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《囲みネイル》の魅力を大公開!基本のやり方&シンプルなのにおしゃれなデザイン20選
ネイルの外側をぐるりと囲んだ囲みネイルは、可愛い印象にも大人っぽい印象にもなれるおしゃれなネイルデザイン。セルフでやってみたいけれど、やり方がわからない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、囲みネイルの魅力やおしゃれなおすすめデザイン20選をたっぷりご紹介。セルフでの簡単なやり方もお伝えするので、セルフネイラーさんはぜひ参考にしてくださいね。
ぐるりと囲ったアクセントが可愛い!囲みネイルの魅力
魅力(1)ワンカラーに囲みアートを施すだけでおしゃれさが増す
囲みネイルの大きな魅力は、ワンカラーに施すだけでおしゃれさがアップすること。ワンカラーに囲みアートをあしらうと、シンプルなのに目を引く印象的なデザインになります。
もちろん、囲みネイルはニュアンスアートなどのアートを施した上にあしらってもOK。どんなデザインと組み合わせてもよいアクセントになるので、ワンランク上のおしゃれなネイルデザインにしたいときに取り入れるのがおすすめです。
魅力(2)囲みラインの太さやカラーによってイメージが変化する
囲みラインの太さやカラーによってイメージが変化することも、囲みネイルの魅力の一つです。囲みラインが細いと繊細な印象に、太いとコロンとした可愛い印象になります。
カラーの違いでは、ダークカラーの囲みラインはキリッと引き締まった大人っぽい印象、明るいカラーの囲みラインは柔らかでやさしげな印象に。メタリックラインやクリアなぷっくりラインで囲むと、トレンド感のある仕上がりになりますよ。
魅力(3)チェーンやストーンなどパーツを使って囲うことも可能
囲みネイルは、ジェルやマニキュアだけでなくチェーンやストーンなどのパーツを使って囲うことも可能です。パーツを使って囲うことで、より印象的でインパクトのある囲みネイルを作れます。
チェーンを使って囲むとクールな印象に、ブリオンなどの小ぶりなパーツで囲むとさりげなく存在感をアップしつつ上品な印象に、パールストーンで囲むと大人可愛い印象になるので、ぜひやってみてください。
セルフでも簡単!囲みネイルの基本的なやり方
必要な道具
基本的な囲みネイルのやり方では特別な道具が必要なく、ほとんどのアイテムがワンカラーネイルに使う道具でまかなえます。しかし、囲みラインを引くために細筆(ライナー筆)が必要になるので、持っていない人は用意しましょう。
【囲みネイルに必要な道具】
- ・エメリーボード
- ・スポンジファイル
- ・キューティクルリムーバー
- ・キューティクルプッシャー(ウッドスティック)
- ・キューティクルニッパー
- ・ダストブラシ
- ・コットン
- ・エタノール
- ・ベースコート(ベースジェル)
- ・ベースカラーに使うお好みのネイルカラー
- ・囲みアートに使うネイルカラー
- ・細筆(ライナー筆)
- ・トップコート(トップジェル)
- ・UV/LEDライト(ジェルの場合)
【STEP1】爪を整えベースコート(ベースジェル)を塗る
囲みネイルはネイルの外周をぐるりと囲うデザインなので、爪の形を整えたり甘皮を処理したりする下準備の工程がとても大切です。3ステップのやり方で丁寧に下準備をして、綺麗な囲みネイルのための土台を作りましょう。
【下準備のやり方】
- 1.自爪の長さと形を整える
- 2.甘皮の処理をする
- 3.拭き取りをしてベースコート(ベースジェル)を塗る
自爪の長さと形を整える
まずは、エメリーボードやスポンジファイルと呼ばれるネイルファイル(爪やすり)を使って自爪を削り、長さや形をきれいに整えることから始めましょう。エメリーボードで爪を削って長さや形を整え、その際に出たバリをスポンジファイルで落とします。
エメリーボードやスポンジファイルをかけるときは、往復がけせず一方向に向かって滑らせるようにするのがポイントです。
甘皮の処理をする
爪の長さを整えたら、甘皮の処理をします。爪の根元にキューティクルリムーバーを塗って甘皮を柔らかくしたら、キューティクルプッシャーやウッドスティックを使って甘皮をやさしく押し上げましょう。
