アイシャドウがキレイにぼかせておらず、アイホールに色ムラができていると、不自然なメイクに仕上がります。必ずブレンディングブラシを使用して、色ムラができないようにキレイなグラデーションを作りましょう。

他のアイシャドウブラシとは異なり、ブレンディングブラシにはアイシャドウを付けないのが正しい使い方。アイホールのカラーをなじませるように、横割りグラデーションであれば上下に、縦割りグラデーションの場合は左右に細かく動かしましょう。

涙袋メイクといえばラメ入りのスティックアイシャドウが主流ですが、まずコンシーラーで土台を整えるとキレイに仕上がります。涙袋メイクにおすすめしたいコンシーラーの選び方は、肌よりも2～3トーンほど明るい芯が硬めのスティックタイプ。クマ隠し用のコンシーラーよりもトーンアップさせることで、涙袋にナチュラルな立体感を演出できるでしょう。

涙袋部分のコンシーラーは広範囲に広げすぎず、理想の仕上がりよりもやや短めに塗布するのがコツです。

涙袋をぷっくりとボリューミーに見せるためには、陰影ラインを引いて涙袋を強調させる方法がおすすめ。二重の線や涙袋の影を強調する際に使用するダブルライナー、またはアイブロウパウダーを使用するとキレイに仕上がります。

涙袋の影を描くときは目元の筋肉に力を入れて、実際にできる影よりも気持ち上を目安に引くと失敗しにくいでしょう。よりナチュラルな陰影を表現するコツは、黒目下部分が一番濃くなるようにグラデーションを作ることです。

ピンクアイシャドウを上まぶたに塗ると腫れぼったく見える原因は、ピンクが膨張色であることが理由として考えられます。実物よりも大きく見せる膨張色の特性を活かし、下まぶたにピンクをプラスしてぷっくりと立体的な涙袋を表現しましょう。

涙袋に使用するピンクアイシャドウの選び方は、パールがたっぷりと配合された淡い発色のアイシャドウを取り入れること。涙袋にピンクアイシャドウを入れる際は広範囲に付けず、小さめのブラシやチップで細めに入れるのがコツです。

うるうるとした女の子らしい目元は、キュートな印象に仕上がるピンクメイクと相性抜群ですよね。ピンクのアイメイクをより華やかに仕上げたい人は、お好みでラメやグリッターをプラスするとよいでしょう。

グリッターを涙袋にプラスする場合は、下まぶたの目頭から黒目下までにとどめて、目尻部分には塗らない使い方がおすすめ。指塗りでは狙った部分にピンポイントに乗せられないため、ラメ用のブラシやチップを使用して目のキワに塗布してください。

一重女子がピンクアイシャドウを使いこなすコツは、目のキワからアイホールにかけてグラデーションを作ること。アイライン、締め色、中間色をキレイになじませるために、ぼかしやすいクリーミーなペンシルアイライナーを使用しましょう。

芯が柔らかいペンシルアイライナーは線ががたつきやすいので、必ず手が震えないように肘を固定させてください。まつ毛の生え際を埋めるように引いた後、がたつきを補正するイメージでアイラインを整える使い方がおすすめです。

アイホール全体にキレイなグラデーションを作るには、なじみのよさを重視したアイライナーの選び方がおすすめ。グラデーションを作りやすいカラーの選び方は、ピンクと同じ要素を持つカラーをチョイスすることです。たとえば、赤みを感じるココアブラウンやチョコレートブラウン、同系色であるバーガンディはピンクアイシャドウと相性抜群。

反対に、発色が強すぎるブラックはなじみが悪く、キレイなグラデーションを作るのは難しいといえます。