出典:adobestock
「痩せる歩き方」で自然にダイエット!基本のウォーキング方法とポイントを伝授
ちょっとそこまで買い物に。そんなときに痩せる歩き方ができると、買い物までの時間がダイエットの時間に早変わりします。日常の歩く行為をダイエットと繋げることで、時間の効率化になり、わざわざ運動する手間も省けて痩せる体質に!
今回は痩せる歩き方になるための基本のウォーキング方法を解説します。痩せるポイントや歩き方のNGポイントも紹介するので、自分の歩き方を見直し早速明日から取り入れてみてくださいね。
腕は後ろに振り上げる
痩せる歩き方になる基本のウォーキング方法において、腕の振り方にも気を付ける必要があります。歩いているときに自分の腕が視界に入るようではNG。前に出すよりも後ろに引くことを心掛けましょう。
このとき脇はしっかりと締め、肩甲骨を寄せるようなイメージが基本。肩甲骨をきちんと動かすと、脂肪燃焼の手助けをしてくれます。さらに、肩回りの血行もよくなるので、肩こりや首こり気味の方は腕の位置に注意しましょう。
消費カロリーアップ!痩せる歩き方のポイント
ウォーキング時間は最低でも20分以上
ウォーキングを始めたら最低でも20分は歩き続けるように、時間を計っておきましょう。20分を過ぎたころから脂肪燃焼が始まっていきます。今の生活スタイルにウォーキングを取り入れる場合、営業職などで歩き回る人でない限り、家から駅までの間が絶好のウォーキングチャンス。
駅まで20分かからない人は、一駅歩いたり遠回りしてみたりして、最低でも20分は歩けるような環境を作っていきましょう。
痩せる歩き方は呼吸も脂肪燃焼に欠かせない重要ポイント
普段の歩き方で痩せるためには、呼吸も整えていきましょう。脂肪燃焼に効果的なのは、腹式呼吸です。鼻から大きく吸って口から吐く腹式呼吸は、多くの酸素を身体に取り込めるので血流もよくなることが期待できます。
普段から呼吸が早く浅い人は、ウォーキング時だけでなく常に深く呼吸することを意識してみてくださいね。
速すぎるスピードで歩くのはNG
速く歩いた方が痩せそうなイメージがありますが、実は速すぎるスピードで歩くのは消費カロリーアップには繋がらないのです。なぜなら、ふくらはぎの筋肉だけを使って歩くことになり、太ももの大きな筋肉を使うことから遠ざかってしまうから。痩せる歩き方では大きな筋肉をうまく使うことがポイントです。
速すぎるスピードで歩いた結果、ふくらはぎが太くなる原因に。脚痩せしたい人は、歩くスピードに気を付けましょう。
膝が前を向いているかをチェック
内股やガニ股のクセがついている人は、自分の歩き方を改善するように心掛けましょう。この状態でウォーキングをしても、ふくらはぎや太ももが太くなるだけ。
正しい歩き方では、膝がきちんと前を向いていることが重要です。歩く方向につま先と膝が向いているかを確認し、膝はしっかりと伸ばした状態で脚を前に出す動作が基本となります。内股やガニ股のクセを正しい歩き方へと変換させていきましょう。
1日1万歩を目指そう
基本のウォーキング方法を行いながら、1日1万歩を目指して歩くようにしましょう。ただし、これは正しい歩き方ができるようになってから目指してください!
最初はやみくもにたくさん歩くよりも、痩せる歩き方を身につけることの方が大事。量を多く歩いても質が伴っていなければ、思った通りのダイエット結果や脂肪燃焼効果を得られないなんてことになりかねません。自分の歩き方を痩せる形に整えてから、歩く量を増やしていきましょう。
靴の選び方も効果に影響大!
