出典:adobestock
「日焼け止め乳液」おすすめアイテム10選!保湿とUVケアを同時に叶えよう
紫外線対策はオールシーズン必要ですが、忙しいときはついUVケアが疎かになってしまいますよね。そんなときには、日焼け止めと乳液の役割を兼ねた「日焼け止め乳液」が便利です。保湿ケアと紫外線対策がまとめてできるので、手早くスキンケアを済ませられますよ!
今回は、毎日を忙しく過ごす大人女子におすすめの日焼け止め乳液を10アイテムご紹介します。肌質や生活スタイルに合わせた日焼け止め乳液の選び方もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
日焼け止め乳液とは?スキンケアに取り入れるメリット
日焼け止め乳液とはUVカット機能がある乳液
日焼け止め乳液とは、その名のとおり日焼け止めと乳液の役割を兼ねたアイテム。一般的な乳液は保湿を主な目的としていますが、日焼け止め乳液は保湿にプラスしてUVケアができますよ。
また、一般的な乳液とは使用するタイミングが異なるのもポイント!日焼け止め乳液は、紫外線カット剤が配合されているので、朝のお出かけ前に使うのが一般的です。また、1日の終わりにはクレンジングや洗顔料などでしっかり落とす必要があります。
【魅力1】乳液や化粧下地の役割を兼ねているため時短になる
朝の忙しい時間帯に、化粧水・乳液・日焼け止め・化粧下地とあれこれ付けるのは大変ですよね。少しでも時短したいときこそ、日焼け止め乳液の出番!
日焼け止め乳液は、保湿ケアと紫外線対策がまとめてできるので、あれこれ肌に付けなくてもスキンケアが完了します。また、アイテムによっては化粧下地と兼用することも可能。スキンケアの工程が減って時短につながることは、日焼け止め乳液の大きな魅力です。
【魅力2】保湿力が高く乾燥を防げる
日焼け止め乳液は、ジェルタイプやスプレータイプの日焼け止めと比較すると、保湿力が高く乾燥しにくいメリットがあります。
乳液ベースで作られている日焼け止め乳液は、水分と油分がバランスよく配合されていることが特徴。そのため、潤いを与えるケアと潤いをキープするケアが同時にできます。肌のバリア機能が低下して乾燥しやすい人にこそ、日焼け止め乳液はおすすめです。
SPFや美容成分をチェック!日焼け止め乳液の選び方
【選び方1】SPF・PAは使用するシーンに合わせる
日焼け止め乳液の選び方で迷ったときは、SPFとPAの数値に注目しましょう。SPFとはUV-B防止効果を数字で表したもので、PAとはUV-A防止効果を「+」の数で示したものです。使用するシーンによって適した数値は異なるので、下記の表を参考にしながら自分にあったタイプを選びましょう。
日焼け止めの数値 | 使用シーン |
---|---|
SPF10~20・PA+~++ | 通勤や買い物などの日常生活でおすすめ |
SPF20~30・PA++~+++ | 屋外での軽いスポーツやレジャーでおすすめ |
SPF30~50・PA+++~++++ | 海や山でのレジャーでおすすめ |
SPF50以上・PA++++ | 海外リゾートでおすすめ |
【選び方2】肌悩みに応じた美容成分が入っているかチェック
日焼け止め乳液は、一般的なスキンケアアイテムと同じく美容成分が配合されているケースが多いです。選び方で迷ったときは、肌悩みに応じた美容成分が入っているかチェックしましょう。
乾燥が気になるときにはセラミドなどの保湿成分が配合されたタイプ、肌荒れが気になるときには抗炎症成分が配合された薬用タイプ、シミを予防したいときには美白※有効成分が配合されたタイプがおすすめ。自分にあった日焼け止め乳液で、肌トラブルを予防しましょう。
※メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ
【選び方3】石鹸でオフできるかチェック
日焼け止め乳液には、石鹸で落とせるタイプとクレンジングが必須のタイプがあるので、選び方で悩んだときは落とし方にも注目しましょう。
普段から石鹸で落とせるメイク用品を使っている人は、日焼け止め乳液も石鹸で落とせるタイプで統一するのがおすすめ。また、石鹸で落とせる日焼け止め乳液であれば、顔だけでなくボディにも気兼ねなく使えます。一方、クレンジング必須のタイプは落とすときに手間がかかりますが、汗や皮脂で落ちにくいことがポイントです。
【選び方4】化粧下地の役割を兼ねているタイプも便利
