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きめ細かい肌はこう作る!なめらか美肌を目指すためのスキンケア方法をチェック
「きめ細かい肌ってどんな肌?」「きめ細かい肌にするにはどうすればよいの?」陶器のようなきめ細かい肌は、誰もが憧れる美肌ですよね。きめ細かい肌になるためには、肌のきめが粗い原因を知って正しいスキンケアをすることが大切です。
今回は、きめ細かい肌になるための美容アイテムの選び方やスキンケアの方法を解説。きめ細かい肌になるための生活習慣についても紹介しています。なめらか美肌になりたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
なぜきめ細かい肌が乱れるの?|5つの原因
メイク落としや顔を触る癖による摩擦などの刺激
肌のきめが乱れる原因の1つは、強すぎる肌への摩擦です。
【肌のきめが荒れてしまう摩擦の要因】
- ・クレンジングや洗顔でゴシゴシこする
- ・スクラブ入りのピーリングの使用頻度が多い
- ・剥がすタイプの毛穴パックをしている
- ・肌のマッサージを強くやりすぎている
- ・顔に触れたりこすったりする癖がある
このように肌に直接強い刺激を与えると、きめの粗い肌になってしまいます。肌に触れる際は「やさしく」が基本です。そのため、上記のような癖がついてしまっている場合は気を付けるように心がけましょう。
紫外線などの外的刺激でバリア機能が低下
紫外線の外的刺激は、肌のきめを乱す大きな原因です。日焼け止めなどでUV対策をしないまま紫外線を浴びると、肌のバリア機能が低下。バリア機能が低下した肌は、肌の保水力が保たれずに水分が蒸発しやすくなり乾燥します。
乾燥した肌は、肌が凸凹してざらついたきめの粗い肌に…。きめ細かい肌になるには、紫外線対策が重要です。
加齢などでターンオーバーが乱れている
正常なターンオーバーのサイクルでは皮膚組織の細胞が生まれ変わり、最終的には角質層となって肌から剥がれ落ちます。しかし、加齢が進むと肌のターンオーバーのサイクルが乱れ、未成熟な角質層が生産されるのです。
この未成熟な角質層は、形がバラバラで大きさも不揃い。剥がれ落ちる機能も低下しているため、皮膚表面の凸凹が激しく、きめの粗い肌となってしまいます。
メイク汚れの残りや過剰な皮脂分泌で角栓が詰まる
メイク汚れが残ったまま放置したり過剰な皮脂分泌が起こったりすると、角栓が詰まってしまいます。角栓が詰まると肌触りがざらざらして、肌のきめは粗い印象に。
詰まった角栓を放置すると皮脂が酸化して黒くなり、黒ずみ毛穴となってしまいます。黒ずみ毛穴は肌の美しさを低下させるので、きめ細かい肌作りのための毛穴対策は重要です。
乾燥して水分や油分が保たれず肌がごわつく
乾燥は肌のきめを乱す大きな原因です。きめ細かい肌の状態とは、ふっくらと盛り上がった皮丘と、網目状の溝である皮溝がひし形や四角形に並んでいることとお伝えしました。
ところが、肌が乾燥すると皮丘が小さくなり皮溝の溝はバラバラに。肌表面が凸凹してしまうため、きめが粗い状態になってしまうのです。肌表面が凸凹した状態は水分や油分を保つ機能が低下しているので、ターンオーバーが乱れ肌表面がごわつきます。
きめ細かい肌にするための美容アイテムの選び方
保湿成分でバリア機能をサポート
先述したように、乾燥は肌のきめを乱す大きな原因になるものです。空気中の乾燥だけでなく、紫外線や加齢によるターンオーバーの乱れが肌を乾燥させます。
乾燥を予防するためには、きちんと保湿してくれるスキンケア成分を配合した美容アイテムを選びましょう。
【肌の保湿によい成分】
- ・セラミド
- ・NMF(天然保湿因子)
- ・ヒアルロン酸
- ・コラーゲン
化粧水や乳液、美容液などの化粧品のうち1つでもよいので、これらの保湿成分が配合されたアイテムに変えてみてください。乾燥によるダメージから肌を守ることでバリア機能がきちんと働き、きめ細かい肌へと導きます。
美容成分で肌トラブルから肌を守る
きめ細かい肌のためには、毛穴のトラブルや肌のターンオーバーの乱れなどの肌トラブルによい美容アイテムを選ぶことも大切です。とくにビタミンC誘導体は、皮脂の過剰分泌を抑えるので角栓が詰まりにくくなり、ざらつきのないツルツル肌に導きます。
ただし、皮脂の分泌を抑制するビタミンC誘導体は塗りすぎると乾燥してしまう場合もあるので、肌の状態をよく観察して適切な量を使用しましょう。