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《香水》の簡単な作り方!香りの種類や調合のコツ、必要な材料一覧まで徹底ガイド

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《香水》の簡単な作り方!香りの種類や調合のコツ、必要な材料一覧まで徹底ガイド

「柔軟剤や市販の香水が苦手…」「自分に合う香水が見つからない…」そんな悩みを持つ方におすすめなのが香水を自作すること。自作香水はハードルが高く感じるかもしれませんが、数種類のアイテムを揃えれば簡単に作れるのです。
今回は、初心者でも簡単に香水を手作りできるように、香りの基礎知識から基本の材料、基本の作り方まで徹底ガイドします。おすすめの香水の調合レシピも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

カテゴリ | その他
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ゆっくりと深く香る《ベースノート》

ゆっくりと深く香る《ベースノート》 出典:adobestock

ベースノートは一番揮発速度が遅く、約2時間以降に感じられる香りで、長いと6時間以上経っても香りが持続するものもあります。調合したフレグランス全体の基礎となり、香りのバランスを安定させてくれるでしょう。このベースノートにあたる香りが、サンダルウッドなどのオリエンタル系やヒノキなどのウッディー系です。

これらの3つのノートの区分はあくまでも目安であるため、実際の持続時間は同じノートのカテゴリーであっても異なります。トップノートとミドルノート、あるいはミドルノートとベースノートそれぞれが重なり合って移り行く香りを楽しみましょう。

香水の作り方|3つの基本材料&あると便利なアイテム

基本の材料は3つだけ

基本の材料は3つだけ 出典:adobestock

香水の作り方で基本となる材料は、たった3つだけです。

香水の作り方で必要な基本の3種類の材料

  • ・天然香料
  • ・無水エタノール
  • ・保存容器

天然香料を入手する際に注意が必要なのは、アロマオイルやフレグランスオイルと記載されていても人工香料の可能性があること。天然香料は、植物から抽出した成分を100%配合したエッセンスです。購入する際は「精油」や「エッセンシャルオイル」と記載されているか確認が必要。ただし、合成香料が必ずしも悪いわけではないので目的に合わせて使い分けるのもよいでしょう。

無水エタノールは薬局やドラッグストアで購入できます。消毒エタノールと似ていますが、種類が違うので間違えないようにしましょう。濃度が高く、揮発性のある無水エタノールが香水の作り方で必要になります。保存容器は、スプレー式の種類が使用しやすくおすすめです。

あると便利な3つのアイテム

あると便利な3つのアイテム 出典:adobestock

香水の作り方で必要な基本材料のほかに、さらに3種類のアイテムを用意すると便利です。基本材料のアイテムは少量の作り方でのみ対応できるので、多めに作りたい場合は以下のアイテムも追加で用意しましょう。

香水の作り方であると便利な3つのアイテム

  • ・ガラスのカップ
  • ・ガラス棒
  • ・スポイト

材料のガラスのカップとスポイトは、近所の100均などでも揃えられます。ガラス棒は未使用の竹串や割りばしでも代用可ですが、清潔に調合するためには基本的にガラス棒が必要です。ガラス棒はアロマ専門店で販売されています。

保存容器はガラス製がおすすめ

保存容器はガラス製がおすすめ 出典:adobestock

プラスチックの種類の容器はエタノールに対応できないことがあるため、ガラス製のボトルにしてください。できれば茶色などの遮光できるガラス瓶であると、自作香水が長持ちするのでおすすめ。

ガラス製の種類のボトルはアロマショップで簡単に手に入ります。自宅用や持ち運び用などの用途に合わせて、サイズやデザインの種類を選んでくださいね。

香水の作り方|3ステップで初心者でも簡単に作れる!

香水の作り方は3ステップで簡単に作れます。自分に合った好きな香りを纏い、香りのおしゃれを楽しみましょう。

【基本の香水の作り方3ステップ】

  • 1.無水エタノール10mlをガラスのカップに入れる
  • 2.好きなアロマの精油(最大20滴)をブレンドする
  • 3.よく混ぜ合わせて保存容器に入れたら完成

ステップ(1)無水エタノールをガラスのカップに入れる

ステップ(1)無水エタノールをガラスのカップに入れる 出典:adobestock

基本の作り方のステップ1は、作りたい容量の無水エタノールをガラスのカップもしくは、ガラスの保存容器に直接入れましょう。この後に精油を配合するので、無水エタノールの量はガラスの保存容器の8割程度と少なめに入れるのがポイント。

ステップ(2)好きなアロマの精油をブレンドする

ステップ(2)好きなアロマの精油をブレンドする 出典:adobestock

基本の作り方のステップ2は、無水エタノールの中に好きな精油を調合しましょう。ここで気を付ける必要があるのは、「精油の濃度」です。精油は植物から抽出した非常に高濃度の物質なので、原液を直接肌に使用してはいけないのはもちろんのこと、希釈の濃度が濃すぎると皮膚にかゆみやかぶれなどが起こってしまう危険性があります。

香水の作り方においての精油濃度の基本は、10%です。例えば、無水エタノールを10ml用意した場合、精油は1mlまで。精油1滴=0.05mlなので20滴まで使用できます。精油の限界使用量の範囲内で、先ほどご紹介した3つのノートを調合し、お好みのバランスのフレグランスにしてください。

ステップ(3)よく混ぜ合わせて保存容器に入れたら完成

ステップ(3)よく混ぜ合わせて保存容器に入れたら完成 出典:adobestock

基本の作り方のステップ3は、ガラス棒などで無水エタノールと精油を混ぜ合わせましょう。保存容器に直接入れた場合は、ふたを閉めてから容器をしっかりと振って混ぜる必要があります。カップで調合した際は、よく混ざったことを確認してからスポイトでガラスの種類の保存容器に移してください。

この記事を書いた人

RAXY Style 編集部

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