リキッドファンデーションとは、ファンデーションがみずみずしい液体になったタイプのこと。液体のファンデーションは伸びがよいので、比較的どんな肌状態でも使い心地がよく、キレイに仕上がるのが魅力の1つです。

さらに、リキッドタイプは保湿成分を配合しているアイテムも豊富にあります。秋冬などの乾燥するシーズンや、乾燥肌の方にはうれしいアイテムです。

リキッドファンデーションは伸びがよいため、自分好みの仕上がりに調整しやすいアイテム。たとえば、全体的に手指で仕上げると比較的カバー力が出やすいので、しっかりメイクをしたいときは手指を使うのもおすすめです。

また、パフやファンデーションブラシを使うと、手を汚さず薄づきに仕上げることも簡単。リキッドファンデーションは量やツールを変えることで、薄づきもカバーも叶うのが大きな魅力です。

リキッドタイプのファンデーションは、各メーカーからさまざまなタイプが出ています。選択肢が多いため、自分にぴったり合うリキッドファンデーションと出会いやすいことも魅力です。

逆を言うと、選び方を知らないと選択肢が多くて迷ってしまうこともあります。最適なファンデーションは人それぞれなので、上手な選び方も知っておきましょう。

ファンデーションは肌の土台を整え、美しく見せてくれるアイテムです。肌悩みがはっきりある方は、お悩みに合わせてリキッドファンデーションをチョイスするのがおすすめ。

たとえば、敏感肌の方は「アルコールフリー」や「パラベンフリー」など、〇〇フリー表記のある刺激性が少ないアイテムを選ぶとよいでしょう。また、シミやくすみなどの色ムラが気になる方は、光拡散のパウダー配合やトーンアップ効果のあるアイテムがおすすめです。

リキッドファンデーションのカバー力は、アイテムによってさまざま。ナチュラルな仕上がりが好みか、しっかりとした仕上がりが好みかで選ぶべきアイテムは変わります。

ナチュラルな仕上がりが好みの方は、みずみずしく伸びのよいタイプを選ぶとよいでしょう。一方、しっかりとした仕上がりが好みの方は、少し重めのテクスチャーで崩れにくいタイプを選ぶのがおすすめです。

ファンデーションは保湿力が高ければ高いほどよいかというと、必ずしもそうではありません。肌質は個人差があるため、皮脂肌タイプの方が保湿重視アイテムを選ぶと崩れの原因になります。

また、日本には四季があるため、普通肌の方でも季節によってコンディションが変わることも。今の自分の皮脂量・水分量を見極めて、最適な保湿力のアイテムを選ぶとよいでしょう。

ファンデーションはメイク全体の印象も左右するので、仕上がりで何を重視したいかも大切なポイントです。たとえば、ツヤ感を重視したいのであれば、保湿力が高くみずみずしいアイテムを選びましょう。敏感肌でなければ微粒子のラメ配合のタイプもおすすめ。

また、肌をキレイに見せる成分や粉体はメーカーごとに異なります。できれば購入前に1度は顔につけてみて、肌にのせた仕上がりを確認するとよいでしょう。

リキッドファンデーションは、デパコスからプチプラまで種類が豊富。価格帯も化粧品を選ぶときの重要なポイントですよね。一見お手頃に見えるアイテムでも、内容量が他社品と比べて少ない場合もあります。

また、配合成分や仕上がりなどを総合的に考えたときに、自分がなりたい肌になれるかも大切です。価格帯だけではなく、さまざまな選び方のポイントも取り入れて判断するのがよいでしょう。

「ゼン」の語源は、日本の「禅」から来ているファンデーション。和墨からインスパイアされたテクスチャーが特徴で、均一でなめらかな使い心地です。

薄づきなのに高いカバー力を両立させた仕上がりも人気の理由。また、フリー処方※1かつ、アレルギーテスト&ノンコメドジェニックテスト済み※2なので、肌がデリケートな方にもおすすめです。

【DECORTÉ（コスメデコルテ） ゼン ウェア フルイド】
6,600円（税込） 編集部調べ

保湿効果の高い3種の植物オイル※1を配合し、まるで美容液のようなテクスチャーを実現したファンデーション。溶け込むような密着感とツヤ感、カバー力まで実感できる優秀なアイテムです。

4つのフリー処方※2で肌への刺激を抑え、植物オイルのスキンケア効果で素肌のうるおい力を高めるので乾燥肌の方にもおすすめ。

【THREE（スリー） フローレスエシリアル フルイド ファンデーション】
5,500円（税込） 編集部調べ

SUQQUファンデーション史上最高レベルのなめらかさ。うっとりするような感触が魅力の「ザ リクイド ファンデーション」、仕上がりはナチュラルなのにカバー力も高いアイテムです。

密着感が高くヨレにも強いので、つけたてのキレイな仕上がりを1日中キープしたい人向け。カラー展開も豊富なので、自分の肌にぴったりの色味も見つかるはずです！

【SUQQU（スック） ザ リクイド ファンデーション】
11,000円（税込） 編集部調べ

DIOR定番人気のリキッドファンデーションが2022年にリニューアル※1！花由来のスキンケア成分※2が肌を整え、メイクをしながらうるおいを与えます。また、汗や蒸れに強いロングラスティング処方で、マスクをしていても崩れにくいのも魅力。

