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肌タイプがわからない?自分の肌質がわかる診断方法とそれぞれに合ったスキンケア
みなさんは自分の肌タイプをきちんと把握していますか?「乾燥が気になるから乾燥肌かも」「テカリが気になるから脂性肌だろうな」と、なんとなく肌質を判断している人も少なくありません。
そこで今回は、自分の肌タイプがわからない人に向けて、自宅で簡単にできる肌タイプの診断方法をご紹介します。乾燥肌・脂性肌・混合肌向けのスキンケア方法もご紹介するので、自分の肌質に合ったお手入れ方法を知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
【乾燥肌向け】肌タイプ別のスキンケア方法
洗顔やクレンジングでは皮脂を落としすぎない
皮膚がカサつきがちな乾燥肌には、洗浄力の強い洗顔やクレンジングは厳禁。洗顔時に皮脂を落としすぎると乾燥を加速させてしまう恐れがあるので、マイルドに洗浄できるタイプを選びましょう。
乾燥肌におすすめのクレンジングは、クリームタイプや油脂系オイルです。洗顔料はアミノ酸系洗浄成分を配合したタイプを選び、よく泡立ててから使用しましょう。
化粧水や乳液は保湿成分を重視する
自ら潤う力が低下した乾燥肌は、潤いを与えるケアを優先的に行うことが大切です。化粧水や乳液は保湿成分が多く配合されたタイプを選びましょう。
乾燥肌におすすめの保湿成分として、セラミド・アミノ酸・ヒアルロン酸・ワセリンなどが挙げられます。成分を見ただけではわからない人は、乾燥肌向けのスキンケアラインで揃えるのも1つの方法ですよ。
油分が不足しているためオイルをプラスしてもOK
皮脂が不足している乾燥肌の人は、普段使っているスキンケアアイテムにプラスして美容オイルを取り入れてみましょう。美容オイルは皮脂の代わりとして皮膚の水分をキープする役割があるため、皮脂の分泌が少ない乾燥肌にはおすすめ。
保湿力の高い美容オイルは、ホホバオイル・アルガンオイル・エミューオイルが挙げられます。使い方は、洗顔後にブースターとして使う方法やスキンケアの仕上げとして使う方法があるので、取り入れやすい方法で試してみてください。
【脂性肌向け】肌タイプ別のスキンケア方法
洗顔やクレンジングで皮脂を落とす
顔全体がオイリーな脂性肌は、洗顔やクレンジングで皮脂をしっかり落とすケアが必要です。クレンジングはメイク汚れや皮脂がしっかり落とせるオイルタイプやバームタイプを選びましょう。また、クレイ系の洗顔料は皮膚表面の皮脂を吸着できるので脂性肌におすすめです。
ただし、べたつきが気になるからといって1日に何度も洗顔するのはNG!洗顔のしすぎが原因で余計に皮脂が分泌してしまうケースもあるので、洗顔の頻度は朝晩の2回に留めておきましょう。
化粧水や乳液はさっぱりしたタイプを使う
脂性肌がべたつきのある重めのスキンケアアイテムを使うと、オイリーに見えてしまうことがあります。テカリやべたつきを抑えるためにも、化粧水や乳液はさっぱりしたタイプを選びましょう。
店頭にテスターがなく使用感がわからない場合は、成分から使用感を推測する方法があります。BG(ブチレングリコール)やエタノールが配合されたタイプは、比較的さっぱりした使用感であることが多いです。一方、グリセリンが配合されたタイプはべたつきが気になることが多いので、脂性肌の人は注意しましょう。
必要に応じてニキビケアや毛穴ケアをする
皮脂の分泌が多い脂性肌は、ニキビや毛穴による肌トラブルが起こりがちです。化粧水や乳液でしっかり保湿をすると同時に、肌悩み対策も行いましょう。
大人ニキビが気になる場合は、グリチルリチン酸ジカリウムなどの抗炎症成分を配合したスキンケアアイテムがおすすめです。一方、毛穴の詰まりが気になる場合は、週1回のスペシャルケアとしてクレイパックを取り入れてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
kou
化粧品メーカーで商品開発に携わった経験を活かし、美容ライターとして活動中。コスメの知識を深めるため、日本化粧品検定1級の資格を取得。現在は1児の母として子育てに奮闘中。忙しくても肌は綺麗でいたいと願う女性たちに役立つ情報を発信します。