は、まだミニマリストという言葉が浸透していなかった日本で、たくさんの方が知るきっかけを作りました。私もこの本を読んでミニマリストの魅力に惹かれた1人です。ミニマリストに少しでも興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。
ミニマリストの洋服事情
アップルの設立者「スティーブ・ジョブズ」も実はミニマリストなのをご存じでしょうか。黒のタートルネックにジーンズが印象的ですが、「着る服を考える時間があるなら仕事に使いたい」そんなミニマリスト的思想の持ち主でした。アップルを世界的に有名な会社へと導いた決断力は、シンプルな暮らしからきていたのかもしれませんね。
日本の女優「北川景子」も自身がミニマリストであることを公表しています。無駄に物を増やさないように私服は10着ぐらいしか持っていないのだとか。欲しい服が2着あったら、処分できる服が2着あるのか考えるほどの徹底ぶりなのだそう。
それなりにミニマリストを体現している方が持っている洋服は平均で20着ほどと言われています。自分のクローゼットを振り返ってみて、思い出せる服だけでも何着あるでしょうか。中には、クローゼットの奥底で忘れられた服もたくさんあるのでは…。そんな思い出せないような服は手放して本当に必要な服だけを残す、それがミニマリスト的断捨離方法です。
ミニマリスト的!服を減らすメリット
時短になりストレスが減る
服を減らすことで一番に感じる変化は、朝の服選びの時間が無くなることではないでしょうか。毎朝悩んでいた時間が、ゆっくりご飯を食べたり、メイクをしたりする時間に変わる。そうなれば、時間に追われながら準備することもなくなり、ストレスもかなり減らせます。
私もよく出かける前に焦って服を選び、なんか違うなと思いながらも時間ギリギリになって急いで出かけるということがありました。服を減らしてからは、焦って準備することも、服選びで気持ちが左右されることもなくなり、ストレスとは無縁に。毎日、気持ちよく出かけられています。
また、洗濯物が少なくなることもメリットのひとつです。量が多くて憂鬱だった洗濯が、とても楽に感じるようになるでしょう。気づいたら家事が好きになっている、それがミニマリストのシンプルな暮らしです。
節約できて財布にもやさしい
ミニマリストになると、衝動買いがなくなると言われています。常日頃から本当に必要なものを見極めて生活をしているので、欲しい服があっても冷静に判断することができるのです。持っている服を全て把握できると、頭の中でコーディネートができるので、買ってから合わせる服がなかったという悲しい事態を防ぐことができます。
そもそも物を増やさないというのが前提にあるミニマリストは、1着1着を大事に扱うので、無駄なものを買うことがありません。つまり、節約ができて、お財布にもやさしい暮らしが叶えられます。
私は何か欲しいものができた時には、逆に捨てられるものはないか考えられるようになりました。まだ使えそうなものなどは、フリマアプリで売ったり、引き取りに来てもらったりして手放す。物も減らせて、ちょっとした収入もできるので良いこと尽くしです。
考え方や行動が変わり心も豊かになる
実は服が減ると、旅行の荷造りが楽になるというメリットも。どの服を持っていこうか悩みながら、あーでもないこーでもないと試行錯誤している時間って、結構疲れますよね。でも、ミニマリストにはそんなストレスがありません。必要なものが分かっているので、荷造りも一瞬で終わります。
すぐに出かけられるので、フットワークも軽くなり、行動的になれるのがメリットです。出かけようと思っても、準備するのが面倒になって、結局、家でゴロゴロしてしまっていた自分とはおさらばしましょう。行動的になった自分に自信がつき、心も豊かになりますよ。