甘皮を無理に押し上げると痛みが出るので、力加減とやりすぎには注意してくださいね。甘皮を押し上げられたら、余力がある人はキューティクルニッパーを使って余分な甘皮やささくれをカットします。
拭き取りをしてベースコート(ベースジェル)を塗る
長さ・形を整えて甘皮を処理したら、ダストブラシで爪を削ったときに出た粉を払います。最後に、エタノールを含ませたコットンで爪の表面を拭き取って下準備は終了です。
拭き取りの際は、爪のキワや甘皮ポケット、爪の裏側までしっかり拭き取ってくださいね。拭き取りが終わったら、ベースコート(ベースジェル)を塗って乾燥(硬化)します。
【STEP2】好みのネイルカラーやアートを施す
ベースコート(ベースジェル)を塗れたら、お好みのネイルカラーを使ってワンカラーやニュアンスアートを施します。セルフネイル初心者さんは、ひとまず簡単にできるワンカラーから始めるのがおすすめです。
必要に応じて二度塗りし、囲みネイルのベースが作れたら乾燥(硬化)しましょう。
【STEP3】細筆にネイルカラーをとり少しずつラインを引く
ベースとなるカラーやアートができたら、いよいよ囲みアートを施します。ネイルカラーを使って描く基本の囲みアートのやり方は、細筆(ライナー筆)にお好みのカラーをとって少しずつラインを引いていくだけ。
囲みラインをまっすぐ引くために、爪をさまざまな角度へ傾けながら行いましょう。また、両手をテーブルに乗せるなどして動かないように固定すると、細いラインでもブレずに引きやすくなりますよ。
【STEP4】トップコート(トップジェル)を塗って完成
囲みラインが引けたら、最後にトップコート(トップジェル)を塗って仕上げます。囲みラインをしっかりコーティングできるように、キワまでもれなく丁寧に塗りましょう。
トップコートは塗り終わったら乾燥させ、トップジェルはライトに入れて硬化させます。拭き取りが必要なトップジェルを使用する場合は、未硬化ジェルの拭き取りをしっかり行いツヤを出してくださいね。
《繊細な印象の極細ライン》おしゃれな囲みネイルデザイン5選
囲みネイルのトレンドは、ゴールドのメタリックラインで囲んだデザインや、ぷっくりと立体的なクリアラインで囲んだデザイン。極細のラインで囲むと繊細な印象に、太めのラインで囲むと可愛い印象になります。また、あえてラフにラインを引いた無造作な囲みネイルも今っぽくて人気のデザインの一つです。
ここからは、おしゃれな囲みネイルデザインを線の太さや種類別に紹介するので、ぜひ参考にしてください。
カーキ×ブラックラインが大人っぽい秋冬にぴったりの囲みネイル
カーキのワンカラーネイルをブラックの極細ラインで引き締めた、大人っぽい囲みネイルです。とても繊細な囲みラインなのに、確実にネイルの存在感をアップさせておしゃれにみせています。
片方の手にはトレンドのべっ甲アートがあしらわれており、秋冬にぴったりのシックな雰囲気。アシンメトリーネイルは一度に2種類のアートが楽しめるため、おしゃれ好きの人にぴったりです。
シアーブラウンをブラックで引き締めた上品シンプルな囲みネイル
透け感のあるブラウンに極細のブラック囲みラインを引いた囲みネイルです。根元にはゴールドのパーツがあしらわれており、上品で可愛い印象となっています。もう片方の手は、ワンカラーにゴールドラメをあしらった華やかさを感じさせるデザイン。
左右の手でデザインが異なるアシンメトリーネイルではありますが、ベースカラーをベージュやブラウン系のカラーでまとめて統一感を出しています。
美しい極細ラインがおしゃれなアシンメトリー囲みネイル
片手にはゴールドラメを使ったニュアンスネイルを、もう片方の手には全面ゴールドのミラーネイルをあしらったアシンメトリーの囲みネイルです。全体的にゴールドを主役としたネイルデザインで、華やかさと存在感が魅力的ですね。
全面ミラーネイルをホワイトの囲みラインで縁取ることで、ミラーネイルのギラつきを上品で可愛いイメージに昇華しています。派手すぎるからと全面ミラーネイルを敬遠していた人は、このデザインを参考にやさしげカラーで囲って柔らかい印象にしてみてはいかがでしょうか。
輝きがひと味違うシルバーラメの囲みネイル
グレージュカラーをベースに極細のシルバーラメラインをあしらった、輝きが美しい囲みネイルです。シンプルなデザインながら、キラキラと光るラメラインが印象的ですね。
