肌の色が人それぞれ違うように、似合う色もまたその人によって異なります。40代の大人顔には、肌の色に合った明るい色やはっきりした色のリップがおすすめです。自分にマッチした色のリップを使用すると顔がぱっと明るく見え、透明感のある若々しい肌を時間をかけず簡単に演出できます。

ただし、ヌーディーな色は、顔色が悪く見える可能性もあるので注意して使いましょう。

唇の色が邪魔してリップが発色しないときは、ベースにコンシーラーを使用してみましょう。コンシーラーを使い唇の色を補正すると、リップがクリアに発色します。リップラインにコンシーラーを少量塗り、指でポンポンとのばしてください。

口角にもコンシーラーを塗りリップラインを調整すると、キュッと上がった口元を簡単に演出できますよ。

リップラインをオーバーに引いて、時間をかけず簡単に若見えを叶えましょう。ふっくらした質感の唇は、若く見えるだけでなく、40代女性の魅力を引き出してくれます。やり方は、リップライナーなどを使い、リップラインより少しオーバーに塗るだけでOK。

唇全体ではなく上下とも中心部だけオーバーに塗り、口角から自然につなげるのがポイントです。 

マットな質感のリップは唇の縦じわや乾燥が目立ち、老けて見える可能性があるので注意しましょう。シワが目立ちにくくなるリップベースなどを使うと、マットリップを楽しめますよ。リップラインがぼやけやすい40代は、リップライナーを使うのも簡単でおすすめ。

リップラインを綺麗に整えるには、上唇の山を鼻の穴下にそろえるのが基本です。 

昔は似合っていたメイクも、加齢により似合わなくなっている可能性があり、アップデートが必要かもしれません。5年以上メイクやコスメを変えていない場合は、見直すタイミングといえます。メイクのトレンドや、はやっている色などを調べて取り入れるだけでOKです。

トレンドカラーはリップやアイシャドウなどで簡単にアップデートができるので、ぜひ試してみてください。 

自身が写っている写真などを見て、顔が白く浮いていると気がつく人もいるのではないでしょうか？顔色を明るくしすぎて首との境目ができている場合は、ファンデーションの色を見直してみてください。また、首にベース下地を塗って違和感をなくすのも、簡単な解決方法です。

忙しくて時間がないと首の日焼け止めを忘れがちですが、顔の一部と考えて普段からケアしましょう。

眉毛とリップだけなどのナチュラルメイクは、くすみが出やすい40代には物足りず、すっぴんと捉えられてしまう可能性があります。ナチュラルメイクは「元から綺麗に見えるメイク」のことで、薄い化粧という意味ではありません。

自称ナチュラルすっぴんメイクを卒業して、垢抜けた40代ナチュラルメイクを目指しましょう。