出典:adobestock
化粧品のプライマーとは?使い方やメイクの順番、人気のおすすめアイテム10選をお届け
綺麗なツヤのあるメイクに仕上げるために欠かせない化粧下地ですが、プライマーとはどのようなアイテムなのかご存知ですか?なんとなく普段使っている化粧下地ですが、肌質に合ったものを使わないと化粧崩れやニキビなどの原因になることも。
そこでこの記事では、プライマーの特徴やメイクを長持ちさせるキープ術、迷ったときの選び方を徹底解説します。人気が高いおすすめのプライマーも紹介するので、お気に入りの1つを見つけてみてくださいね。
化粧品のプライマーって何?化粧下地との違いとは
プライマーと化粧下地の違い
プライマーとは化粧下地の一種で、綺麗なベースメイクに欠かせないアイテムです。毛穴や肌の凹凸、くすみなどの悩みをカバーしながらファンデーションのノリをよくします。
化粧下地との大きな違いは、保湿力の高さです。化粧下地として使う役割は変わりませんが、プライマーは配合されている美容成分や保湿成分が多いので、肌のキメを整える目的で単体使用もできますよ。
いつものメイクが変わる!プライマーを使うメリット
メリット(1)ファンデーションをより美しく仕上げる
プライマーはファンデーションのノリをよくして、サラッとした美しい仕上がりに。セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含んだプライマーは、メイク中の肌も潤いをキープします。
肌の乾燥やメイク後の粉吹きが気になる方は、保湿力のあるプライマーがおすすめ。保湿力があってもプライマーを使う前は、洗顔やスキンケアを行うのが基本です。
メリット(2)汗やテカリを抑制して、メイクのキープ力UP
顔のテカリやベタつきは、毛穴から出る皮脂が過剰に分泌されるのが原因です。プライマーは肌に膜を作って毛穴をカバーし、皮脂の過剰分泌を抑えることでファンデーションを長時間綺麗にキープします。
部分的にテカリやメイク崩れが気になる方は、皮脂吸着パウダーを配合したプライマーがおすすめ。また、顔のパーツによって、プライマーや化粧下地を使い分けるのもよいでしょう。
メリット(3)色素沈着の防止
メイクを肌に直接使い続けると、化粧品に含まれる色素によって色素沈着が起こります。一度色素沈着した肌は、簡単にもとの綺麗な肌に戻せません。色素沈着が起こる前に、プライマーや化粧下地でメイク前の肌を守りましょう。
メイクをした日の夜は、クレンジングを使ってしっかりとメイクを落としてくださいね。とくに毎日メイクをする方やガッツリメイクをする際は、色素沈着に注意しましょう。
メリット(4)化粧品の毛穴詰まりを防止
化粧品を肌に直接使ったりメイクを落とさずに寝たりなど、使い方を間違えると毛穴詰まりの原因になります。詰まった毛穴を放置していると、毛穴の黒ずみやニキビなどの肌トラブルになることも。
プライマーを使うことで肌の表面を保護し、上から乗せる化粧品が毛穴に詰まるのを防ぎます。また、メイクを落とす際も弱い力で落とせるので、肌をゴシゴシと擦らずに済むでしょう。
種類は何がある?化粧品のプライマーの選び方
期待できる効果が違う!プライマーの種類で選ぶ
(1)肌の色ムラを補正
カラー | カバーを得意とする肌の悩み |
---|---|
ベージュ系 | 肌の色ムラ |
イエロー系 | クマやシミ、そばかす |
ピンク系 | 血色感を高めたいとき |
パープル系 | 肌のくすみ |
グリーン系 | 赤み |
肌の色ムラを補正するプライマーはコントロールカラー下地と呼ばれ、肌のくすみや赤み、目元のクマなどをカバーします。肌の色ムラを整えて、綺麗なメイクに仕上げたい方におすすめです。
ピンクやイエロー、グリーンなどのカラーがあるので、カバーしたい肌悩みに合わせて選びましょう。コンシーラーと合わせて使うと、より綺麗なメイクに仕上がりますよ。
(2)皮脂崩れやテカリを防ぐ
皮脂や汗が気になる肌には、皮脂崩れやテカリを防ぐプライマーがおすすめです。皮脂吸着パウダーやオイルコントロール機能があるプライマーは、顔全体だけでなく気になるパーツだけに使う方法もあります。
脂性肌の方は顔全体に、混合肌の方は気になる部分に使うとよいでしょう。また、汗をかきやすい夏は皮脂崩れ防止のもの、乾燥しやすい冬は保湿成分が含まれたものなど、季節によって使い分ける方法もおすすめです。
(3)敏感肌が使える成分を配合
化粧品によって刺激を受けやすい敏感肌の方は、配合されている成分をチェックしましょう。パラベンやアルコールといった成分は肌に刺激を与える可能性があるので、できるだけ避けてください。
また、肌に合わなかった成分が分かっている方は、同じ成分が入っていないかも確認しましょう。好きなメイクを楽しむためにも、肌の悩みに合ったプライマーを選んでくださいね。
(4)日焼け止め効果を期待できる
紫外線が原因で起こるシミやたるみ、シワを予防したい際は、日焼け止め効果があるプライマーかどうかをチェックして。同時に、どの程度のUVカット機能なのかも確認しましょう。
最近のプライマーや化粧下地はUVカット機能があるものが主流ですが、どの程度のUVカットができるのかはアイテムによって異なります。プライマーだけではカバーできない場合があるので、紫外線が強い日はメイクの前に顔用の日焼け止めを使いましょう。
(5)毛穴や肌の凹凸をカバーできる
毛穴の開きや肌の凹凸が気になる方は、カバー力の高いプライマーを選びましょう。肌をフラットな状態に整えて、ファンデーションのノリをよくします。
また、光を反射するパールやラメの成分が配合されたアイテムは、気になる毛穴や肌の凹凸をカバーして立体感のある仕上がりに。スポンジでやさしく馴染ませれば、厚塗り感のないナチュラルなメイクが完成します。
使い心地が変わる!テクスチャーで選ぶ
テクスチャー | 特徴 |
---|---|
リキッドタイプ | ・柔らかくて伸ばしやすい ・汗や皮脂に強い ・サラッとした使い心地 ・保湿成分や美容成分を配合したアイテムが多い |
クリームタイプ | ・コックリとしている ・保湿力が高い ・肌にピタッと密着する ・カバー力が高い |
ジェルタイプ | ・みずみずしい使用感 ・肌馴染みがよい ・ハリ、ツヤを出しやすい ・皮脂吸着パウダーを配合したアイテムが多い |
ソリッドタイプ | ・硬めなクリーム ・毛穴のカバー力が高い ・マットな質感になる ・ファンデーションの上からも使える |
プライマーはリキッドタイプやクリームタイプ、ジェルタイプなどの種類によって、使用感やメイクの仕上がりが違います。塗りやすさはもちろん、使用感やカバー力もチェックして選びましょう。
どのタイプのプライマーなのかをチェックするときは、商品説明や口コミ、テスターなどを活用してくださいね。