このデザインでは、親指だけダークブラウンを使ったニュアンスアートとなっているのがおしゃれなポイントです。ワンカラーをベースにした囲みネイルだけではシンプルすぎると感じる人は、1〜3本程度アートを施す指を作ってみましょう。
ニュアンスアートでトレンド感たっぷりのメタリック囲みネイル
ニュアンスネイルをゴールドのメタリックラインでぐるりと囲んだ囲みネイルです。極細のメタリックラインが繊細さを感じさせ、上品で大人っぽい仕上がりとなっています。
ベースにはニュアンスアートが施され、ダークブラウンをぼかした上からゴールドのラメや箔を乗せているのがおしゃれですね。ラメやホロ、箔などを使って囲みネイルをするときは、囲みラインもメタリックな質感にすると統一感が出せるので、セルフネイラーさんはぜひ参考にしてください。
《存在感◎の太めライン》おしゃれな囲みネイルデザイン5選
ミルキーなホワイトで縁取ったキュートな雰囲気の太め囲みネイル
フレッシュなオレンジを主役にしたニュアンスネイルを、ミルキーなホワイトで縁取った囲みネイルです。とろんとした雰囲気の太めの囲みラインが、シロップやミルクのようで可愛いですね。
このデザインはアクティブな印象が強めなので、とくに夏のレジャーの時期にぴったり。囲みネイルはベースがカラフルでもおしゃれに仕上がるので、ぜひやってみてくださいね。
ホワイト×ゴールドで作るシンプルなのにゴージャスな囲みネイル
シンプルなホワイトのワンカラーネイルに、ゴールドのうねうね模様をあしらった囲みネイルデザインです。囲みネイルとなっているのは両手合わせて2本だけですが、その他の指にもゴールドのうねうね模様があしらわれているため統一感があります。
ベースがシンプルなぶん、メタリックな質感が際立ってとてもおしゃれですね。セルフで簡単にできるアートなので、ぜひミラーパウダーを準備してチャレンジしてみてください。
ベリーカラーが大人可愛い印象的な囲みグラデーションネイル
ベリーカラーをぼかして作る、シンプルながらニュアンス感のある囲みグラデーションネイルです。じゅわっとにじんだような質感が美しく、つい見惚れてしまうような仕上がりとなっています。
もう片方のネイルは、シンプルなホワイトをベースにしたブラックの囲みネイル。囲みラインだけでなく直線のフレンチラインが引かれている指もあり、モードで大人っぽい印象です。
ベージュや水色カラーを仕込んだぷっくりうねうね・囲みネイル
クリアなぷっくり・うねうねラインが印象的な、大人可愛い囲みネイルです。基本的にはベージュトーンでまとめられていますが、クリアなぷっくりラインの下に水色が仕込まれているものもあり、よいアクセントとなっています。
クリアなぷっくり囲みネイルの魅力は、ぷるんとした透明感と可愛い雰囲気。ベースをカラフルにすると可愛い印象がより強くなるので、ポップなネイルがお好みの人はぜひカラフルなベースカラーでやってみてください。
クリアジェルの下に埋め込んだシェルが可愛い透け感囲みネイル
ラメ入りのピンクカラーをベースにした、可愛い印象のクリアなぷっくり囲みネイルです。クリアな囲みラインにはカラフルなシェルが埋め込まれており、ただのクリアラインよりも印象的な仕上がりとなっています。
クリアな囲みライン以外にもゴールドのメタリックな囲みアートも施されており、2種類の囲みネイルが楽しめるネイルデザインです。
《ゴールドメタリックライン》おしゃれな囲みネイルデザイン5選
シェルタイルアートと組み合わせた大人のシンプル囲みネイル
シンプルなホワイトのワンカラーをベースにした、ゴールドメタリックの囲みネイルです。アクセントでシェルタイルアートが施されているため、カラフルさがプラスされておしゃれに仕上がっています。
このデザインのポイントは、シェルタイルアートの縁取りと囲みアートの両方にゴールドのメタリックラインを使用して統一感を出しているところ。シェルのカラー選びが涼しげなので、夏のビーチによく合いそうなネイルデザインです。
マットダークブラウン×ゴールドが上品なメタリック囲みネイル
ダークブラウンをマットな質感にしたシックなワンカラーネイルに、ゴールドのメタリック囲みラインをあしらった大人シンプルな囲みネイルです。ベースをマットにするだけでグッとシックな印象になり、秋冬にぴったりのネイルデザインとなっています。
もう片方の手は、ゴールドの輝きを閉じ込めた神秘的なもやもやニュアンスネイル。左右でまったく異なるデザインなのに不思議と統一感があるのは、どちらの手にもゴールドが使用されているからだといえるでしょう。