朝のスキンケアを時短したい人は、化粧下地の役割を兼ねた日焼け止め乳液がおすすめです。日焼け止め乳液の中には、肌の色ムラを補正できる色つきタイプやテカリを防止できるタイプなど、下地としてのプラスアルファの機能を備えたアイテムがあります。
せっかく購入するなら1つでさまざまな機能を持つアイテムのほうがお得なので、選び方では化粧下地としても使えるかチェックしてみましょう。
【選び方5】敏感肌は紫外線吸収剤に注意
日焼け止めに含まれる紫外線カット剤には、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類があります。その中でも、紫外線吸収剤が含まれたタイプはまれにアレルギー反応を起こすことも!日焼け止めによる肌トラブルが気になる人は、紫外線吸収剤が含まれていないタイプを選びましょう。
成分を見ても判断できないときは、「ノンケミカル」と表記されている商品がおすすめ。ノンケミカルと表記された商品には紫外線吸収剤は含まれていないので、選び方で迷ったときは参考にしてください。
普段使いにおすすめ!SPF20~40の日焼け止め乳液5選
【CEZANNE】ヒト型セラミド配合!スキンケアと紫外線対策ができるUVミルク
「朝用スキンコンディショナー UVミルク」は、ノンケミカル処方の朝用UVカット下地です。ヒト型セラミドやヒアルロン酸Na、ハトムギ種子エキスをはじめとした保湿成分を贅沢に配合していることが特徴。乾燥を防げるしっとりした使い心地の日焼け止めを探している人におすすめです。
ノーカラーで白浮きしにくいので、顔だけでなく首やボディにも使えます。プチプラでありながら1本にたっぷり入っているので、惜しみなく使えることも人気の秘密!
SPF | 22 |
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PA | ++ |
【CEZANNE(セザンヌ) 朝用スキンコンディショナー UVミルク】
825円(税込) 編集部調べ
2024年5月30日時点
【Clé de Peau Beauté】ハリと弾力のある肌に導く!トラネキサム酸配合の日中用乳液
スキンケアができる日焼け止め乳液を探している人には、日中用乳液の「エマルションプロテクトゥリスn」がおすすめ。肌知性に着目した独自の美容成分スキンイルミネイター※を配合しており、乾燥や紫外線をはじめとした外部刺激から肌を守ります。
有効成分として、トラネキサム酸を配合していることもポイント。使うたびに肌を整え、潤いに満ちた艶やかな肌に導きます。
※加水分解シルク、加水分解コンキオリン、テアニン、トウキエキス、シソエキス、グリシン、グリセリン、PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル、トレハロース(保湿・整肌成分)
SPF | 25 |
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PA | +++ |
【Clé de Peau Beauté(クレ・ド・ポー ボーテ) エマルションプロテクトゥリスn [医薬部外品]】
13,750円(税込) 編集部調べ
2024年5月30日時点
【bareMinerals】紫外線やブルーライト、大気汚染などの外的要因から肌を守る乳液
「CR ディフェンス モイスチャライザー」は、現代特有の外的刺激である紫外線やブルーライト、PM2.5などから肌を守る日焼け止め乳液です。保湿乳液・日焼け止め・化粧下地の役割を兼ねており、朝のスキンケアの仕上げとして普段使いできます。
紫外線吸収剤不使用、人工香料不使用、オイルフリーと敏感肌向けの処方になっていることも魅力。さらりとした軽やかな使い心地で、乾燥した肌にスルスルとなじんでいきます。
SPF | 30 |
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PA | +++ |
【bareMinerals(ベアミネラル) CR ディフェンス モイスチャライザー】
5,500円(税込) 編集部調べ
2024年5月30日時点
【NOV】敏感肌やニキビ肌にも使える!お湯で落とせるUVミルク
