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クッションファンデーションに「下地」っている?必要な理由と上手な使い方を教えます!
若者から大人まで幅広く人気を集めるクッションファンデーション。しかし、クッションファンデーションには化粧下地の機能も含まれているアイテムが多いため、使うときに下地を塗るべきか迷う方も多いのではないでしょうか?
今回は、クッションファンデーションに化粧下地が必要かどうかと、下地を塗るときのクッションファンデーションの使い方を徹底解説。あわせて下地を塗らないときのクッションファンデーションの使い方も紹介しているので、気になる方はぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
クッションファンデーションに使う下地の選び方
化粧下地の役割を最大限に発揮するには選び方が大切
一口に化粧下地といってもさまざまな種類があるため、アイテム選びに迷いがち。選び方を間違ってしまうと役割が発揮できず、期待通りの仕上がりにならない恐れがあります。化粧下地を選ぶうえで、重要になるポイントは以下の3つ。
- ・肌質に合わせて選ぶ
- ・なりたい仕上がりに合わせて選ぶ
- ・肌悩みに合わせて選ぶ
では、この3つのポイントについてもう少し詳しく解説します。
肌質に合わせて選ぶ
崩れにくいベースメイクに仕上げるためには、肌質に合った化粧下地を選ぶことが大切。乾燥肌や脂性肌、敏感肌などそれぞれの肌質と相性がよいアイテムを選ぶようにしましょう。
例えば、乾燥肌の方は保湿力に優れているもの、脂性肌の方は皮脂を吸着させテカリを抑えてくれるもの、敏感肌の方は低刺激で肌への負担を抑えられるものがおすすめです。
なりたい仕上がりに合わせて選ぶ
理想の肌に近づきたい場合は、なりたい肌質に近づける化粧下地を選んでみてください。仕上がりの種類は大きくわけて以下の3つです。
- ・ツヤ肌
- ・陶器肌
- ・透明感肌
ツヤ肌に仕上げたい場合は保湿力が高いものやパールを配合しているもの、陶器肌に仕上げたい場合は肌表面がサラッと仕上がるものや凹凸をフラットにしてくれるもの、透明感肌に仕上げたい場合は、トーンアップしてくれるものや色補正をしてくれるものなどがおすすめです。
肌悩みに合わせて選ぶ
毛穴やくすみ、赤みなどがある場合は、それぞれの肌悩みがカバーできる化粧下地を選びましょう。化粧下地の時点である程度の肌悩みをカバーしておくことで、クッションファンデーションを塗ったあとの仕上がりがよりきれいになります。
具体的には、毛穴をカバーしたい場合は肌の凹凸をフラットにするポアプライマーを使い、くすみや赤みなどの色ムラをカバーしたい場合はコントロールカラーを使うなど、肌悩みに応じた機能を持つアイテムを選ぶことで、より理想的な仕上がりに近づきやすくなりますよ。
下地ありで崩れ知らず!クッションファンデーションの使い方
まずはスキンケアで肌を整える
化粧下地あり・なし関係なく、必ずおこなってほしいのがメイク前のスキンケア。肌にうるおいが不足したままの状態でいきなりメイクをすると、化粧のりや持ちが悪くなります。いくら化粧下地で肌を整えてからクッションファンデーションを塗っても、乾燥していては十分な役割を発揮できないため、決してこの工程は飛ばさないようにしましょう。
メイク前のスキンケアは、肌質に合わせて水分と油分をバランスよく保湿することが大切。化粧下地を塗っていてもメイク崩れが起きやすい方は、スキンケアを見直してみてください。
UVカット効果のないアイテムを使う場合は日焼け止めを塗る
化粧下地やクッションファンデーションにUVカット機能が含まれていない場合は、事前に日焼け止めを塗っておきましょう。塗るタイミングは、化粧下地の前に仕込んでおくのが基本です。
日焼け止めは、テクスチャーによって塗ったあとのベタっと感が気になるものもあります。その上からメイクを重ねるとヨレの原因になってしまうので、1度軽くティッシュオフをしてから化粧下地を塗るのがおすすめです。
下地を顔全体に塗る
スキンケアで肌を整え、日焼け止めでUV対策をおこなったら、化粧下地を塗っていきましょう。化粧下地は手で塗ってもよいのですが、スポンジなどを使うとムラなく均一に塗り広げられます。化粧下地の正しい塗り方は、以下のとおりです。
【化粧下地の塗り方】
- 1.化粧下地をパール大ほど手の甲に出し、額、両頬、鼻先、顎に点置きする
- 2.顔にのせた化粧下地を指で顔の内側から外側に向かって塗り広げる
- 3.水で濡らして固く絞ったスポンジで均一になじませる
化粧下地の役割を最大限に発揮するには、塗り方だけではなく量も大切。少なすぎると色ムラなどの原因になり、逆に多すぎると厚塗り感が出て崩れやすくなります。必ず適量を守ってください。また、スポンジに水を含ませることでフィット感が高まりますが、しっかり絞らないとムラになってしまうので注意が必要です。
クッションファンデーションを薄く塗る
化粧下地を塗ったら、ある程度肌が整っている状態なのでクッションファンデーションは薄付きでOK。塗る量はアイテムにもよりますが、パフの半分にファンデーションがつくくらいが目安です。カバーしきれない場合は、部分的に薄く塗り重ねていくと厚塗りが回避でき、きれいに仕上がります。 詳しいクッションファンデーションの使い方は以下のとおりです。
【クッションファンデーションの塗り方】
- 1.付属のパフにファンデーションを取り、顔の内側から外側に向かって軽くタッピングしながら塗る
- 2.パフを半分に折り、残っているファンデーションを小鼻や口角など細かい部分に塗る
- 3.何もついていないスポンジで余分なファンデーションを吸い取り、全体をなじませる
最後に何もついていないスポンジで全体をなじませることで、よりクッションファンデーションが肌に密着しやすく見た目も持ちもよくなります。仕上がりのよさや持続力を求める方は、この一手間を加えてみてください。
この記事を書いた人
shimmy
美容やコスメをこよなく愛する2児の母。好きなことを仕事にしたい!という思いから美容やコスメについて一から勉強し、コスメコンシェルジュの資格を取得。現在はその知識を活かすため美容ライターとして活動中。
最近はブログでアラサーならではの肌悩みや美容についてマイペースに発信中。