さらに、環境にも配慮した成分やパッケージを採用しており、肌と環境のサスティナブルな美しさの実現を目指しているアイテムでもあるのです。

【DIOR ディオールスキン フォーエヴァー フルイド グロウ】
7,040円（税込） 編集部調べ

カバー感を出さないカバー力が魅力のリキッドファンデーション。つけた瞬間、まるでキメが整って素肌がキレイになったような質感をつくるアイテムです。整肌成分※をたっぷりと配合し、なめらかなテクスチャーも口コミで高評価。

仕上がりはどちらかというとややマットで高密着、マスク崩れに強いのも人気のポイントです。

【YVES SAINT LAURENT オールアワーズ リキッド】
7,370円（税込） 編集部調べ

肌の透明感を引き出し、明るいツヤ肌を演出するリキッドファンデーション。みずみずしく、べたつきのないフィット感が魅力で、口コミも高評価なプチプラアイテムです。

薄づきでもシミや色ムラをキレイにカバーし、スキンケア成分※配合で保湿力も期待できます。汗や皮脂に強い「ふんわり透明感持続パウダー」配合なので、キレイが長持ち！

【INTEGRATE GRACY（インテグレート グレイシイ） ホワイトリキッドファンデーションN】
1,320円（税込） 編集部調べ

マットな仕上がりが好みの方や、皮脂が原因で崩れやすい方向けのリキッドファンデーション。まるでパウダーのようなさらさらな質感と、リキッドならではの密着感を両立したアイテムです。全13色展開で自分にぴったり合うカラーが見つけやすいのも魅力。

マスクにつきにくく、軽いつけ心地で1日中キレイが持続します。

【MAYBELLINE NEWYORK フィットミー リキッド ファンデーション R】
1,859円（税込） 編集部調べ

密着力とカバー力が自慢のプチプラファンデーション。肌質や、なりたい質感に応じて選べる2種類の仕上がりが人気のポイントです。

マット仕上がりタイプは、1日中崩れにくいさらさらのセミマットの仕上がりが特徴。ツヤ仕上がりタイプは、保湿成分※がたっぷり含まれています。肌にナチュラルになじむ7色展開で、自然な素肌感を実現します。

【KATE リアルカバーリキッド】
1,760円（税込） 編集部調べ

くすみや乾燥知らずの「うるツヤ肌」を実現するORBISの「エッセンス リキッドファンデーション」。秋冬や、乾燥肌向けのおすすめアイテムです。

ヒミツはリキッドの約80％を占める保湿力の高い美容液成分※と、キレイな仕上がりを実現する密着感の高いパウダー。化粧もちもよく、総合力の高いプチプラファンデーションです。

【ORBIS エッセンス リキッドファンデーション】
1,980円（税込） 編集部調べ

密着力が高く崩れにくいと、口コミでも高評価のプチプラアイテム。その名のとおり、マット寄りのさらさら質感でキレイな仕上がりが長時間続きます。美容液成分としてヒアルロン酸とシルクパウダー※1、ハマメリスエキス※2を配合。

プチプラで崩れにくく、マットな仕上がりのアイテムを探している方におすすめです。

【kiss マットシフォン UVリキッドファンデ】
1,980円（税込） 編集部調べ

最近は化粧下地不要のファンデーションも豊富ですが、キレイに仕上げたいなら下地を使うのがおすすめです。とくに、仕上がりや日中の化粧もちに悩みがあるなら、1度試してみるとよいでしょう。
 
【化粧下地の上手な使い方】

リキッドファンデーションを出す前に、まずはメーカー推奨の使用量をチェックしましょう。なぜなら、ファンデーションなどの色物は、つけすぎたあとの修正が難しいアイテムだからです。

使用量はパッケージなどにかかれていますので、まずはメーカーの推奨量を基本として使ってみましょう。もし、カバー力が足りないと感じたら重ねづけをすればOKです。

多くのリキッドファンデーションは、手指で仕上げることが可能です。しかし、手で仕上げると厚みが出やすかったり、ムラになりやすかったりします。

そんなときは、リキッドファンデーション用のパフやメイクブラシを使うと、初心者でも簡単に仕上げられるのでおすすめです。ツールを使うと手が汚れないのも大きなメリットなので、手で上手に仕上がらないと感じたらツールを取り入れてみましょう。

リキッドファンデーションを全体的にのせたら、カバーすべきところがキレイに仕上がっているかチェックしましょう。たとえば、ニキビ跡、シミ、クマ、毛穴などです。

全体を薄づきに仕上げてから、カバー力が欲しい部分にのみ重ねづけするのがおすすめ。広範囲ならリキッドファンデーションを重ねて、部分的ならコンシーラーでもよいでしょう。

リキッドファンデーションは液状なので、パウダーを使用しないと日中にヨレや崩れが起こりやすくなります。パウダーもリキッドファンデーションと同様に種類が豊富なので、お悩みやなりたい質感に合わせてチョイスするのがおすすめ。

たとえば、ツヤ感重視なら微粒子のパールやラメが入ったタイプ、血色感重視ならピンク系など淡い色づきのものなどを選んでくださいね！

種類が豊富で魅力的なリキッドファンデーション。ポイントをおさえれば、メイクが苦手な女子でもキレイに仕上がるおすすめのアイテムです。まずはご紹介した上手なファンデーションの選び方で、自分にぴったり合ったリキッドファンデーションを見つけてくださいね。

また、デパコス・プチプラどちらにも優秀なアイテムはあるので、いろいろ試してみるのもおすすめです。リキッドファンデーションを上手に使って、周りと差がつくキレイな仕上がりを手に入れましょう！