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肌タイプがわからない?自分の肌質がわかる診断方法とそれぞれに合ったスキンケア
みなさんは自分の肌タイプをきちんと把握していますか?「乾燥が気になるから乾燥肌かも」「テカリが気になるから脂性肌だろうな」と、なんとなく肌質を判断している人も少なくありません。
そこで今回は、自分の肌タイプがわからない人に向けて、自宅で簡単にできる肌タイプの診断方法をご紹介します。乾燥肌・脂性肌・混合肌向けのスキンケア方法もご紹介するので、自分の肌質に合ったお手入れ方法を知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
【混合肌向け】肌タイプ別のスキンケア方法
洗顔やクレンジングではTゾーンを中心に洗う
混合肌の人はTゾーンがオイリーになりやすいので、日々の洗顔やクレンジングではTゾーンを中心に洗うようにしましょう。混合肌におすすめの洗い方は、しっかり泡立てた洗顔料をTゾーンになじませてから、やさしく円を描くように洗っていきます。
その後、Uゾーンは摩擦を与えないように泡を押し込むイメージで洗っていきましょう。Tゾーンの皮脂を落としつつUゾーンをやさしく洗うことで、全体のバランスが整って乾燥やべたつきが目立たなくなります。
化粧水や乳液では潤いをしっかり与える
混合肌の人は部分的にオイリーに見えますが、角層内では水分が不足していることもあります。べたつきが気になるからといって、保湿ケアを怠るのはNG!毎日のスキンケアでは、化粧水や乳液でたっぷりと潤いを与えましょう。
混合肌には、セラミドなどの高保湿成分を配合しつつ、べたつきが少ないタイプのスキンケアアイテムがおすすめ。また、化粧水を付けるときは乾燥しがちなパーツに重ね付けするようにしましょう。
パーツごとでアイテムを使い分けるのもおすすめ
乾燥するパーツとオイリーなパーツをあわせ持つ混合肌は、パーツごとでアイテムを使い分ける方法もおすすめです。たとえば、乾燥が気になるパーツには油分が多めのこっくりしたタイプの化粧水を使い、オイリーなパーツにはオイルフリーのさっぱりとした化粧水を使う方法があります。
パーツごとでアイテムを分けるのが面倒な場合は、部位ごとで使用するアイテム数を変えるのもおすすめ!乾燥が気になるパーツにのみ、化粧水・乳液にプラスしてクリームやオイルを重ね付けしてみてはいかがでしょうか?
肌トラブルが起きやすい人は敏感肌の可能性も!
敏感肌とはどんな肌質?
ちょっとした刺激で皮膚の赤みやかゆみを感じる肌質の人は、敏感肌に該当する可能性があります。敏感肌は肌のバリア機能が低下した状態で、角層内に異物が侵入しやすいことが特徴です。
敏感肌になる原因は、生まれつき肌が弱い先天的なケースもありますが、乾燥や生活習慣の乱れにより後天的に敏感肌に傾くケースも少なくありません。生まれつき肌が強いタイプでも、ちょっとしたきっかけで敏感肌になる可能性はあります。
敏感肌の診断方法
自分が敏感肌なのかわからない人は、以下の項目に当てはまるかチェックしてみましょう。当てはまる項目が多い場合は、敏感肌の可能性が高いです。
敏感肌の見分け方
- ・肌が乾燥すると、かゆくなることが多い
- ・汗をかくと皮膚がかゆくなる
- ・化粧品により皮膚が赤くなったり、かゆくなったりすることがある
- ・花粉や動物などのアレルギーを持っている
敏感肌におすすめのスキンケア方法
敏感肌の人は、肌に余計な刺激を与えないことが重要です。クレンジングは洗浄力がマイルドで、こすったり拭き取ったりといった物理的な刺激を与えないタイプがおすすめ。化粧水や乳液も、肌刺激につながりやすい成分が含まれていないタイプを選びましょう。
自分の肌に合わない成分がわからないときは、低刺激性のスキンケアラインを使用するのがおすすめ。低刺激性のスキンケアラインは、エタノールや香料などが含まれていないケースが多いので、敏感肌でも比較的トラブルなく使用できます。
肌タイプがわからないときはきちんと診断して適切なケアをしよう
今回は自分の肌質がわからない人に向けて、普通肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌・敏感肌の見分け方をご紹介しました。肌質に合ったスキンケアを行うためにも、自分がどのタイプに当てはまるのかわからない人はぜひチェックしてみてください。
ただし、肌質は季節や生活習慣によって変化するので、定期的に再診断することが必要です。日頃から肌状態をチェックして、その時々に合ったスキンケアを心がけましょう。
この記事を書いた人
kou
化粧品メーカーで商品開発に携わった経験を活かし、美容ライターとして活動中。コスメの知識を深めるため、日本化粧品検定1級の資格を取得。現在は1児の母として子育てに奮闘中。忙しくても肌は綺麗でいたいと願う女性たちに役立つ情報を発信します。