ウォーキング時の靴は、スニーカーもしくはウォーキング専用の靴が理想的。出勤時の歩く時間を痩せる歩き方に変えたくても、女性の場合はヒールがある靴での移動がメインとなりますよね。履き替えられれば理想ですが、難しい場合はヒールでの歩き方をマスターしましょう。
ヒールを履いているときは、かかとから着地ではなく足裏全体で着地します。膝を曲げずに歩くのは他の靴と同様です。サイズが合わなかったりヒールが高すぎたりすると膝が曲がりがちなので、そうならないように適切なサイズと高さのヒールを履き、自分の歩き方をチェックしてみてくださいね。
痩せる歩き方を続けることがダイエットへのカギ
歩くという動作は、筋トレや走る動作に比べて筋肉への負荷は軽く、すぐに効果が出るものではありません。効果が出ないからと歩き方を戻してしまえば、ダイエットを諦めるか運動の時間を新たに確保しなければならなくなります。
慣れないうちは痩せる歩き方で疲れを感じることが多いでしょう。しかし、根本から痩せる体質にチェンジするには日々の努力がポイントです。続けられる環境をいかに作るか?を意識して根気よく続けていきましょう。
運動だけじゃない!痩せる歩き方にプラスしてストレッチもやろう
ストレッチは痩せるサポートをしてくれる
ストレッチを正しく行えば脂肪燃焼が期待でき、痩せる手助けとなってくれます。むくみを取ったり筋肉太り解消に役立ったりするだけでなく、身体全体を温めて脂肪が燃えやすい環境にしてくれるのです。
とくに部分痩せしたい人はストレッチも一緒に行って、痩せる身体づくりも行っていきましょう。ウォーキングの前後、どちらとも行ってくださいね。
ストレッチは食べすぎ防止にも役立つ
どんなに痩せる歩き方でウォーキングを頑張っていても、食べすぎてしまっては意味がありません。摂取カロリーよりも消費カロリーを高めるには、消費カロリーを増やすだけではなく、摂取カロリーを減らすことも考えたいところ。
ストレッチは副交感神経を優位にしてくれるので、イライラを抑えて食べすぎ防止にも役立ちます。暴飲暴食をしてしまいがちな人にはストレッチがおすすめです。
ストレッチをするときは呼吸を意識!
大きく吸って吐く動作は深い呼吸となり、副交感神経を優位にしてくれます。日常では活動をするために交感神経が優位となり、身体は緊張状態が続いているのを知っていますか?
意識的に呼吸を深くすることでリラックスした状態を作り、神経のバランスを整えていきます。そのため、ストレッチを行っている間は呼吸を止めないように注意しましょう。
上半身のストレッチは肩甲骨周りが肝!
ストレッチは大きな筋肉を動かすことを意識したいので、上半身の場合肩甲骨周りを動かすことを意識しましょう。腕を曲げ前でくっつけるようにし、背中をぐっと丸めます。そして、肩甲骨を寄せるように身体を開きます。この動作を繰り返していると、だんだんと身体がぽかぽかしていきますよ。
素早くやるのではなく、呼吸を意識しながらゆっくりと行うことで、脂肪燃焼を促していきましょう。
下半身のストレッチは太もも周りを意識して
下半身の大きな筋肉といえば、太ももの筋肉です。筋肉を動かす前にほぐしてリラックスさせ、痩せる身体に近づけるためにストレッチがあります。かかとを持ちお尻に近づけて前ももを伸ばしたり、横になって膝を抱えるようにして太もも裏を伸ばしたりしましょう。
さらに、股関節や内ももの伸ばすストレッチをプラスすると脚痩せに効果的。ストレッチはウォーキングの前後だけでなく、寝る前に行うのもおすすめです。長くても10分くらいで終わるので、時間がない人も取り入れやすいでしょう。
痩せる歩き方を身につけてさくっとダイエットを成功させよう!
日常の歩く時間を運動時間にチェンジ!痩せる歩き方の基本と脂肪燃焼促進のためのポイントをご紹介しました。痩せるには摂取カロリーよりも消費カロリーを高めることが重要です。女性は男性に比べて筋肉の量が少なく脂肪がつきやすいため、年中痩せることを考えている人も多いのではないでしょうか?
日頃の歩き方を見直し、消費カロリーをアップすれば自然と痩せやすい身体に近づいていきます。今回ご紹介した痩せる歩き方を、さっそく意識して歩いてみてくださいね。
この記事を書いた人
溝辺みゆ
自分を好きになるきっかけをくれたメイクが大好きな1児のママ。畑違いの仕事から独学で、コスメコンシェルジュ・コスメライター・色彩検定1級を取得。分かりやすく役立つのはもちろんのこと、読んでいて楽しいと思えるような記事をお届けしていきます。最近は一重を活かしたメイクの研究中。