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コンシーラーの選び方は色や質感が重要!悩み別の使い方や隠し方のコツを伝授
「コンシーラーを使うと浮いてしまう…」「厚塗りになってしまって肌の透明感がない…」など悩んでいませんか?コンシーラーは、ベースメイクの仕上がりをよくするために大切なアイテムですが、浮いてしまって上手くいかないことが多いですよね。また、さまざまな種類があって何を使用したらよいか迷ってしまいがち。
コンシーラーは、自分の肌タイプや肌悩みによって使い分けることが大切です。今回は、目的別の選び方と使い方についてご紹介します。
《肌悩み別》コンシーラーの選び方と使い方のコツ
《クマ》クマのタイプ別に色味を選んで
クマには3つのタイプがあるので、それぞれに合ったコンシーラーの選び方が大切です。
クマの種類 | クマの原因 | コンシーラーの色味 |
---|---|---|
青クマ | 寝不足や疲れによる血行不良 | オレンジ系 |
茶クマ | 摩擦や紫外線などによる色素沈着 | イエロー系 |
黒クマ | 老化による皮膚のたるみやくぼみでできる影 | ベージュ系 |
コンシーラーの形状の選び方は、ナチュラルにカバーするならリキッドタイプのコンシーラーがおすすめ。肌によくなじむのでムラが起こりにくいです。濃いめのクマの場合は、スティックタイプを選ぶとしっかりカバーできますよ。
《ニキビ跡》やや暗めのカラー
ニキビ跡をカバーするコンシーラーの選び方は、基本的に肌色よりもやや暗めのベージュを選ぶとよいでしょう。ただし、ニキビ跡には3種類あるのでそれぞれに合う色味を選ぶと自然にカバーできます。
ニキビ跡のタイプ | コンシーラーの色味 |
---|---|
赤み | グリーン |
色素沈着 | イエロー・ライトベージュ |
クレーター | ライトベージュ |
塗る範囲がピンポイントの場合は、テクスチャーが硬めのスティックタイプがおすすめ。広範囲の場合は、リキッドタイプかチューブタイプがよいでしょう。
注意したいのは、肌から浮いてしまうことです。コンシーラーの色味が単体だと肌から浮いて見える可能性があるので、ベージュと混ぜながら使用して自分に合った色を作りましょう。
《シミ》固形タイプでしっかりカバー
シミを隠すコンシーラーの選び方のコツは、硬めのテクスチャーを選ぶこと。肌に密着しやすいので、濃いめのシミでもしっかりとカバーしてくれます。そばかすなどの薄く細かなシミが広範囲に広がっている場合は、リキッドタイプがおすすめです。
色味は、濃いめのベージュがベター。シミを隠したいときは、ベースのファンデーションも濃いめを選びましょう。明るめのファンデーションだとシミが灰色のようになり、肌がくすんで見えてしまいます。シミを隠すためには、ファンデーションとコンシーラーの色味を考えましょう。
《赤み》グリーンか黄みよりのベージュでカバー
小鼻の周りや口元などの赤みをカバーするには、グリーンのコンシーラーを使いましょう。グリーンは赤の反対色であることから、肌の赤みを補正して肌をきれいに見せてくれます。コンシーラーのテクスチャーは、リキッドタイプがよいでしょう。伸びがよく薄付きなので、ナチュラルに仕上がります。
使い方は、気になる部分にコンシーラーをのせたら指で薄く延ばし、最後はパフでトントンと肌に密着させましょう。ただし、グリーンのコンシーラーは白浮きしやすく、初心者には扱いが少し難しい点がデメリット。初心者の方は黄みよりのベージュを使用することで、失敗をさけられますよ。
《肌質別》コンシーラーの選び方と使い方のコツ
《乾燥肌》リキッドタイプや柔らかい質感のコンシーラー
乾燥肌の方は、水分量が多いリキッドタイプやクリームタイプなどの柔らかい質感のコンシーラーを選ぶとよいでしょう。硬めのテクスチャーのコンシーラーだと水分が少ないので、ひび割れてガサガサした仕上がりになってしまいます。
使い方のコツは、塗りすぎに注意すること。そもそもコンシーラーは、ファンデーションよりも水分が少なく乾燥しやすいです。塗りすぎると肌の水分を奪ってしまうので、乾燥を悪化させてひび割れの原因に。なるべく少量を意識してカバーしましょう。
《脂性肌》皮脂に強い硬めのスティックタイプ
脂性肌の方は、皮脂に強い硬めなテクスチャーのコンシーラーを選びましょう。スティックタイプはテクスチャーが硬めなのでおすすめです。 使い方のコツは、スキンケアで油分を抑えること。脂性肌の方は、皮脂が多いためコンシーラーがよれてしまいます。
保湿のしすぎは控え、化粧前に肌の油分をティッシュオフして、ベースに油分があまりない状態にしましょう。ベースを整えることで、コンシーラーのよれを防止できます。
《混合肌(インナードライ)》肌の部分別に使い分けると◎
混合肌の方やインナードライの方は、肌の部分別にコンシーラーを使い分けてください。皮脂の出やすいTゾーンはよれにくいスティックタイプ、乾燥しやすい頬はリキッドタイプを使用することで、時間が経ってもきれいな状態を保てるでしょう。
また、テカリやすい部分に皮脂を抑える下地を塗っておくと、コンシーラーのよれ防止によいのでおすすめ。