「セルフネイル」というとマニキュアやジェルネイルが一般的ですが、使いやすさを追求した新しい形のアイテムも続々と出てきており、現在は大きく4つのタイプに分けられます。

ここでは、その4タイプそれぞれについて詳しく紹介します。

最も一般的なセルフネイルアイテムといえば「マニキュア」タイプ。「ネイルポリッシュ」や「ネイルラッカー」とも呼ばれます。

マニキュアのメリットは何といっても、プチプラなものも多く手軽に楽しみやすい点です。一方でマニキュアのデメリットは、塗ってから乾くまでに時間がかかること。最近は「速乾性」をうたうものも多くなっているため、時短で楽しみたい人はそれらを選んでみてくださいね。

また、オフの際は除光液（アセトン）を使用する必要があり、自爪が乾燥しやすいのも気になるところ。加えて、除光液やマニキュアにはにおいがするものがあるため、使用時には十分な換気が必要。おうちに赤ちゃんやペットがいる人は注意したいポイントとなります。

マニキュアでは、単色ネイルのほか、グラデーションをはじめとしたいろいろなデザインが可能です。もちは数日〜1週間程度。ベースコート・トップコートを使うとキレイなネイルが長持ちしますよ。使い慣れた定番アイテムで気軽にネイルを楽しみたい人におすすめのアイテムです。

最近、増えてきているのが「水性ネイル」タイプ。見た目や塗り方は一般的なマニキュアと同じですが、オフの際に除光液（アセトン）が不要でにおいに悩まずネイルを楽しめる点がメリットです。

水性ネイルのオフ方法は、水やぬるま湯につけて指でぺりぺりとはがすだけ。除光液による自爪の乾燥も気にする必要がありません。また、水性ネイルは除光液を使う必要がないことに加え、マニキュア本体もほとんどにおいがありません。

ただし、1日〜数日程度ではがれてしまうのがデメリット。特に水仕事が多い場合などは早くはがれやすいため注意が必要です。自爪への負担やにおいを気にせずストレスフリーにネイルを楽しみたい人、オフが簡単なので休日だけネイルを楽しみたいときなどにおすすめです。

いま、人気が高まり主流となりつつあるのが「ジェルネイル」タイプ。LEDライトで硬化するため塗ってから乾くまで待つ必要がないのがメリットです。数週間〜1ヶ月程度もつため、一度塗ったら長く楽しめるのも魅力。

デメリットとしては、従来のジェルは塗るためのブラシなど道具を用意する必要があることや、オフの手間がかかるなどのハードルがありました。しかし、最近はマニキュアのようにブラシ一体型でベース・カラー・トップが1つになったもの、オフする際にリムーバーが不要で簡単にはがせるものなども多くなっているため、ハードルが下がっています。

しっかりと硬化させるため、ストーンなどの装飾をつけることも可能なので、より複雑なデザインを楽しめるのがジェルの特徴。こだわりのデザインを楽しみたい人、塗り替え頻度を少なくしたい人におすすめです。