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日焼け止めの使用期限ってどれくらい?正しい保管方法とまだ使えるかをチェック!
「日焼け止めはいつまで使えるの?」去年開封した日焼け止めに対して、そんな疑問を感じたことがある人は多いはず。紫外線対策を万全にするためにも、日焼け止めがいつまで使えるのか具体的な使用期限を知っておきたいですよね。
そこで今回は、日焼け止めのタイプ別の使用期限やまだ使えるかの見分け方を詳しくご紹介。正しい保存方法や上手に消費する使い方もお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。
不安な場合はパッチテストをする
においや色・状態に異常が見られなくても、いつまで使えるか不安な古い日焼け止めを顔へ塗ることに抵抗を感じる人もいるでしょう。そのような場合は、パッチテストをして肌トラブルが起きないか確かめてから使用することをおすすめします。
二の腕の内側などの皮膚が薄い部分に日焼け止めを塗って放置し、その後肌に異常がないか確認してくださいね。
日焼け止めの変質を防ぐ!正しい保存方法
直射日光を避けて常温で保存する
日焼け止めを長持ちさせる保存方法の基本は、直射日光の当たらない場所に置いておくこと。コスメと一緒にドレッサーの引き出しなどにしまっておくのがおすすめです。温度変化が激しい直射日光の当たる場所での保管は、日焼け止めの劣化につながるため注意しましょう。
また、日焼け止めは常温保存しますが、ここでいう常温とは15〜25度程度の温度のことです。夏場の屋外に放置したり車へ置きっぱなしにしたりすると日焼け止めが劣化してしまうので、夏場に持ち歩く日焼け止めは早めに消費するよう心がけましょう。
湿気を避けて保存する
日焼け止めを使用期限内に変質させないためには、保存する場所の湿度も大切です。湿気の多い場所では雑菌が繁殖しやすく、日焼け止めの劣化が促進されます。
押し入れやクローゼットは湿度が高くなりやすいので、未開封の日焼け止めを収納するのには適しません。場合によっては未開封でも3年経たずに変質してしまうことも考えられるので、湿度には気を遣って保存しましょう。
キャップをしっかり閉めて酸化を防ぐ
多くのコスメと同じように、日焼け止めも空気に触れることで酸化していきます。日焼け止めは酸化すると分離するなどして使える期間が短くなるだけでなく、紫外線防止効果が低下する可能性も。
ポンプタイプやスプレータイプの容器の日焼け止めは心配ありませんが、チューブやボトル容器の日焼け止めは使用後にしっかりキャップを閉めて保存するようにしましょう。
日焼け止めに保存方法の記載がある場合はそれに従う
アイテムによっては、日焼け止めのパッケージに保存方法が記載されています。その場合はアイテムに記載してある保存方法に従って保管するのが、日焼け止めを長持ちさせることにつながるでしょう。
紫外線防止効果を弱めず保存するためにも、公式で推奨している保存方法をあらかじめ確認しておくのがおすすめです。
使用期限内に消費できる!日焼け止めの正しい使い方
ジェルや乳液タイプは全顔に対してパール2つ分を塗る
日焼け止めは適切な量を塗布しないと十分にUVカットできませんが、意外に使用量が足りていない人は多いのだとか。全顔に対する使用量は、硬めのテクスチャーのジェルや乳液はパール2つ分、サラッとしたテクスチャーのアイテムは1円玉2枚分が目安です。
塗り方は両ほほ・鼻・おでこ・顎に5点置きして、顔の内側から外側に向かって塗るのがポイント。正しい使用量を守って使用すると日焼け止めを適切なペースで消費でき、劣化による分離などを防げますよ。
スプレータイプは肌が均一に輝く程度にたっぷり塗る
スプレータイプの日焼け止めを正しく使うポイントは、肌が均一に輝くようたっぷりと塗ることです。スプレータイプの日焼け止めはどれくらい塗ればよいのか分かりにくいため、使用量が少なくなりがち。スプレーをさっと吹きかけるだけでは十分な紫外線対策にならないので、しっかり時間をかけて塗布しましょう。
スプレータイプの日焼け止めを吹きかけた後は、ハンドプレスしてなじませるとムラなく仕上がりやすいですよ。
時間経過や汗・水で濡れたらこまめに塗り直す
日焼け止めは、汗や水で濡れたり塗ってから時間が経ったりすると、紫外線を防ぐ能力が落ちてきます。こまめな塗り直しが必要になるので、外出する機会が多い人はそれだけ日焼け止めの消費ペースが上がるでしょう。
具体的には、日焼け止めを塗ってから2〜3時間経過したら塗り直すのが正しい使い方です。こまめな塗り直しを徹底すると、日焼け止めを使用期限内に消費しやすくなるでしょう。