モーヴピンクが今っぽい大人ガーリーな囲みフレンチネイル
絶妙なくすみ加減が今っぽいモーヴピンクをベースにした、大人可愛い囲みネイルです。囲みラインに加えてフレンチラインも描いた囲みフレンチデザインとなっている指もあり、指先を美しく演出しています。
また、アクセントとして全面ミラーが取り入れられていますが、モーヴピンクの上品さとうまく調和してギラつきすぎない柔らかな印象に。インパクトがありつつ上品さを感じさせる、大人の女性にぴったりなネイルデザインです。
爪先のラメが美しいガラスフレンチ風囲みネイル
大人可愛い赤みブラウンをベースにした、ガラスフレンチ風の囲みネイルです。爪先にあしらわれたブロンズ系ラメの輝きが美しく、シンプルながら目を引くデザインとなっています。
もう片方の手にはグレージュカラーをベースにしたニュアンスアートがあしらわれ、トレンドを押さえた今っぽい仕上がりに。全体的にトーンを落としたくすみカラーが使われているので、秋にぴったりのネイルデザインです。
ゴールドミラーをブリオンで縁取ったパーツアレンジの囲みネイル
ゴールドの太め囲みラインをブリオンで縁取った、キュートな雰囲気の囲みネイルです。メタリックの囲みラインを太めに引くと境目がぼやけてしまいがちですが、ブリオンを並べることでくっきりと囲みラインが際立つ仕上がりになっています。
囲みネイル以外の指にも、多彩なカラーのブリオンやストーンがちりばめられているのがおしゃれですね。
《目を引く無造作ライン》おしゃれな囲みネイルデザイン5選
インクアートの上から施したホワイトラインの無造作囲みネイル
ベージュのワンカラーの上からブラウンのインクを垂らし、さらにその上へホワイトの無造作ラインをあしらった囲みネイルです。インクで囲みラインの下地を作ることで、ホワイトの囲みラインがより際立っておしゃれにみえますね。
片方の手には個性的なニュアンスネイルが施されていますが、両手とも使用されているベージュカラーが同じなので統一感のある仕上がりとなっています。
チェーン状に施したラインがおしゃれなニュアンス囲みネイル
ブラウンのワンカラーをベースに、ランダムなメタリックラインを描いた囲みネイルです。あえてラインをクロスさせることによって、ニュアンス感の強いこなれた印象になっています。
無造作な囲みネイルは、線がガタついてもおしゃれにみえるため、セルフネイル初心者さんや不器用な人でも挑戦しやすいデザイン。簡単に今っぽい囲みネイルが作れるので、ぜひチャレンジしてみてください。
あえてラフに引いたラインがおしゃれな囲みフレンチネイル
フェミニンなライラックカラーをベースにした、大人可愛い囲みフレンチネイルです。爪の形に合わせたフレンチラインを描くことで爪が縦長にみえ、美しい手元を演出します。
このデザインのポイントは、すべての指をライラックカラーにせず、レオパード柄のようなニュアンスアートも取り入れていること。ニュアンスアートを挟むことによって、ほどよい抜け感とアクセントになっています。
きっちり囲みきらないのがおしゃれなうねうね囲みネイル
うねうね模様を利用して作る、ニュアンス感たっぷりの個性派囲みネイルです。あえて囲まない部分を残すことで、ほかの囲みネイルとはひと味違ったインパクトのある仕上がりとなっています。
こっくりブラウン×ゴールドという組み合わせがゴージャスな雰囲気で、秋や冬にマッチしそうなデザインですね。
砂ジェル×ブラウン×ゴールドで作る上品なランダム囲みネイル
3種類のジェルを使ってぐるりと囲んだ、シンプルなのに個性的な囲みネイルです。砂浜のような質感が魅力の砂ジェルとダークブラウン、ゴールドの3色を使うことで、単色の囲みネイルでは出せない存在感を演出しています。
加えて、クリアなぷっくりお花ネイルがあしらわれておりよいアクセントに。お花の中央に埋め込まれたパールストーンが、ネイル全体の上品さを格上げしていますね。
セルフでも楽しめる囲みネイルで爪先をおしゃれに彩って
今回は、可愛い印象にも大人っぽい印象にもなれる囲みネイルのおすすめデザインをご紹介しました。ゴールドの囲みネイルからクリアなぷっくり囲みネイル、個性派デザインまで、さまざまなネイルデザインがありましたね。
囲みネイルは、やり方が簡単なのでセルフネイル初心者さんでも楽しめます。まずは、シンプルなワンカラーをベースにした囲みネイルから始めてみてください。