顔にも全身にも使いやすい日焼け止め乳液を探している人には、NOVの「UVミルクEX」がおすすめ。みずみずしく軽い使い心地なので、広範囲にスムーズに伸ばせます。また、お湯で簡単にオフできることも魅力で、ノーメイクで過ごすことが多い人や、子どもと一緒に使える日焼け止めを探している人にもぴったりです。
紫外線吸収剤不使用で、敏感肌向けの処方になっていることも特徴!肌を労わりながら毎日の紫外線対策ができますよ。
SPF | 32 |
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PA | +++ |
【NOV(ノブ) UVミルクEX】
2,200円(税込) 編集部調べ
2024年5月30日時点
【WELEDA】天然由来成分から生まれたオーガニックUVミルク
オーガニックな日焼け止め乳液を探している人は、WELEDAの「エーデルワイスUVプロテクト」を試してみてはいかがでしょうか?アルプス山岳地帯でたくましく育つキープラント※を配合しており、潤いをキープしながら肌荒れしにくい肌に整えます。
生後1ヶ月の赤ちゃんにも使用できるほど、低刺激な処方になっていることも特徴!白浮きせず自然な仕上がりになるので、化粧下地としても活用できます。
※保湿成分
SPF | 38 |
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PA | ++ |
【WELEDA(ヴェレダ) エーデルワイスUVプロテクト】
50ml 2,970円(税込)/ 90ml 4,400円(税込) 編集部調べ
※現在は販売を終了しております。
レジャーにもおすすめ!SPF50以上の日焼け止め乳液5選
【DECORTÉ】みずみずしいタッチで心地よく伸びる!しなやかな肌に導く
「サンシェルター マルチ プロテクション」は、化粧下地としてメイクのりがよい肌に整える日焼け止め乳液です。みずみずしいサラッとしたテクスチャーなので、べたつきを気にすることなくオールシーズン使用できます。
毎朝のスキンケアで使える高機能な日焼け止め乳液を探している人は、ぜひ試してみてください。サイズは35gと60gの2種類があるので、使用頻度に合わせた選び方ができますよ。
SPF | 50+ |
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PA | ++++ |
【DECORTÉ(コスメデコルテ) サンシェルター マルチ プロテクション】
35g 3,300円(税込)/ 60g 4,620円(税込) 編集部調べ
2024年5月30日時点
【Kiehl’s】紫外線や大気微粒子から肌を守る!健やかな肌を保つUV乳液
「DS UVディフェンス アドバンスト」は、乾燥を防ぎながら紫外線や大気中の微粒子から肌を保護する日焼け止め乳液です。保湿クリームのような滑らかなテクスチャーで、顔だけでなくボディにも使えます。
しっとりした質感でありながらもオイルフリーなので、どんな肌質でも使いやすいことが特徴。脂性肌の人やべたつきのあるテクスチャーが苦手な人でも、ストレスなく使用できますよ!
SPF | 50 |
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PA | ++++ |
【Kiehl’s(キールズ) DS UVディフェンス アドバンスト】
30ml 4,950円(税込)/ 60ml 8,250円(税込) 編集部調べ
2024年5月30日時点
【Obagi】1本で4役!高濃度ビタミンC誘導体配合のUV乳液
汗や水に強い日焼け止め乳液を探している人には、Obagiの「マルチプロテクト UV乳液」がおすすめです。Obagiシリーズでおなじみの美容成分である高濃度ビタミンC誘導体※を配合していることがポイント。潤いを与えながら日焼けによるシミやそばかすを防ぎ、健やかな肌へ導きます。
1つで美容液・乳液・日焼け止め・化粧下地の4役を兼ねているため、朝のスキンケアを手早く済ませたい人にも便利なアイテムです。
※保湿成分
SPF | 50+ |
---|---|
PA | ++++ |
【Obagi(オバジ) マルチプロテクト UV乳液】
3,300円(税込) 編集部調べ
※商品詳細ページはリニューアル後のものとなります。
【ELIXIR】テカリや毛穴が目立たない!化粧下地として使える朝用乳液
「バランシング おしろいミルク」は、テカリや毛穴をナチュラルにカバーできる人気の朝用乳液です。化粧水で肌を整えた後、顔全体にサッと付けるだけでつや玉のある肌に整います。
ファンデをする前の下地として使えるミルクタイプと、肌の色ムラを整えるカバータイプの2種類から選べることもポイント。いずれのタイプも洗顔料だけで落とせるので、ナチュラルメイクの日でも心おきなく使えます。
SPF | 50+ |
---|---|
PA | ++++ |
【ELIXIR(エリクシール) バランシング おしろいミルク】
1,980円(税込) 編集部調べ
2024年5月30日時点
【ANESSA】太陽光を美肌光へ変換!ハリとうるおいのある肌へ
ANESSAの「デイセラム」は、紫外線をカットしつつ太陽光を美肌光に変換する最新技術を搭載した日中用美容乳液です。紫外線対策をしながら美肌に近付きたいと願う大人女子にはおすすめできます。
スピルキュアエッセンス※を配合しており、潤いを与えながら乾燥を防げることも人気の秘密!美容液を付けた後のような、ハリと潤いのある肌に整います。
※潤い保護成分
SPF | 50+ |
---|---|
PA | ++++ |
【ANESSA(アネッサ) デイセラム】
3,850円(税込) 編集部調べ
2024年5月30日時点
日焼け止め乳液の使い方&顔に塗る時のポイント
日焼け止め乳液の基本的な使い方
日焼け止めは、正しい使い方をしないと十分な紫外線カット効果が得られない場合があります。今まで自己流で使っていた方は、この機会に正しい使い方をおさらいしましょう。ここでは、顔に付ける場合とボディに付ける場合の基本的な使い方をご紹介します。
【顔に付ける場合】日焼け止め乳液の使い方
- 1.日焼け止め乳液を両頬・顎・額・鼻に5点置きする
- 2.内側から外側に向かって、日焼け止め乳液をムラなく広げる
- 3.耳の裏や首元、デコルテにも忘れずに付ける
【ボディに付ける場合】日焼け止め乳液の使い方
- 1.日焼け止め乳液を肌の上に線状に出す
- 2.クルクルと円を描くように広げる
- 3.手の甲や足の甲にも忘れずに付ける
【ポイント1】頬や鼻は日焼け止めが落ちやすいパーツ
顔の中でも頬や鼻は無意識に手で触ってしまうことが多いため、日焼け止めが落ちやすいパーツです。そのほかにも、マスクによる摩擦で日焼け止めが落ちてしまうケースも少なくありません。
そうした日焼け止めの落ちを予防するためには、顔全体に日焼け止めを広げた後に落ちやすいパーツにだけ重ね付けするのがポイント。重ね付けするひと手間をかけることで、日焼け止めが落ちにくくなりますよ。
【ポイント2】薄く伸ばしすぎるのはNG
日焼け止め乳液はのびがよいタイプが多いため、少量で薄く伸ばして使っている人もいるのではないでしょうか?しかし、日焼け止め乳液を薄く伸ばしすぎると十分な紫外線カット効果が得られません。
きちんと紫外線対策をするためにも、たっぷりと日焼け止めを塗布した後は力を入れないようにやさしく伸ばしましょう。べたつきが気になる人は、サラッとしたタイプに切り替えてみるのもひとつの方法です。
【ポイント3】日焼け止めはこまめに塗り直す
日焼け止め乳液は朝にたっぷり付けたとしても、時間が経つにつれて汗で流れてしまったり、手や服で擦れて取れてしまったりする場合があります。
日焼け止めの効果をキープするためにも、2~3時間程度を目安に塗り直すようにしましょう。メイクの上から日焼け止め乳液を塗り直す場合は、下記の手順を参考にしてください。
- 1.日焼け止め乳液をコットンに取り、ベースメイクを軽く拭き取る
- 2.日焼け止め乳液を手で重ね塗りする
- 3.ファンデーションとフェイスパウダーを重ねる
保湿力の高い日焼け止め乳液でUVケアをしよう
日焼け止めと乳液の役割をあわせ持った日焼け止め乳液は、朝のスキンケアを時短できる便利なアイテムです。しっとりと保湿できるので、乾燥による肌トラブルに悩んでいる人にもおすすめできます。時短したい人や乾燥が気になる人は、この機会に日焼け止め乳液を取り入れてみてはいかがでしょうか?
選び方ではSPF・PAや美容成分などの機能性をチェックするのがポイント。選び方で迷ったときは、今回ご紹介した人気の日焼け止め乳液も候補に入れてみてくださいね!
この記事を書いた人
kou
化粧品メーカーで商品開発に携わった経験を活かし、美容ライターとして活動中。コスメの知識を深めるため、日本化粧品検定1級の資格を取得。現在は1児の母として子育てに奮闘中。忙しくても肌は綺麗でいたいと願う女性たちに役立つ情報を発信します。